頭文字D ARCADE STAGE Zero


頭文字D ARCADE STAGE Zero

頭文字D ARCADE STAGE Zero(イニシャルディー・アーケードステージ ゼロ、以下D0)とは、
セガ・インタラクティブが2017年3月7日に稼働を開始したアーケード用レースゲーム『頭文字D ARCADE STAGE』シリーズの第9弾。
従来は原作及びTVアニメシリーズをベースとしていたが、今作から新劇場版 頭文字Dをベースとし、キャラクターやBGMを一新。
筐体等も新デザインとなり、タイトルのナンバリングも「0」からのスタートとなる。


公式サイト「http://initiald.sega.jp/inid0/
公式PV「https://www.youtube.com/watch?v=EBYlaBm6-Mo
紹介映像「https://www.youtube.com/watch?v=kSZRDbSAHDI&t=85s

オープニング「https://www.youtube.com/watch?v=0EJ9iUKKLnw


アップデートや細かい情報

  • 2016年7月29日、D8の公式サイトにて「プレ・ロケテスト」の開催が告知される*1
  • 2016年8月1日、D0のプレ・ロケテスト特設サイトが公開され、タイトルとプレ・ロケテストの詳細が明らかになる。
    • 池袋GiGO、クラブセガ新宿西口、セガ 秋葉原 1号館の3店舗で、8月4日〜8月7日に実施された*2
    • 8月4日と8月6日は「公道列伝」と「タイムアタック」、8月5日と8月7日は「全国対戦」(待ち受け中は公道列伝)のみが遊べた。
  • 2017年1月10日、D0公式サイト更新、ロケテストを近日開催予定であると発表される。
  • 2017年1月17日、D0公式サイト更新、1月18日よりセガ池袋GiGO、クラブセガ新宿西口、セガ秋葉原でのロケテスト*3が告知、2月8日まで行われた。
  • 2017年2月10日、JAEPO2017にD0が4台出展*4。11日のイベントでは、稼働開始日が3月7日に決定した事が発表*5された。
  • 2017年3月7日、全国のゲームセンターで順次稼働を開始した。
  • 2017年4月26日、不具合修正のバージョンアップを実施した。バージョン表記は「1.01.00」。
  • 2017年5月15日、不具合修正とフルスペック未満の走行性能調整と筑波往路の走行性能調整のバージョンアップを実施。バージョン表記は「1.02.00」。
  • 2017年5月24日、「頭文字D ARCADE STAGE Zero」のコミュニティサイト "でぃ〜こみゅ ー峠に生きる走り屋達ー"を開設した。
    公式サイト「https://initiald-commu.jp/」公式twitter「https://twitter.com/initiald_commu
  • 2017年5月28日、「走り屋交流会 in 福岡」にて、「Rev.1」バージョンアップを6月1日に実施することを発表。
    内容はD0で削除された複数車種の復活や対戦バランス調整で、実施後のバージョン表記は変更無し。
  • 2017年6月18日、「走り屋交流会 in 愛知」にて、2017年7月中に「新車種・新コース追加」のアップデートを発表。
    7月18日に詳細内容が発表され、翌19日に「Ver.1.10.00 Rev.1 +A」として新機能「チームブースト」、新車種含む3台の追加と、コース「もみじライン」の復活が行われた。
    その他公式サイトに載っている以外にも細かい変更*6も行われた模様。
  • 2017年8月9日、「Ver.1.10.00 Rev.2 +A」アップデート。
    「対戦バランス調整 Rev.2」と「名声値調整」と「もみじライン」調整を実施した。
  • 2017年10月3日、「Ver.1.10.00 Rev.2 +B」アップデート発表。
    公式サイトにてコース「八方ヶ原」追加と「車種4台復活」を発表、10月5日に実施した。
  • 2017年11月21日、「Ver.1.10.00 Rev.3 +B」アップデート。
    「対戦バランス調整 Rev.3」と「全国マッチング調整」を実施。
  • 2017年12月12日に店舗検索の画面に国の記載が確認。海外稼働に対する準備と見られる。
    12月28日現在までに稼働確認された地域は、台湾、香港、シンガポール、マカオとなっている。
  • 2017年12月18日、「Ver.1.20.02 Rev.3 +C」アップデートを発表、同月21日より稼働開始。
    新モード「2on2モード」解禁、「公道列伝-二章-」、「2車種復活」、コース「秋名(雪)」追加、新機能「マイセレクト(称号、マイフレーム変更)」追加が実施された。
  • 2018年2月15日、「Ver.1.21.00 Rev.3 +C」アップデート。
    内容は全コースにおけるSPEC5以下の走行性能の調整と秋名/下りのFULLSPEC時の走行性能の調整を実施。
  • 2018年2月22日、「Ver.1.21.00 Rev.4 +C」アップデート。内容は「対戦バランス調整 Rev.4」の実施。
  • 2018年3月14日、「Ver.1.21.00 Rev.4 +D」アップデートを発表、同月15日稼働開始。
    内容は「2車種復活」、コース「定峰」の復活*7、「マイスロットの更新」となっている。
  • 2018年4月24日、「Ver.1.21.00 Rev.5+D」アップデートを発表、同月25日稼働開始。内容は「対戦バランス調整 Rev.5」実施。
  • 2018年5月22日、ビデオマガジン「Hot-Version」とのコラボレーションによるアップデートを発表、同月29日より稼働開始。
    内容は「新車種『MCR SKYLINE GT-R魔王号(BNR34改)』追加」、バージョン表記は「Ver.1.21.00 Rev.5+E」。
    コラボは更に「魔王に挑戦in.秋名」の開催も発表。こちらでは公道遠征にて同月29日〜6月11日まで開催された。
  • 2018年6月15日、「Hot-Version」との第2弾コラボレーションによるアップデートを発表。同月26日より稼働予定。
    内容は「新車種『藤田エンジニアリング RX-7魔王号(FD3S改)』追加」、バージョン表記は「Ver.1.21.00 Rev.5+F」。
    更に「魔王に挑戦in.赤城」の開催も発表。こちらでは公道遠征にて同月26日〜7月9日まで開催された。
  • 2018年7月14日、「走り屋交流会2 in 大阪」で「Ver.1.3」アップデート・「Hot-Version」との第3弾コラボレーションを発表。
    内容は「新コース『群サイ』追加」、同月19日からプレイ可能となった。バージョン表記は「Ver.1.30.00 Rev.6 +G」。
    ※この発表では『土坂』の復活も非公式に判明*8しており、こちらは後のアップデートで追加された。
    • 公式Twitterでは15日から連日「2車種復活」「Dフェスモード*9」「公道列伝-三章-」等*10が追加発表された。
    • 稼働後は公式サイトで「公道列伝-遠征-の改善*11」「全国対戦での名声値や特別昇格の変更*12」も発表された。
  • 2018年8月28日、頭文字D Zero × MFゴーストキャンペーン第2弾としてアップデートを発表、同日より稼働開始。
    内容は「新車種『MFGHOST 86GT(改) 片桐夏向仕様(ZN6改)』や限定称号の追加」、バージョン表記は「Ver.1.30.00 Rev.6 +H」。
  • 2018年9月3日、youtube「Best MOTORing 公式チャンネル」にてHot-Versionとのコラボレーション第4弾の告知動画が誤って一時公開された*13
    動画では、同月13日より「新車種『J’s RACING S2000魔王号(AP1改)』追加」が予告されていた。
    当初は9月8日開催の「走り屋交流会 in 愛知」にてサプライズ発表の予定だったようで、同イベントでは正式発表が行われた*14
    バージョン表記は「Ver.1.30.00 Rev.6 +I」。
  • 2018年9月4日、全国対戦での名声帯マッチングが調整。バージョン表記の変更はなし。
  • 2018年10月3日、タイムリリース第4弾としてコース「土坂」の復活/対戦バランス調整「Rev.7」を発表。
    翌日4日にアップデート実施。バージョン表記は「Ver.1.30.00 Rev.7 +J」。
  • 2018年10月25日、「Ver.1.31.00 Rev.7 +J」アップデート。
    Amusement ICカード対応、特別昇格判定における判定値の調整 、その他不具合の調整。
  • 2018年10月29日、ゲーム画面にて11月1日より全国対戦強化イベント第3弾の開催が決定された。
    報酬は初級・中級・上級*15の3つで、期間は11月1日〜12月12日の42日間。
    この内の初級報酬「EXカラーチケット」の対象車種及び対象カラーは後日発表された。
  • 2018年11月28日、頭文字D Zero×SWDC コラボキャンペーン*16が開催することが公式Twitterより発表された。
  • 2018年12月6日、タイムリリース第5弾としてコース「長尾」の復活、車種2種類の復活を発表。
    13日にアップデート実施。バージョン表記は「Ver.1.31.00 Rev.7 +K」。
  • 2019年2月6日、翌日7日に対戦バランス調整「Rev.8」と「長尾」における対戦バランスの調整を実施。バージョン表記は「Ver.1.31.00 Rev.8 +K」。
  • 2019年3月23日、闘神祭2019の公式対戦大会にて『Ver.2』が今年の春より稼働することが発表された。
  • 2021年2月12日、『Sega World Drivers Championship』と同じ日である2021年4月30日26時をもって日本版のオンラインサービスを終了する事が告知された。
  • ※以降バージョンアップあり次第記載お願いします。

新規カード製作時の注意

  • Ver1.20より初心者への説明画面表示が追加され、以前は初回無料時から使えていたファクトリーが使えなくなった。
    ファクトリーを使いたい場合は初回プレイ後となった為、前作に親しんでいたプレイヤーには特に注意が必要。
    • そのためチームを新規カードで作る場合や追加車種や設定などは初回無料の時は出来ない。

システム変更点・新要素

筐体

  • 画面が42インチの大型フルHDモニターとなり、グラフィックはD8をベースに小改良がなされ、主にコース脇の枝木や上空などのコースの景観が鮮明化。
    • モニター解像度がHDからフルHDに、基盤がRINGEDGEからNu2になったこともあり、D8より鮮明で美しいグラフィックとなっている。
    • 演出面も強化されており、対戦では相手のアフターファイア*17が聴こえる他、夜の暗さ*18が明るめに調整され、ブレーキング時にはテールランプの残像がはっきりと映るようになった。
    • そのためD4〜D8に比べて画面の反射がしやすく、店舗などのライトや自分の顔や周りが映るという欠点がある。動画撮影や写真撮る際には注意が必要。
  • シートは従来のものから、Ver.3まで使用された樹脂製のバケットシート型へ再変更。
    • D0では新たに従来品と同じクッション、ゲームと連動して点灯するLEDのブレーキランプがシート裏側に搭載された。
  • ハンドルも従来の専用大型タイプから、これまでのセガのアーケード向けレースゲームで使われた小型タイプに変更。 *19
    • 切れ角も左右120°程度と少なくなっているが、その分前作までよりもドリフトし易くなった。
  • シフトも従来の上下式から、6速型Hシフター*20に変更
    • シフトをニュートラルに入れるとATに切り替わる「アドバンスドMT」を採用している為、MTが苦手な人やAT派でも基本的にMTを選択した方が損が少ない
  • 使用するカードも従来の「頭文字D免許証」から、他のセガのアーケードゲームでも使われている「Aime」及び「バナパスポート」または「おサイフケータイ」へと変更。
    • これによりカードの読み込みと書き込み時間やカードの更新が廃され、ゲームスタート時に筐体右側のカードリーダーにカードをかざすだけでゲーム終了時にデータがサーバーに保存されるようになった。
      • 稼働開始から暫く、サーバーの混雑が原因かゲーム終了時にエラーが発生する現象が確認されている
        このエラーが出ると、タイムアタックの記録や外見パーツの装着が反映されず、後者はポイントが消滅する
        レベル等はエラーが発生しても保存されている。
    • maimaiやチュウニズムと同様に、カードを登録すると初回プレイが無料で楽しめる
  • この筐体は、2018年3月14日に稼働したセガのレースゲーム『SEGA World Drivers Championship』でも使われている*21

データの引き継ぎについて

  • 前作からの引き継ぎは2018年4月1日で終了した。特典として前作のマイレージ数(走行距離)に応じたドライバーズポイントと特製マイフレームが入手できた。
    • それぞれ1000km未満は3000pt、1000km以上5000km未満は10000pt、5000km以上は15000ptとなっていた。
    • 入手には自分のAime(もしくはバナパスか、おサイフケータイ)にSEGA ID(登録無料)を登録しておく必要があった。
      詳しくはこちら

システム面

  • 今作では「頭文字D.NETとの連動」「走り屋イベント」「タッグバトル」「Dコイン」等といった機能は廃止された。
    • 頭文字D.NETのサービスはdocomo版(i-mode)とau版(EZweb)は2017年4月30日、それ以外は5月8日に終了した*22
      • その為か、名前の漢字入力、チーム機能、メーターや紙コップ変更等、従来はD.NET有料会員専用の機能が今作では無料で使用可能。
        但し漢字や「EXカラー*23」は一部しか使用できず、「マイキャラクローゼット」「ファクトリー無料使用」は現在未実装。
    • D5の時から定期的に開催されていた「走り屋イベント」も、今作では開催されなくなった。
      • その代わり今作では、新たに登場したコミュニティサイト「でぃ〜こみゅ」を通じて個人でイベントを開催することが可能。
        「でぃ〜こみゅ」はTwitterアカウントがあれば利用可能だが、イベント機能は何れも交流や実力確認用であり、参加しても報酬は無い。
  • 今作の初期設定では相手がリベンジを行った場合を除き、1プレイで最大2連勝までしか出来ないように設定されている*24
    また大会設定では両方1プレイで1回になり、コンティニュー無しで終了となる。
  • D6から実装されていたタッグバトルも実装されていないものの、今作ではVer.1.20から新たな協力モード「2on2」が登場した。
    • 同じ席を交代してプレイするA(エース)を取った数で競わない等、タッグバトルと異なったルールがある。
      2戦した方の勝ちとなり、1勝1敗の場合、または2戦中1回でも両負けの場合は3戦目の対戦がある。
      両負けによる対戦はサドンデス扱いではなくボーナス扱い。但し勝ちが決まった時点で勝敗関係なく、コンティニュー画面となる。
      こちらではチームポイントは入るが、ドライバーズポイントはこの下に説明している報酬以外に貰えない。
    • そして2on2モードで一定の2on2用ポイントを貯めると報酬として称号やドライバーズポイントなどがチーム全員に配布される。
      こちらは月替わりで報酬は替わるが受け取りは達成した時点で受け取れるようになっている*25
      詳しくは2on2(頭文字D ARCADE STAGE Zero)を参照。
  • その他にも、メニュー画面の操作は4方向ボタンとスタート、ビューボタンによる操作に固定された。
  • 経験値制度はクラス制から、D6と同じレベル制に再変更。Lv50からオーラが出るようになる。
    Lv50から79が黄色、Lv80から89が緑色、Lv90から98までが青緑オーラ(新オーラ)が出るようになっている。
    ※Lv80から敗北するとゲージが下がり、全ゲージまで下がると、カリスマレベルがダウンする。
    • Lv99で水色オーラ*26及び「名声」(従来の「プライド」)となり、名声は20から開始される。
      ※名声ランキング1000位内に入ると同時に飛翔演出が出現すると確認済。名声ランキングや勝率によって飛翔の大きさが異なる模様。
      勝利+1(名声が自分より上の相手に勝つと多く貰える。最大+5。)敗北は-1(自分より名声が下の相手に負けた場合には-2。)
      名声100で青オーラ*27、名声500で紫オーラ(新オーラ)、名声1000で白オーラ(新オーラ)と確認されている。現在確認できる名声ランキング1位は10000である。
      • Ver.1.20よりファクトリーの設定にて、オーラのバリエーションを変更する項目が追加された。
    • 2018年2月の2on2報酬として「雷光」が追加。※2019年3月の2on2報酬にも復刻報酬として復活。
    • 2018年6月19日〜7月17日の全国対戦強化イベント上級「期間内に50勝以上。」報酬として「旋風」が追加。※2019年6月の2on2報酬にも復刻報酬として復活。(ver.2.01にて)
    • 2018年11月1日〜12月12日の全国対戦強化イベント上級「期間内に100勝以上。」報酬として「邪気」が追加。
    • Ver.1.10より、ある程度連勝した状態で相手を引き離してゴールするとLv50へ昇格するという、従来作の「特別昇格」が復活した。
      一部情報では「タイムアタックでSPECIALIST並のタイムを出すと、低レベルでもLv50に昇格する」という報告も上がっている。
      • Ver.1.30より裁定が変更、特に全国対戦での発生条件が甘くなったようで、昇格後のレベルも最高で90が確認されている。
        Ver.1.31より裁定を調整変更。甘すぎたのが原因で調整された。今では少し上がりづらくなり楽しみやすくなっている。
        現在はタイム、距離、連勝数、勝率(自分が高めだと上がりやすい)に気を付けて走ると特格はしにくいと見られる…。早く2on2をしたい場合はあまり気にせずにやるとよい。
  • 全国対戦にて100m以内で相手に敗北した場合、追加料金*28で同じ相手へリベンジを申し込むことが出来るようになった。
    • 100m以上離されて敗北するとリベンジは無い。リベンジ申込み選択時間は5秒と短いが、YESを選ぶと20秒コイン投入待機が可能。
  • 全国対戦のコースについては、レベルによって制限がある。それについてはその他(頭文字D ARCADE STAGE Zero)にて説明。
  • 全国対戦で、相手のプレイヤーが透明となって対戦できる「ゴースト対戦」を追加。
    • 敵車との接触判定は無いが、通常の全国対戦と同様にブーストが存在する。
  • 店内対戦をプレイすると、勝敗に応じ文太から豆腐を獲得できるようになった。
    • システムは湾岸マキシシリーズの対戦モードとほぼ同じで、豆腐を100丁集めると薬味が載ったものにグレードアップする。
  • Ver.1.10より「チームブースト機能」が実装された。
    • これはチームメンバーのやりこみ度合いに応じて各メンバーに与えられたゲージが溜り、フルになるとブースト機能が発動するもの。
      但しこれはオリジナルで立ち上げられたチームにのみ付随する機能で、デフォルトチーム(「スピードスターズ001」等)にはこの機能が無い。
    • ブーストされるものはカリスマレベルによって決められており、Lv80までは獲得できる経験値、Lv80以降は獲得できるチームポイントにボーナスがつく。
      チームポイントボーナスはやり込み度によりボーナスの追加ポイントが異なる。
    • そのチームのどのメンバーが如何にやりこんだかは、名前や称号、レベル等を囲む「枠」で判断できる。
      何回かプレイすれば「銀」、更にやりこめば「金」へと変化していく。
  • レース画面は前作をベースとした配置になっているが、自分や相手のプロフィールが大きく表示されている、
    画面真上に自分や相手がどれだけリードしているかが表示される*29、コースがプレイしているモード名の下に表示される*30等の異なった点がある。
    また、タイムアタック時に上ボタンを押すとゴーストを、下ボタンを押すとラインガイドをそれぞれ表示/非表示出来る機能が加わった。
    • デフォルトのタコメーターは、前作のプロジェクトDミッション特典の[頭文字D Ver.3]メーターへと変更された*31
      ドリフトランプが付いていないメーターの場合、ドリフトしているかは筐体のLED電飾の明滅で判断できる。
      タコメーターは前作同様にミッション報酬で獲得でき、ファクトリーで変更可能。
  • タイムアタックのランク毎のタイム基準が前作から優しくなった
    前作のタイム基準が非常に厳しかったことと、今作から再び筐体と挙動が変更されたことが関係していると推測される。
    故に前作での「スペシャリストランクには番車がほぼ必須」という事態は解消されたが、コースによっては厳しいものも有る*32
  • 2018年7月19日のアップデートにおいて、タイムアタック段位の追加に、スペシャリストランクを上回るプロフェッショナルランクが新たに追加され6ランク制になった。
    プロフェッショナルランクのタイム基準は前作を彷彿とされ、非常に厳しい。番車を使わないと取れないコースもある。だがプロフェッショナルランクは走り屋ミッションとチームミッションの対象外なので、プロフェッショナルを目指す方は挑戦してみるのもあり。
    • 更にタイムアタック中・後にもランク毎の目標タイムが表示されるようになった。
      最初はシルバー判定からスタートし、それをクリアするとゴールド、プラチナ、スペシャリストと続き最終的にはプロフェッショナルのタイムとなる。*33
      コースを走り込んで練習したい人は、上記のラインガイドと共に大いに参考にするといいだろう。
  • 無料で新規車が追加出来る「車種無料追加チケット」が追加された。詳しい距離などは下の車種紹介にて記載。
  • さらに、公式発表にはないがVer.1.20より経験値調整とドライバーズポイントの貰える量調整が行われているとみられる。
    • ドライバーズポイントについては、勝ちの場合は通常300(リベンジ、公道のボーナスステージは600)で変更なしだが、
      連勝ポイントが最大500に変更、負け(リタイアは除く)の場合は300から100(リベンジ、公道のボーナスは200)に減少している。

マシンの挙動について

  • 筐体の欄にも述べたように、ハンドルが前作よりも小型化し、切れ角も左右120°程度と少なくなっている。
    また、ハンドルを一定の角度以上切り過ぎるとクルマが減速する。減速するハンドルの角度は車種によって異なる。
    どの車もFULLSPECになれば、ハンドルを切ることによる減速量が減少する。
    ただしその分、前作より加速力はダウン、旋回力と最高速度*34は上がって滑りやすくなり、ドリフトし易くなっている。
  • チューニングでは前作の「EX SPEC」が廃止。進めるほど加速力とコーナリング性能が上がり、フルスペックでは挙動が荒々しくなる。
    チューニング差は前作よりも僅かに抑えられたが、車毎の性能バランスが悪く、コースによってはノーマル車がフルスペック車に勝つ場合もあった
  • 2017年5月15日のアップデートでフルスペック未満の走行性能調整が行われたため、チューニング差がD0稼働初期よりも大きくなった。
    詳細はすぐ下にある、「不具合の修正(ノーマル車の仕様変更)について」を参照。
  • 今作もブーストON時の対戦で、ゴール前ブーストが発動すると最高速上限が通常時を超える。ただ加速力は前作より抑えられている。
    前述の通り最高速が上がったため、ブースト発動時の最高速は前作以上に高くなっており、例えば箱根では260km/h程出る可能性もある。

不具合の修正(ノーマル車の仕様変更)について

  • 2017年4月28日、ARCADE STAGEシリーズの公式twitterにて「「タイムアタックモード」におきまして意図しないタイムが記録される不具合が報告されております。」というツイートが行われ、同年5月15日、「フルスペック未満の走行性能調整」「筑波/往路の走行性能調整」「その他不具合の修正」という3点の修正が行われた。
    これは、修正前の筑波往路のランキング上位が、チューニングがノーマル(またはチューニングを1つだけ進めたスペック1)の車により独占されたことへの対策である。
  • D0稼働当初、ノーマルやスペック1の車には「レール」のようなものが存在し、ステアをコーナーの手前から内側に切り込んでいると、チューニングを2つ以上進めたスペック1と比べて、尋常ではない速度でコーナーを曲がることができる仕様が存在した。
    ただし加速性能はフルスペックと比べてかなり遅いため、当初はタイムアタックでは目立つことはなく、対戦の、それも相手がスペック4以下のLv.30までで、一部のプレイヤーが使用している程度であった。
    ところが稼働してしばらくすると、筑波往路をスペック1でタイムアタック1位を取るプレイヤーが現れ、youtubeやtwitterで動画が公開されると瞬く間にプレイヤー間に情報が広がり、筑波の各車種別1位と、一部他コースでも車種別1位を取るまでになり、スペック1でSPECIALISTランクを取る事態も発生した。
    また対戦では、ノーマルやスペック1がフルスペックの車を筑波往路で狩る、下克上のような事態も発生するようになった。
    • この仕様、いわゆる初心者救済措置として、実はD8にも存在していた。
      ただしD8の場合はD0よりも効果が薄く、ステアを切って曲がるゲーム性であったため特に問題視されることはなかった。
  • その後、「フルスペック未満の走行性能の調整」により「レール」が消滅、チューニング差もD0稼働初期の頃よりも大きくなり、「筑波/往路の走行性能調整」によりS2000の性能が向上したため、筑波往路のランキング上位はフルスペックのS2000が独占している。
    ただし、筑波往路のS2000以外の走行性能はほぼ据え置きであるため、それ以外のランキングでノーマルやスペック1が各車種別1位を取っている場合、追い抜くことが困難な状況が続いている(2017年5月20日現在)。

キャラクター

上部で述べたように、 今作からは新劇場版がベースとなった為、キャラクターも新劇場版に登場するデザインに一新。
ゲーム中のキャラクターはほぼ新劇場版仕様の2Dイラスト*35で、キャラクターボイスは無い

キャラクターは、稼働当初は新劇場版のキャラのみの収録で、アニメに於けるSecond Stage以降のキャラは削除されていた*36
カーセレクトでの登場人物の表示は新劇場版に登場した人物のみだが、アップデートを重ねることで原作に登場したキャラクターが公道列伝にて復活している。
二章では秋名のハチロク編まで(アニメではSecond Stage、Third Stage)を題材とし、エンペラーの須藤京一や岩城清次、秋山渉等が追加された。
三章ではプロジェクトD栃木エリア編まで(アニメではFourth Stage前半)を題材とし、セブンスターリーフの末次トオル、東堂塾の舘智幸等が追加。
四章ではプロジェクトD埼玉・茨城エリア編まで(アニメではFourth Stage後半)を題材とし、埼玉北西連合の坂本や三章に先立って登場していた岩瀬恭子、パープルシャドウの城島俊也、星野好造が追加。
五章ではプロジェクトD神奈川エリア編(アニメではFifth Stage)を題材とし、カタギリの小柏カイや皆川英雄、スパイラルの池田竜次、奥山広也が追加。
六章ではプロジェクトD神奈川エリア編(アニメではFifth Stage後半、Final Stage)を題材とし、サイドワインダーの北条豪、乾信二、死神GT-Rの北条凛が追加された。

稼働時期では六章で完結、D8以前で登場していた埼玉エリアの「秋山信彦」、「ランエボVの男」、「ランエボVIの男」、神奈川エリアの「小早川」、「大宮智史」が未登場のまま終了してしまった。

「序章」で使用されている新劇場版のキャラクターイラストは、新劇場版 頭文字Dのために製作されたイラストを使用*37
「二章」以降は新劇場版に登場していないキャラクターが殆どだが、これらのイラストは新劇場版 頭文字D Legend3 -夢現-の作画監督の一人、横山愛氏の書き下ろし。


キャラクターの追加

新劇場版から新たに2組が追加されている。

  • 絡んできた走り屋(からんできたはしりや)*38
    • 所属…無し*39
    • 搭乗車種…Silvia K's (S13)
      • ボディカラー…ブルーイッシュシルバーツートン
      • ナンバー…群馬 57 ひ 7-101
  • 謎の走り屋(なぞのはしりや)*40
    • 所属…無し
    • 搭乗車種…86 GT (ZN6)
      • ボディカラー…オレンジメタリック
      • ナンバー…群馬 355 お 3-954

公道列伝

今作より公道最速伝説から公道列伝へと変更された。

コース

コースもD8から新劇場版に登場していないコースの殆どが削除され、天候の「雨」も削除(全て「晴れ」固定*44)された。
稼働当初は初級の「箱根」「秋名湖」、中級の「碓氷」「妙義」「赤城」「秋名」、上級の「いろは坂」「筑波」の8つのみだった*45
以降はアップデートでコースの復活*46が行われており、*47完全新規コース『群サイ』や*48『小田原』の追加が行われた

車種紹介など

下記ページにてD0で使われている車種、チューニング、タコメーター等を記載。

BGM

下記ページにてD0で使われているBGM・条件等を記載。


その他情報

下記ページにてTAのタイムやミッション詳細等を記載。



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今日の10件

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*1 この時点ではプレ・ロケテストの開催と日程のみが告知され、タイトルは未公開。
*2 プレ・ロケテスト時のバージョン表記は「0.50」。
*3 ロケテスト時のバージョン表記は「1.00.00」。
*4 この時のバージョン表記は「1.00.01」、正式稼働時と同じ。
*5 店舗によって稼働日は変動。
*6 相手の連勝を止めた時(勝てた場合)のポイントボーナス追加等他色々。
*7 3月9日の時点で、3月25日開催の大会公式サイト内、ルール項目の選択対象外コースに「定峰」の文字が発見されていた。
*8 『群サイ』追加発表時の動画にて、チームタイムアタック結果欄に「土坂の往復」が発見されている。
*9 「でぃ〜こみゅ」で他プレイヤーが参加可能なイベントを作成できるモード。
*10 他にも、タイムアタックの機能強化(記録したタイムやドライビングクオリティに応じて評価する段位システム」、「SPECIALISTよりもワンランク上のタイム評価『PROFESSIONAL』」、「タイムアタックの平均順位ランキング」追加)、全国対戦での車種性能とマッチング基準の調整、「公道列伝」でライバル車に接触した際の挙動改善。
*11 「カードの所持や『公道列伝-序章-』のクリアの有無に関わらず初期選択可能」となった他に、「店舗毎の人数、何人目で報酬が獲得できるかを視覚化」が行われた。
*12 名声値は名声100以下の場合での減少値「-2」が削除され、特別昇格の発生条件もマッチングの公平性をより保つ為、かなり甘くなった。
*13 アップ直後の短時間は一般視聴が可能だったが、同日中に非公開となった。動画公開時点では頭文字D公式サイトおよび公式twitterではコラボレーションに関する告知はされていなかった。
*14 動画の公開に関して出演者は「発表前に夢の中というか、SNSの中で見た気がする」とぼかしながら発言していた。
*15 それぞれ「全国対戦を期間中に勝敗関係なく10戦行うと『EXカラーチケット』」、「全国対戦を50戦で「新タコメーター『インフィニティレッド』」、「全国対戦で100勝で「オーラ『邪気』」。
*16 両タイトルを同じAimeで1回プレイすると、限定称号とマイフレーム、更にSWDCでは抽選で「土屋 圭市」「織戸 学」両氏のサイン色紙の抽選1口分が入手できた。サイン色紙はキャンペーン後に配布された模様。
*17 ターボ車に限り、アクセルオフ時にマフラーから破裂音と共に火が出る演出の事。
*18 ただしブラインドアタック時の暗さは変わっていない模様。
*19 代表的なゲームと言えば、スカッドレース、セガラリー2、デイトナUSA2、フェラーリ車オンリーのアウトラン2等々。
*20 タイトーの「バトルギア4 Tuned Pro」やバンダイナムコエンターテインメントの「湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNEシリーズ」の筐体に付いているシフトと同様。
*21 ただし、ハンドルのデザインが違う、シフトはパドル式のみ(1回目のロケテストではHシフターも搭載されていた)、ハンドルの奥側にデジタル式のスピード・ギア・タコメーターが設置されている、Aimeカードリーダーが変更されている(同社の「ソウルリバース」と同じ。ただし、2回目のロケテストでは一部店舗では頭文字DZeroと同じデザインとなっていた。)等の差異がある。
*22 http://initiald.sega.jp/inid8/news_1702.html
*23 従来作に於ける「D.NET有料会員専用カラー」。
*24 リベンジを含めてると最大4連勝、負けてリベンジコンティニューからだと最大6連勝まで1プレイで可能となっている。
*25 貯めた人とパートナーは対戦後すぐ、残りのチームメンバーは次回プレイ後。
*26 前作のSSクラス到達で解禁できたオーラのような色あい。
*27 稼働当初の公道遠征では、相手CPUの元ネタであるプレイヤーがLv80であるにも関わらず、車から青オーラが出ているバグがあったが、現在は解消された。
*28 コンティニュー扱い。
*29 タイムアタックの場合はタイムを更新した際にベスト更新と表示される。
*30 プレ・ロケテストではコースマップに表示。
*31 プレ・ロケテスト時のデフォルトのメーターデザインは前作と同じデザインだった。
*32 箱根・下り、赤城、筑波・往路、もみじライン・上りなど
*33 Ver1.20アップデート前は、プロフェッショナル判定がなく、プラチナ判定とスペシャリスト判定のタイムが非表示だった。
*34 箱根では前作の217km/hに対し、今作では234km/h、秋名湖では前作の185km/hに対し、今作では212km/h程度にアップ
*35 一部原作の画像を使用。D4〜D8で採用されていた「リアルタイム水彩シェーディング」による3DCG描写は無くなった。
*36 削除されたキャラクターの数はプロジェクトD仕様などを含めれば20人以上。ただし各チューニングパーツの、頭文字Dオリジナルパーツには原作のキャラクター名が残っている。
*37 総作画監督の羽田浩二氏によるもの
*38 原作では名無しキャラだったが、アニメシリーズではポニーテールの男が「弘道」、その片割れの男が「正一」という名前で登場。
*39 原作では妙義ナイトキッズ所属、TVアニメではTHUNDERS所属となっている
*40 新劇場版では、容姿が拓海に似た男(目元は全く映らず、素顔は不明)が搭乗していたが、ゲーム中の容姿はそれとは全く異なり、目元が暗く隠されたデフォルトの男性アバターにキャップ帽(赤)を装着したものとなっている。
*41 Ver.1.20から実装
*42 Ver.1.30から実装
*43 Ver.1.30から実装
*44 晴れ固定はVer.1以来である。ただし新劇場版 頭文字Dには雨のレースの映写が無かった為、その再現である可能性も否めない。
*45 この内「箱根」は原作終盤で登場し、ゲームではD8で上級コースとして初登場したコースである。プレ・ロケテスト時点では、箱根、碓氷、妙義、赤城、秋名、いろは坂の6コースが選択できた。
*46 2017年7月19日にもみじライン(上級)、同年10月5日に八方ヶ原(超上級)、同年12月21日に秋名(雪)(超上級)、2018年3月15日に定峰(上級)同年10月4日に土坂(上級)、同年12月13日に長尾(超上級)、20椿ライン(超上級)が復活。
*47 2018年7月19日には
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