LANCER GSR Evolution III(CE9A)


LANCER GSR Evolution III(CE9A)

頭文字D本編では須藤京一が搭乗する*1、通称『エボIII』。

世界ラリー選手権(WRC)出場車のギャランVR-4の後継として1992年9月に限定発売された、初代ランサーエボリューション。
ギャランVR-4の2.0L直4ターボエンジン「4G63」等の主要パーツをより小型軽量な4代目ランサーに流用する形で開発された。
純粋なラリーホモロゲーションモデルとしては、同じ経緯で開発されたライバルのインプレッサも含めて最後の一台*2でもある。

このエボIIIは94年1月発売のエボII*3の改良モデルとして95年1月に限定発売された、第1世代型最後のランエボ。
エボIIから空力と冷却性を向上させた大型エアロパーツの装着やエンジン出力の10ps向上*4が行われ、更に戦闘力を上げている。
これによりラリー競技では国内外で数回の優勝を含む数々の好成績*5を残し、エボIIから引き続いてその高い実力を実証した。

京一のセリフには「俺のエボIIIは曲がる」とあるが、これはエボIIIの軽さによるもので、あながち誇張された表現ではない*6
ゲームでのエボIIIもそれを反映してか、他の4WD車に比べパワー面で僅かに劣るが、旋回性能で僅かに優れる傾向がある。
原作での扱いもあってか、挙動安定性やボディサイズ等も適度で対戦に秀でており、使用人口もランエボ中では多いほうである。

TAでも基本的には原作通りにいろは坂下りの最速車または上位グループに入り、逆走でもエボIVに次ぐ準番車である事が多い。
但しD4ではMR2と猛威を振るっていたカプチーノ、D0 Ver.1ではMR2やロードスターの2台に下り最速の座を譲っていた。

チューニングLv.16で、京一のエボIIIの象徴とも言える『ミスファイアリングシステム(MFS)*7』を動作させられる。
MFSを動作させると、アクセルオフ時に「パンパン」という破裂音が数回鳴り、その音に合わせてマフラーから炎を吹く*8
MFSの破裂音は「うるさい」との意見もあり、人によっては「煽り行為」と受け取られるので、空ぶかしは控えるべきだろう*9

京一のエボIIIは原作、アニメ、Ver.3まで、D4以降のそれぞれで若干仕様が異なっている。

  • 原作ではエンペラーステッカーなし、ホイールはシルバー〜ブラック、ナンバープレートは不明(白ベタ)。
  • アニメではエンペラーステッカー有り、ホイールはガンメタもしくはブラック、ナンバープレートはSecond〜Thirdは群馬ナンバー、Finalでは栃木ナンバー。
  • Ver.3まではエンペラーステッカー有り、ホイールはホワイト、ナンバープレートはSecond〜Thirdは群馬ナンバー。
  • D4以降はエンペラーステッカーなし、ホイールはホワイト、ナンバープレートはSecond〜Thirdは栃木ナンバー。

EXカラーの「ムーンライトブルー」は前モデルのランエボIIの純正カラーである。

(最高出力:270ps/6250rpm 最大トルク:31.5kg-m/3000rpm)

※背景がで書かれているパーツは、DACで追加されたパーツ。

メーカーギア駆動方式吸気方式搭乗者
三菱5速4WDTURBO須藤京一


カラーラインナップ

ピレネーブラック(初期色)・須藤京一
スコーティアホワイト
クイーンズシルバー
ダンデライオンイエロー
モナコレッド
EXカラー
ムーンライトブルー
オレンジ
ディープパープルメタリック
ワインレッド
ピンク


チューニング

チューン内容チューンポイント
機械式LSD10pts
タワーバー10pts
エアクリーナー10pts
高性能サスペンション10pts
ブーストアップ10pts
オイルクーラー10pts
ロールバー10pts
強化サスアーム10pts
ポート研磨10pts
強化クラッチ10pts
レーシングブレーキパッド10pts
大容量ラジエター10pts
大型インタークーラー10pts
フルコンピューター10pts
ミスファイアリングCPU ・須藤京一 /ハイフロータービン*1010pts
FULL TUNE 合計150pts



用品系パーツ

マフラー・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
頭文字Dマフラー・須藤京一
monsterエキゾーストマフラー
Mine'sSILENCE-VXマフラー
BOZZ SPEEDサーキットマフラーV2
FUJITSUBORM-01A
FUJITSUBOLegalis R
5ZIGENPro Racer A-SPEC
柿本改HYPER2000 FULLMEGA N1+Single

ホイール ・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
monsterTypeR(GOLD)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37(BRONZE)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37(WHITE)
RAYSVOLK RACING CE28N(BRONZE)
RAYSVOLK RACING CE28N(MERCURY SILVER)
YOKOHAMAADVAN Racing RG(GOLD)
YOKOHAMAADVAN RACING Oni(SILVER)
YOKOHAMASuper ADVAN Racing SA3R(SILVER)
YOKOHAMASuper ADVAN Racing SA3R(BLACK)
RS-WatanabeGR8(SILVER)*11
PanasportFORMULA ONE FS(SILVER)*12
ENKEIRacing RP02(WHITE)
ENKEIRacing RP02(SILVER)
ENKEIRacing RS EVOLUTION(SILVER)
SPEED STAR WHEELSSR TypeC(WHITE)
SPEED STAR WHEELSSR TypeC(BRONZE)
RAYSGram Lights 57CR(SAKURA PINK)
RAYSTE37 SAGA TIME ATTACK EDITION(MATTE BLACK)
Weds SportSA35R(BLUE LIGHT CHROME2)
RAYSTE37 SL(PRESSD DOUBLE BLACK)
RAYSZE40(DIAMOND DARK GUNMETALLIC)

ミラー・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
RALLIARTエアロミラー
BOZZ SPEEDライトウェイトエアロミラー
CREATIVE-SPORTSエアロミラー
C-WESTカーボンミラー

ステッカー

メーカー名パーツ名
頭文字D秋名スピードスターズステッカー
頭文字D赤城レッドサンズステッカー
頭文字D妙義ナイトキッズステッカー
頭文字Dエンペラーステッカー

アライメント・ドレスアップトークン1枚

チューン内容
ネガティブキャンバー3゜
ネガティブキャンバー7゜


エアロ系パーツ


エアロセット(フロント・サイド・リアバンパー)・ドレスアップトークン10枚

メーカー名パーツ名
TRUTHTRUTH エアロセット
CRUISECRUISE エアロセット

フロントスポイラー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
MITSUBISHIフォグランプ
HKS関西フロントスポイラー
monsterアンダーガード
PHOENIX's POWERフロントバンパースポイラー

サイド/フェンダー・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
PHOENIX's POWERサイドステップ

リアバンパー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
PHOENIX's POWERリアアンダーサイドステップ

リアスポイラー ・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
頭文字Dウイングレス
HKS関西アクティブリアウイング翼
monster超軽量カーボンリアウイング
CREATIVE-SPORTSリアスポイラー
TRUTH汎用カーボンリアウイングTYPE-T
PHOENIX's POWERリアウイング
CUSCOダートリアウイング

ボンネット ・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
TRUTHカーボンボンネット
TRUTHカーボンフードトップモール


キャラクター仕様一覧

須藤京一仕様
項目パーツ名メーカー名
マフラーマフラー頭文字D
チューニングスタイルラリー系ミスファイアリングシステム
ボディカラーピレネーブラック
ナンバー栃木58 し 30-395(D8まで) / 栃木52 し 4-941(Zero/DAC)
ARCADE STAGE Ver.1〜3仕様では、
「ステッカー・エンペラーステッカー(頭文字D)」が装着されている。

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*1 原作やアニメでは京一の他にも、京一の手下である「野上」(番外編「インパクトブルーの彼方に…」に登場。外見は京一仕様とほぼ同じで、カラーは「スコーティアホワイト」)がエボIII GSRに搭乗している。
*2 2台とも同車格・同世代生まれ、WRCでは一定の結果を残した車両の後継車としてグループA向けに開発・投入、数回の総合優勝を成し遂げた。これら日本勢の活躍からか、グループAは外装等の制限が年々厳格化していき、WRCでは市販車とはほぼ別物の大改造が行える「WRカー」が97年にトップクラスとして新設・移行する事となった。
*3 エボIで特に不評だったアンダー挙動改善の為に、タイヤとブレーキの大型化やボディ剛性強化等の足回り面を大改良し、エンジンとエアロパーツも改良を行い、戦闘力を大幅に向上させていた。
*4 出力向上の為にエボIIより0.5高い圧縮比「9.0」を採用したが、これは4G63エンジンの限界に近く、基本的なチューンでエンジンブローする事も多かった。これを受けてか、エンジンが変わるエボXまで、圧縮比は「8.8」が貫かれることとなる。
*5 主な成績として95年のアジアパシフィックラリー選手権でケネス・エリクソンがシリーズ王者、96年のWRCでトミ・マキネンがドライバーズチャンピオンを獲得。
*6 FFベースの四駆・平凡なブレーキ容量・電子制御無しの為アンダーステア傾向ではあるが、エボIV GSR・エボXと比べると90kg・260kg以上も軽く、その軽さからくる独特のクイックさは第1世代エボならではの利点とされる。サーキットユースにおいては軽量なエボIIIをベースにブレーキ等の強化やボディのワイド化を行う事で、更に高いレベルの運動性能を実現した個体も存在する。なお、WRCでのエボIIIは市販車以上に驚異的な曲がりを見せていたが、これは後付された電子制御デフの影響も大きい。
*7 この呼称は厳密にはしげの氏の愛車であったスバル・インプレッサでの名称であり、実際の三菱では「2次エア供給システム」や「PCCS(ポスト・コンバッション・コントロール・システム)」と呼称していた。
*8 これは当時のFIA(国際自動車連盟)規定によるエンジンパワーダウンの対策として採用されたもので、WRCの規定から市販車の段階で搭載済みだが、システム作動にはECUの改造が必須。更にパンパンと鳴る状態にするには触媒レスにする必要がある為、車検にも通らなくなる。なお、実際のアンチラグ作動音は「パンパン」というより「バリバリ」というものも多い。
*9 Ver.3まではMFSの有無によってスタート時のゼロ加速時に若干の差が存在したようだが、D4以降での性能差は不明である。
*10 Ver.1.05より追加。ルート属性がAR(オールラウンド)になる。
*11 DACで消滅
*12 DACでRS-Watanabe GR8(SILVER)と差し替え