頭文字D ARCADE STAGE 8 ∞ †
頭文字D ARCADE STAGE 8 ∞(イニシャルディー・アーケードステージ エイト インフィニティ、以下D8)とは、
セガのアーケード用レースゲーム『頭文字D ARCADE STAGE』シリーズの第8弾。2014年7月17日稼動開始。
- 2014年9月18日、version1.2+Bへバージョンアップ。
新コース「箱根」、タッグバトル、公道の追加ストーリー、新機能、新マイキャラ追加された。
- 2015年7月17日、version1.2+Dへバージョンアップ。
「EX SPEC」開放、キャンペーン限定の4車種を開放、対戦バランス調整 「Rev.6」 実施
- 2017年4月27日、version1.2+D Rev.12をもってオンラインサービスが終了した。
本作は新作の頭文字D Zero稼働から約1か月でオンラインサービスが終了した*1。
なお、頭文字D Zeroへのデータ引継ぎは不可能となっているが、代替特典としてD8での走行距離に応じ、
ドライバーズポイントや新劇場版頭文字DLegendシリーズの特製マイフレームを頭文字D Zero公式サイトの専用ページを介して入手できる。
入手には頭文字D Zeroで使うAime(またはバナパス、おサイフケータイ)に、SEGA ID(登録無料)の登録が必要。
詳しくはこちら。現在は受け取り期間が終了しているため入手出来ない。
システム変更点・新要素 †
キャラクターの追加 †
原作から『ARCADE STAGE Ver.3』以降除外された4名が復活。
- 御木(みき)
- 声…山崎 たくみ
- 所属…なし
- 搭乗車種…ST205 セリカ GT-FOUR
- ボディカラー…ブラック
- ナンバー…群馬 73 よ 27-431
- 川井 淳郎(かわい あつろう)
- 声…佐々木 誠二
- 所属…セブンスターリーフ
- 搭乗車種…ER34 スカイライン 25GT-TURBO
- ボディカラー…ダークブルーパール
- ナンバー…栃木 34 ほ 22-936
- ランエボVの男*2
- 声…天田 益男
- 所属…なし
- 搭乗車種…CP9A ランサー RS エボリューションV
- ボディカラー…スコーティアホワイト
- ナンバー…熊谷 30 あ 12-159
- ランエボVIの男*3
- 声…真殿 光昭
- 所属…なし
- 搭乗車種…CP9A ランサー GSR エボリューションVI トミ・マキネンエディション
- ボディカラー…スコーティアホワイト
- ナンバー…熊谷 36 よ 86-502
声優変更 †
- 舘 智幸
- 声…遠藤 大智
※アニメFinal Stageでも同様にキャスト変更が行われており、前作まで(D6・D7のゲーム中音声は、D5の流用)*4の「中田和宏」の休業が理由とされている。
車種関連 †
- 『ARCADE STAGE Ver.3』以降除外されていたキャラクターと共に、その搭乗車も復活。新規車種も2台追加された。
※この内ST205、R35以外の4台は稼働直後は購入できず、不定期に行われた車種開放キャンペーン達成で購入可能となっていたが、2015年7月17日のアップデートで常時購入可能となった。GT-R NISMOはノーマルのGT-Rと入れ替わる形で登場*5。
マシンの挙動について †
- 加速力が歴代作に比べかなり高め。コースやチューニングによっては僅か約2秒で100km/hに達する。
特に箱根では僅か1秒で100km/hまで超加速する。その途方もない加速力は初代セガラリーを彷彿とさせる。
その分最高速は基本的に抑えられており、道幅が狭く複雑ないろは坂、八方ヶ原等では約130km/h程しか出ない。
だが直線が多く、尚且つコース全長も10.7kmと長い箱根では、通常時で217km/hの最高速を誇る。
- ドリフトは前作より長めにブレーキを踏まないとランプが付かない仕様になっている。
その分、ドリフトが決まった時のコーナリングスピードは「減速前の-2〜3km/h」とかなりのハイスピードである。
- チューニングの差も前作より極端となった。初期状態では、ステアリングを切ると「ノーブレーキ走法」ができるほど一気に減速してしまう。
逆にSPEC4のロールバーやSPEC5チューニングの完了後は、ステアリングを切っても一切減速しなくなる為、ドリフト走法が必須となる。
- 店内対戦と全国対戦のブーストON時のレースでは、1人プレイ時よりも多くのカーブでドリフトを発動可能。
ドリフトを発動し、尚且つ壁ヒットが少ない程、後追い時やゴール前でのブーストが貯まっていく。
青ランプよりも黄色ランプのドリフトを発動したほうがブーストが貯まりやすい。
この状態でゴール前でのブーストが発動すると、そのコースの通常時の上限を遥かに超えた最高速*6になることもある。
コース関連 †
- コースの追加
- D7AAXでのコースに加え、新たに「箱根(MAZDA ターンパイク箱根)」と「もみじライン」が上級コースとして追加。
- なお、もみじラインは過去作品であるPS2ソフト『頭文字D Special Stage』で登場*7していたが、アーケードでは初となる。
PS2版と同様、今回もヘアピンの角度変更、コース外路肩の大幅拡張という形でデフォルメされている。
PS2版の滑りやすさの名残か、他コースを圧倒するほどドリフト中のオーバーが激しく、難易度の高さはそのままといえる。
- ※「箱根」と「もみじライン」は稼働直後では選択できなかった*8が、2014年8月8日に「もみじライン」のみが追加された。
2014年9月18日にバージョンアップ(version1.2)として「箱根」が追加された。
- 海外版ではロケテとして箱根が早くも解禁されていた。
- コースの並び順変更
- 難易度を基準に根本的に変更。秋名湖〜いろは坂までは前作同様だが、それ以外の順番は大きく異なる。
- コースの難易度変更
- 赤城と秋名が「上級」から「中級」に、筑波が「超上級」から「上級」へ変更された。
- コースの削除
- D7の追加コースであった土坂(雪)と筑波(雪)が廃止された。
その他 †
- メニュー関連
- コイン投入前のデモ画面にファクトリーメニューが追加された。
ビューボタンを押す事で、無料でガレージの閲覧やD.NET利用権30日分購入(300円)が可能。
- BGM選択時にビューボタンで変更すると、そのBGMのサビが流れるようになった。
- コースの次カーブ予告が表示されるようになった。カーブ予告は設定画面で表示・非表示が選択できる。
- PS2版やVer.3までオプション設定で存在していた、「紙コップ」が復活。
壁ヒットや溝またぎの失敗によって水がこぼれる演出が入り、水量ゲージが減る。衝撃が大きいほど、ゲージも多く減る。
- タイムアタック関連
- ランクごとのタイム基準が前作より更に厳しくなり、その厳しさはシリーズ中一となった。
特に秋名湖や碓氷や箱根等、スペシャリストランクは番車でないとほぼ取れないコースもあるほど。
他の作品より手を抜くと高ランクが取れないので、コースを覚え、本気で挑むことが求められる。
このような事態が発生したためか、次回作のD0ではランクごとのタイム基準が易しくなり、番車以外でスペシャリストランクが取れない事態は解消されている。
- Version1.2からはこのモードでのみ、ドライビングラインが表示可能となった。ガレージの設定画面で表示・非表示が選択できる。
- 全国対戦関連
- 今作の全国対戦はクラス制で、原則同クラスの相手とマッチングしていた。
ただ同じクラスが居ない場合や昇格戦では上下のクラスが相手になったり*9、対戦中に切断等の不正行為を行い自らのクラスを下げ、常に格下のプレイヤーを相手とする悪質なプレイヤーとマッチングする事も往々にしてあった。
- 相手を100m以上離して連勝しすぎ、同じコースで勝ちすぎ、複数コースでゴールタイムが速すぎ*10の何れかを満たすと、
低いランクからでもA3ランクまで「特別昇格」する場合があった。
- 全国対戦では後追い状態になると、先行時に比べて極端に黄ドリが出にくい仕組みになっていた。
- D6までと同様、このモードをプレイするとマイキャラゲージを獲得でき、昇格時や3連勝時にはボーナスとして多く獲得できた。
- チューニング関連
- チューニングに必要なポイントが前作より安くなった。また、1度SPEC5チューニングを全て完了した車両を再度購入する時、
特殊パワーチューンが存在するAE86系の4台*11、インテグラ、Z33ではパワーチューンの選び直しも可能。
再購入時は無料で入替可能だが、その際色は初期色、ナンバーは群馬県内*12から選び直し、用品やエアロも組み直しとなる。
※因みに渉のハチロクレビン、啓介と恭子の前期FDの選択式ロールバーも選び直すことが出来る。
※車のチューン状況保存はスペック単位なので、スペック途中で削除した場合は再購入後そのスペックの最初からやり直しとなるので注意。
- アルミホイールメーカーのSPEED STAR WHEELのロゴがtanabeになっている。
SPEEDSTARは2005年1月に自己破産しており、2005年10月にtanabeがSPEEDSTARの事業を買収した影響と思われる。
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