CELICA GT-FOUR(ST205)


CELICA GT-FOUR(ST205)

頭文字D本編では御木が搭乗するセリカ GT-FOUR。
アニメでの車体色はシルバーであったが、ゲームでは原作の車体色であるブラックが採用されている。

このクルマについて

1994年2月に世界ラリー選手権(WRC)に向けたスパルタンモデルとして発売された、3代目セリカGT-FOUR。
ベース車の6代目セリカが2.0LNAのFFに対し、ラリーカーのベース*1であるGT-FOURはターボ付の4WDである。

先代T180型から安定性向上を狙い拡大・軽量化されたボディは、当時の走り屋には「鈍重となった」等と言われ受けず、
最高出力も同時期のWRC参戦車のランエボIIIインプレッサより低かった為、総じてスポーツ感が足りないと批評された。
94年9月から参戦したWRCでも、そのボディが調整不足の足回りと合わさりピーキーなハンドリングを生み、成績が低迷。
最終的には不正行為*2によるワークス活動一時撤退に繋がってしまい、セリカGT-FOURもこのST205が最後となった*3

原作でのセリカの年式は不明だが、リアランプが4分割タイプで各エンブレム無しと、97年12月以降の後期型に近い仕様*4

(最高出力:255ps/6,000rpm 最大トルク:31.0kg-m/4000rpm)

ゲーム内において

ゲームではVer.2で初登場、D4〜D7には登場しなかったが、D8で再登場した。
Ver.3まで95年8月以降の中期型であったが、D8以降は原作でのデザインに近い後期型になっている。
それに伴い、ボディ同色の大型リアウイング*5とサイドマッドガードが標準装備され、カラーラインナップも変更された。

4WD車では曲がるランエボ系・インプレッサ系と、パワー重視のGT-R系との中間的な性能を持つ傾向にある。
具体的には前者よりも安定性は高いものの旋回性や低速域の加速で劣り、そのうえ後者よりも旋回性は高いものの安定性や中高速域の加速で劣る。
総じて良くも悪くも中途半端な4WD車で、車体も微妙に大きめではあるが、GT-R系よりは初心者でも扱える4WD車である。

TAは原則として*6原作繋がりの秋名(雪)下りで最速車となっているが、何故かD8では妙義下りの最速車だった*7

ゲームへの登場契約をしている各エアロメーカーがこの車のエアロをほぼ取り扱っていなかった為か、全車種の中で一番エアロパーツが少ない。

余談

御木仕様のセリカ*8は、原作及びゲームと劇場版アニメで外見が大幅に異なっている。

  • 原作及びゲームではカラーはブラックで、装着しているリアウイングはC-ONE製の中型タイプ*9
  • 劇場版アニメでは、6代目セリカの姉妹車「トヨタ・カレン」のルーフ・リア周りを完全移植したST205、もしくはカレンにセリカのフロントを装着した輸出仕様風の改造車である*10
    カラーはシルバーメタリックで、リアウイングはTRD製がモデルと思われる大型タイプで、ホイールの造形も異なる*11
    カラーラインナップにシルバーメタリックがあり、ウイングやホイールは似た形状のものが存在するため、劇場版仕様に似せることも可能。

D.NET有料会員専用カラーの「イエロー」は明記は無いが、前期型で採用されていた「スーパーブライトイエロー」に近い。

※背景がで書かれているパーツは、DACで追加されたパーツ。

メーカーギア駆動方式吸気方式搭乗者
トヨタ5速4WDTURBO御木


カラーラインナップ*12

ブラック(初期色)・御木
スーパーホワイトII
シルバーメタリック
スーパーレッドIV
ライトグリーンメタリック
ブルーマイカメタリック
EXカラー
イエロー
ダークパープルマイカ
オレンジマイカメタリック
ピンク



チューニング

チューン内容チューンポイント
機械式LSD10pts
タワーバー10pts
エアクリーナー10pts
高性能サスペンション10pts
ブーストアップ10pts
オイルクーラー10pts
ロールバー10pts
強化サスアーム10pts
ポート研磨10pts
強化クラッチ10pts
レーシングブレーキパッド10pts
大容量ラジエター10pts
大型インタークーラー10pts
フルコンピューター10pts
ハイフローターボチューン・御木/大口径ターボチューン*1310pts
FULL TUNE 合計150pts


用品系パーツ

マフラー・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
C-ONEパフォーマンス マフラー・御木
FUJITSUBOLEGALIS R TURBO
HKSLEGAL MUFFLER
tanabeG POWER MEDALLION
5ZIGENSUPER BORDER CANNONBALL
柿本改Kakimoto・R

ホイール・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
頭文字Dアルミホイール(WHITE)・御木*14
TRDALUMI-K(SILVER)
Weds SportRS-5 SS(WHITE)
Weds SportRS-5 SS(CARBON & CLEAR RM)
Weds SportRS-5 HYPER 18(CARBON & RED RM)
RAYSVOLK Racing SE37K(BRONZE)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37(BRONZE)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37(WHITE)
ENKEIRacing RP01(WHITE)
ENKEIRacing RP01(SILVER)
YOKOHAMAADVAN Racing TC(WHITE)
YOKOHAMAADVAN Racing RC II(SILVER)
RAYSGram Lights 57CR(SAKURA PINK)
RAYSTE37 SAGA TIME ATTACK EDITION(MATTE BLACK)
Weds SportSA35R(BLUE LIGHT CHROME2)
RAYSTE37 SL(PRESSD DOUBLE BLACK)
RAYSZE40(DIAMOND DARK GUNMETALLIC)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37V(BRONZE)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37V(GUNMETALLIC)
WORKMEISTER S1 2PIECE(SILVER)
SPEED STAR WHEELGTX03(MACHINED GRAPHITE GUN METAL)
ENKEIRPF1RS(SBC)
ENKEIRPF1RS(Matte Dark Gunmetallic)
ENKEIRPF1RS(Silver)
WORKWORK EMOTION ZR10(Candy Red)
WORKWORK EMOTION ZR10(Energy Lime Green)
WORKWORK EMOTION ZR10(Energy Mint)

ミラー・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
頭文字Dエアロミラー
C-WESTカーボンミラー

ステッカー

メーカー名パーツ名
頭文字D秋名スピードスターズステッカー
頭文字D赤城レッドサンズステッカー
頭文字D妙義ナイトキッズステッカー
頭文字Dエンペラーステッカー

トランスミッション

チューン内容
オートマチックトランスミッション
マニュアルトランスミッション
※初期状態では、購入時に選択したものが選ばれている。

アライメント ・ドレスアップトークン1枚

チューン内容
ネガティブキャンバー3゜
ネガティブキャンバー7゜


エアロ系パーツ

エアロセット(フロント・サイド・リアバンパー)・ドレスアップトークン10枚

メーカー名パーツ名
VARISVARIS エアロセット

フロントスポイラー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
C-ONEフロントバンパースポイラー
VARISフロントバンパースポイラー

サイド/フェンダー ・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
C-ONEサイドステップ
VARISサイドスカート

リアバンパー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
C-ONEリアアンダースポイラー
VARISリアバンパースポイラー

リアスポイラー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
頭文字Dウイングレス
C-ONEリアウイング・御木
TRDリアウイング
VARISリアスポイラー
VARISリアルーフスポイラーセット
SARDGT-WING015
VOLTEXGT WING TYPE 12.5 SN

ボンネット・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
C-ONEFRPボンネット・御木
VARISライトウェイトカーボンボンネット



キャラクター仕様一覧

御木仕様
項目パーツ名メーカー名
リアスポイラーリアウイングC-ONE
ボンネットFRPボンネットC-ONE
マフラーパフォーマンス マフラーC-ONE
ホイールアルミホイール(WHITE)頭文字D
チューニングスタイルハイフローターボチューン
ボディカラーブラック
ナンバー群馬74 よ 27-431 / 群馬79 よ 3-914(Zero/DAC*15)
アニメ仕様では、「リアスポイラー・リアウイング(TRD)」「ボディーカラー・シルバーメタリック」が装着されている。


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*1 発売開始時には、WRC参戦の為のホモロゲーションモデルとして、大型リアウイングやフードエアスクープ、ウォータースプレー、ミスファイアリングシステム等を装備した「WRC仕様車」が2100台限定で発売された。
*2 レギュレーション違反のエアリストリクター(エンジン吸気量を制限し馬力を抑えるパーツ)の使用。成績低迷に苦慮した現地チームが独断で「リストリクター外からも吸気できるよう、リストリクター設置部がエンジン稼動時のみに数cm動く」という巧妙な不正改造を敢行した。これは95年10月のカタルーニャにて発覚、95年シーズン全ポイントの剥奪と1年のワークス活動禁止処分が下った。この事態を重く見たトヨタは、計2年間ワークス活動を休止。
*3 99年10月にモデルチェンジしたZZT型セリカは全車コンパクトなFFクーペとなり、GT-FOURの名が復活した2002年9月の3代目カルディナも、2007年6月に消滅した。
*4 前期型とそれ以外ではリアランプのデザインが異なり、前期型は3分割・それ以外は4分割タイプ。また中期型と後期型とではトランク部左の「GT-FOUR」エンブレムの有無と純正リアウイングが異なり、中期型はエンブレム有り・ベース車と同じ小型タイプ、後期型はエンブレム無し・大型タイプとなる。
*5 前期型での「WRC仕様車」と同型。「WRC仕様車」では装着部が黒く「GT-FOUR」の刻印入りだったが、後期型では装着部もボディ同色となり、刻印に代わって「GT-FOUR」のエンブレムが装着された。同ウイングはベース車の最上位グレード「SS-III」にもエンブレムを変えて流用されている。
*6 作品的にはVer.3、D0 Ver.2が該当。
*7 秋名(雪)下りの最速車はD7と同様のGDBA型インプレッサのままであった。
*8 D8のVersion 1.2以前は、御木仕様のパーツに御木の名前が表記されていなかった。
*9 ただし原作での描写はどちらかというとTRD製ウイングに近い。
*10 3ドアリフトバックのセリカに対してカレンは2ドアクーペで、Cピラーとトランクの形状が異なり、4WD仕様も無い。海外ではセリカ名義。180SXベースのシルエイティと似たような関係である。しかしカレンベースだった場合セリカのパワートレインをまるごと移植したことになるため、セリカにカレンの外装を移植する方が現実的かもしれないが、どちらにしても大幅な改造が必要になる。なおこのせいで一部で「実はFFのセリカ顔カレンで、御木は4WDと思い込んでいた(GT-FOURのエンブレムで間違えさせられた)」などと言われているとかいないとか…
*11 形状は原作のものに近いが、シルバーの2ピースタイプ。
*12 この内、中期型として登場していたVer.3までは、「ダークブルーイッシュグレーメタリック」「ダークグリーンマイカ」の2色が、「ライトグリーンメタリック」「ブルーマイカメタリック」に換わって選択可能だった。
*13 Ver.1.20 Rev.1+Aより追加。ルート属性がHC(ヒルクライム)になる。
*14 元ネタはSpeedlineのPREO-Rと思われる。
*15 DACではver.1.1以前はミスで小柏カイのMR2のナンバープレート「栃木 53 か 9-091」になっていた。