頭文字D ARCADE STAGE Zero


頭文字D ARCADE STAGE Zero

頭文字D ARCADE STAGE Zero(イニシャルディー・アーケードステージ ゼロ、以下D0)とは、
セガ・インタラクティブが2017年3月7日に稼働を開始したアーケード用レースゲーム『頭文字D ARCADE STAGE』シリーズの第9弾。
従来作は原作及びテレビアニメシリーズをベースとしていたが、今作から新劇場版 頭文字Dをベースとし、キャラクターやBGMを一新。
筐体等も新デザインとなり、タイトルのナンバリングも「0」からのスタートとなる。

公式サイト「http://initiald.sega.jp/inid0/
公式PV「https://www.youtube.com/watch?v=EBYlaBm6-Mo
オープニング「https://www.youtube.com/watch?v=0EJ9iUKKLnw

  • 2016年7月29日、D8の公式サイトにて「プレ・ロケテスト」の開催が告知される*1
  • 2016年8月1日、D0のプレ・ロケテスト特設サイトが公開され、タイトルとプレ・ロケテストの詳細が明らかになる。
    • 池袋GiGO、クラブセガ新宿西口、セガ 秋葉原 1号館の3店舗で、8月4日〜8月7日に実施された*2
    • 8月4日と8月6日は「公道列伝」と「タイムアタック」、8月5日と8月7日は「全国対戦」(待ち受け中は公道列伝)のみが遊べた。
  • 2017年1月10日、D0公式サイト更新、ロケテストを近日開催予定であると発表される。
  • 2017年1月17日、D0公式サイト更新、1月18日よりセガ池袋GiGO、クラブセガ新宿西口、セガ秋葉原でのロケテスト*3が告知、2月8日まで行われた。
  • 2017年2月10日、JAEPO2017にD0が4台出展*4。11日のイベントでは、稼働開始日が3月7日に決定した事が発表*5された。
  • 2017年3月7日、全国のゲームセンターで順次稼働を開始した。
  • 2017年4月26日、不具合修正のバージョンアップを実施した。バージョン表記は「1.01.00」。
  • 2017年5月15日、不具合修正とフルスペック未満の走行性能調整と筑波往路の走行性能調整のバージョンアップを実施。バージョン表記は「1.02.00」。
  • 2017年5月24日、「頭文字D ARCADE STAGE Zero」のコミュニティサイト "でぃ〜こみゅ ー峠に生きる走り屋達ー"を開設した。公式サイト「https://initiald-commu.jp/」公式twitter「https://twitter.com/initiald_commu
  • 2017年5月28日、「走り屋交流会in福岡」にて、D0で削除された複数車種の復活や対戦バランス調整が含まれた「Rev.1」バージョンアップが6月1日から稼動することが発表。6月1日に無事バージョンアップが行われたが、バージョン表記は「1.02.00」で変更無し。
  • 2017年6月18日、「走り屋交流会in愛知」にて、2017年7月のアップデートを発表。内容は「新車種追加と新コース追加」の予定。
  • ※以降バージョンアップあり次第記載お願いします。

システム変更点・新要素

筐体

  • 画面が42インチの大型フルHDモニターとなり、グラフィックはD8をベースに小改良がなされ、主にコース脇の枝木や上空などのコースの景観が鮮明化。
    • モニター解像度がHDからフルHDに、基盤がRINGEDGEからNu2になったこともあり、D8より鮮明で美しいグラフィックとなっている。
  • シートは従来のものから、Ver.3まで使用された樹脂製のバケットシート型へ再変更。
    • D0では新たに従来品と同じクッション、ゲームと連動して点灯するLEDのブレーキランプがシート裏側に搭載された。
  • ハンドルも従来の専用大型タイプから、これまでのセガのアーケード向けレースゲームで使われた小型タイプに変更。
    • 切れ角も左右120°程度と少なくなっているが、その分前作までよりもドリフトし易くなった。
  • シフトも従来の上下式から、6速型Hシフター*6に変更
    • シフトをニュートラルに入れるとATに切り替わるアドバンスドMTを採用している為、MTが苦手な人やAT派でも基本的にMTを選択した方が損が少ない
  • 使用するカードも従来の「頭文字D免許証」から、他のセガのアーケードゲームでも使われている「Aime」及び「バナパスポート」または「おサイフケータイ」へと変更。
    • これによりカードの読み込みと書き込み時間やカードの更新が廃され、ゲームスタート時に筐体右側のカードリーダーにカードをかざすだけでゲーム終了時にデータがサーバーに保存されるようになった。
      • 稼働開始からしばらく、サーバーの混雑が原因かゲーム終了時にエラーが発生する現象が確認されている
        このエラーが出ると、タイムアタックの記録や外見パーツの装着が反映されず、後者はポイントが消滅する。レベル等はエラーが発生しても保存されている。
    • maimaiやチュウニズムと同様に、カードを登録すると初回プレイが無料で楽しめる

データの引き継ぎについて

  • 前作からの引き継ぎは不可能だが、代替特典として前作のマイレージ数(走行距離)に応じたドライバーズポイントと特製マイフレームを入手可能。
    • それぞれ1000km未満は3000pt、1000km以上5000km未満は10000pt、5000km以上は15000ptとなっている。
    • 入手には自分のAime(もしくはバナパスか、おサイフケータイ)にSEGA ID(登録無料)を登録しておく必要がある。
      詳しくはこちら

システム面

  • D6からの「タッグバトル」、前作の「Dコイン」等といった機能は今作では廃止されている。
    • また、D4からの頭文字D.NETとの連動機能も廃止となり、頭文字D.NETのサービスは終了した*7
      その為か、名前の漢字入力、チーム機能、メーターや紙コップ変更等、従来はD.NET有料会員専用の機能が今作では無料で使用可能。
      但し漢字は一部しか使用できず、「D.NET有料会員専用カラー」「マイキャラクローゼット」「ファクトリーの無料使用」も現段階で未実装。
      • ハンドル、シフトノブ、ペダルを使ってのメニュー画面の操作も廃止された。
        4方向ボタンとスタート、ビューボタンによる操作に固定されている。
  • 経験値制度はクラス制から、D6と同じレベル制に再変更。Lv50からオーラが出るようになる。
    Lv50から79が黄色、Lv80から89が緑色、Lv90から98までが青緑オーラ(新オーラ)が出るようになっている。
    ※Lv80から敗北するとゲージが下がり、全ゲージまで下がると、カリスマレベルがダウンする。
    • Lv99で水色オーラ(前作のSSクラスオーラのような色)及び「名声」(従来の「プライド」)となり、名声は20から開始される。
      勝利+1、敗北は-1(Lv98以下に敗北-2)と確認されている。
      ※Lv99到達と同時に飛翔がでていると確認されている。勝率によって飛翔の大きさが異なる模様。
    • 名声100で青オーラ、名声500で紫オーラ(新オーラ)、名声1000で白オーラ(新オーラ)と確認されている。
      ※ある公道遠征でLv80であるにも関わらず、青オーラと確認されているが詳細は現在不明。
  • 全国対戦で相手に敗北した場合、追加料金*8で同じ相手へリベンジを申し込むことが出来るようになった。但し、100m以上離されて敗北するとリベンジは発生しない。
  • 店内対戦や全国対戦で、相手のプレイヤーが透明となって対戦できる「ゴースト対戦」を追加。
    • 敵車との接触判定は無いが、通常の全国対戦と同様にブーストが存在する。
  • 店内対戦をプレイすると、勝敗に応じ文太より豆腐を獲得できるようになった。
  • レース画面は前作をベースとした配置になっているが、今作では対戦時に画面真上に自分や相手がどれだけリードしているかが表示されるジャッジメント機能*9と、タイムアタック時に上ボタンを押すとゴーストを、下ボタンを押すとラインガイドをそれぞれ表示/非表示出来る機能が加わった。
    • デフォルトのタコメーターは、前作のプロジェクトDミッション特典の[頭文字D Ver.3]メーターへと変更された*10
      ドリフトランプが付いていないメーターの場合、ドリフトしているかは筐体のLED電飾の明滅で判断できる。
      タコメーターは前作同様にミッション報酬で獲得でき、ファクトリーで変更可能。
  • タイムアタックのランク毎のタイム基準が前作から優しくなった
    前作のタイム基準が非常に厳しかった事、今作で筐体と挙動を変更した事が影響していると推測される。
    前作に発生していた番車でなければスペシャリストランクが取れない事態は解消されている。
  • 無料で新規車が追加出来る「車種無料追加チケット」が追加された。詳しい距離などは下の車種紹介にて記載。

マシンの挙動について

  • 筐体の欄にも述べたように、ハンドルが前作よりも小型化し、切れ角も左右120°程度と少なくなっている。
    また、ハンドルを一定の角度以上切り過ぎるとクルマが減速する。減速するハンドルの角度は車種によって異なる。
    ただしその分、前作より加速力はダウン、旋回力と最高速度*11は上がって滑りやすくなり、ドリフトし易くなっている。
  • チューニングでは前作の「EX SPEC」が廃止。進めるほど加速力とコーナリング性能が上がり、フルスペックでは挙動が荒々しくなる。
    チューニング差は前作よりも僅かに抑えられたが、車毎の性能バランスが悪く、コースによってはノーマル車がフルスペック車に勝つ場合もあった
  • 2017年5月15日のアップデートでフルスペック未満の走行性能調整が行われたため、チューニング差がD0稼働初期よりも大きくなった。
    詳細は「不具合の修正(ノーマル車の仕様変更)について」を参照。
  • 今作もブーストON時の対戦で、ゴール前ブーストが発動すると最高速上限が通常時を超える。ただ加速力は前作より抑えられている。
    前述の通り最高速が上がったため、ブースト発動時の最高速は前作以上に高くなっており、例えば箱根では255km/h程出る可能性もある。

キャラクター

上部で述べたように、 今作からは新劇場版がベースとなった為、キャラクターも新劇場版に登場するキャラに一新。
新劇場版に登場していない原作中盤*12以降のキャラクターは削除され、一切登場しない*13
ゲーム中のキャラクターはほぼ新劇場版の2Dイラスト*14で、キャラクターボイスは無い

キャラクターの追加

新劇場版から新たに2組が追加されている。

  • 絡んできた走り屋(からんできたはしりや)*15
    • 所属…無し*16
    • 搭乗車種…S13 シルビア K's
      • ボディカラー…ブルーイッシュシルバーツートン
      • ナンバー…群馬 57 ひ 7-101
  • 謎の走り屋(なぞのはしりや)*17
    • 所属…無し
    • 搭乗車種…ZN6 86 GT
      • ボディカラー…オレンジメタリック
      • ナンバー…群馬 355 お 3-954

公道列伝

今作より公道最速伝説から公道列伝へと変更された。

コース

コースもD8から新劇場版に登場していないコースの殆どが削除され、天候の「雨」も削除(全て「晴れ」固定*18)された。
初級の「箱根」「秋名湖」、中級の「碓氷」「妙義」「赤城」「秋名」、上級の「いろは坂」「筑波」の8コースが選択可能*19
この内「箱根」は原作終盤で登場し、ゲームではD8で上級コースとして初登場したコースである。

車種紹介など

車について

車も新劇場版に登場した車がメインとなり、D8から多数の車が削除された。
稼働開始時点では全30車種*20だったが、2017年6月1日の「Rev.1」アップデートで、D8から車5台*21が復活、
2017年7月予定のアップデートでも、車の追加復活が予告されている。

車に装着されるナンバープレートは、新劇場版仕様の4桁ナンバーとなっている*22
ただし地名は新劇場版で使われた峠の名前*23ではなく、これまでと同じ実在する地名の「群馬」となっている。

5速車と6速車では、1〜4速までのレブ速は同じ。6速車の5速と6速は、5速車の5速を二つに割ったようなものになっている。
AT車*24は、スタート後は1速で約1秒間レブに当たりながら加速、2速以降はレッドゾーン手前でシフトアップする。
純粋にタイムを狙うならば、MTで的確にシフトしていったほうが良い。

車種無料追加チケットについて

ゲーム終了時に一定のマイレージ距離を超えると車種無料追加チケットが配布される
期間は貰えた日から14日間となっている。現在貰えると判明されている距離は下記の通り。

  • 400km
  • 800km
  • 2000km
  • 5000km

車種紹介

BGM

その他情報

不具合の修正(ノーマル車の仕様変更)について

  • 2017年4月28日、ARCADE STAGEシリーズの公式twitterにて「「タイムアタックモード」におきまして意図しないタイムが記録される不具合が報告されております。」というツイートが行われ、同年5月15日、「フルスペック未満の走行性能調整」「筑波/往路の走行性能調整」「その他不具合の修正」という3点の修正が行われた。
    これは、修正前の筑波往路のランキング上位が、チューニングがノーマル(またはチューニングを1つだけ進めたスペック1)の車により独占されたことへの対策である。
  • D0稼働当初、ノーマルやスペック1の車には「レール」のようなものが存在し、ステアをコーナーの手前から内側に切り込んでいると、チューニングを2つ以上進めたスペック1と比べて、尋常ではない速度でコーナーを曲がることができる仕様が存在した。
    ただし加速性能はフルスペックと比べてかなり遅いため、当初はタイムアタックでは目立つことはなく、対戦の、それも相手がスペック4以下のLv.30までで、一部のプレイヤーが使用している程度であった。
    ところが稼働してしばらくすると、筑波往路をスペック1でタイムアタック1位を取るプレイヤーが現れ、youtubeやtwitterで動画が公開されると瞬く間にプレイヤー間に情報が広がり、筑波の各車種別1位と、一部他コースでも車種別1位を取るまでになり、スペック1でSPECIALISTランクを取る事態も発生した。
    また対戦では、ノーマルやスペック1がフルスペックの車を筑波往路で狩る、下克上のような事態も発生するようになった。
    • この仕様、いわゆる初心者救済措置として、実はD8にも存在していた。
      ただしD8の場合はD0よりも効果が薄く、ステアを切って曲がるゲーム性であったため特に問題視されることはなかった。
  • その後、「フルスペック未満の走行性能の調整」により「レール」が消滅、チューニング差もD0稼働初期の頃よりも大きくなり、「筑波/往路の走行性能調整」によりS2000の性能が向上したため、筑波往路のランキング上位はフルスペックのS2000が独占している。
    ただし、筑波往路のS2000以外の走行性能はほぼ据え置きであるため、それ以外のランキングでノーマルやスペック1が各車種別1位を取っている場合、追い抜くことが困難な状況が続いている(2017年5月20日現在)。

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*1 この時点ではプレ・ロケテストの開催と日程のみが告知され、タイトルは未公開。
*2 プレ・ロケテスト時のバージョン表記は「0.50」。
*3 ロケテスト時のバージョン表記は「1.00.00」。
*4 この時のバージョン表記は「1.00.01」、正式稼働時と同じ。
*5 店舗によって稼働日は変動。
*6 タイトーの「バトルギア4 Tuned Pro」やバンダイナムコエンターテインメントの「湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNEシリーズ」の筐体に付いているシフトと同様。
*7 docomo版(i-mode)とau版(EZweb)は2017年4月30日、それ以外は5月8日に終了。http://initiald.sega.jp/inid8/news_1702.html
*8 コンティニュー扱い。
*9 正式な機能名はまだ不明。
*10 プレ・ロケテスト時のデフォルトのメーターデザインは前作と同じデザインだった。
*11 箱根では前作の217km/hに対し、今作では234km/h、秋名湖では前作の185km/hに対し、今作では212km/h程度にアップ
*12 アニメに於けるSecond Stage以降。
*13 ただし各チューニングパーツの、頭文字Dオリジナルパーツには原作のキャラクター名が残っている。
*14 一部原作の画像を使用。D4〜D8で採用されていた「リアルタイム水彩シェーディング」による3DCG描写は無くなった。
*15 原作では名無しキャラだったが、アニメシリーズではポニーテールの男が「弘道」、その片割れの男が「正一」という名前で登場。
*16 原作では妙義ナイトキッズ所属、TVアニメではTHUNDERS所属となっている
*17 新劇場版では、容姿が拓海に似た男(目元は全く映らず、素顔は不明)が搭乗していたが、ゲーム中の容姿はそれとは全く異なり、目元が暗く隠されたデフォルトの男性アバターにキャップ帽(赤)を装着したものとなっている。
*18 晴れ固定はVer.1以来である。また新劇場版 頭文字Dには雨のレースの映写が無かった。
*19 プレ・ロケテスト時点では、箱根、碓氷、妙義、赤城、秋名、いろは坂の6コースが選択できた。
*20 プレ・ロケテスト時点では、3ドアトレノ、MR2、Z33、EG6、FC3S、FD3S1型、GC8、CE9A、カプチーノ、シルエイティのみが選択できた。
*21 2ドアトレノ、MR-S、スープラ、後期型FD、NSX。
*22 プレ・ロケテスト時点では新劇場版の4桁ナンバーではなく、アニメシリーズ版の5桁ナンバーであった。
*23 「秋名」、「妙義」、「赤城」
*24 MT車でシフト位置をニュートラルにしている場合も含む。
*25 プレ・ロケテスト時点ではCPUの武内樹のみ使用。装着されているステッカーも、ロケテスト時点まではD8までの原作仕様であった。
*26 この内BNR32、S13はプレ・ロケテスト時は使用不可だったが、特設サイトで「プレ・ロケテスト開催店舗勝利特典」の1つである「追加特殊カラー車」として掲載されていた。