頭文字D ARCADE STAGEシリーズにはD0で初登場し、原作には未登場の『MCR R34』。
ビデオマガジン『Hot-Version』との「魔王号」コラボレーション第一弾として、2018年5月29日に追加された*1。
D0においては、STI S207に続く「アップデートにより追加された、外装チューン不可の完全新規車」でもある*2。
DACには追加されていないが、独立車種ではなく通常のR34のドレスアップパーツで再現できる。
かつて埼玉県に、現在は千葉県に居を置くチューニングショップ「MCR」*3がBNR34型スカイラインGT-Rをベースに手掛けたチューンドカー。
『Hot-Version』内の「峠 最強伝説」で藤田エンジニアリングのFD3Sを破り、最速車の称号「魔王」を得て脚光を浴びた*4。
同社のBNR34のデモカーはストリート重視モデルとスポーツ走行前提モデルの2台があるが、登場している車は後者。
チューン内容は、HKS製キット*5で600ps超となったRB26に、自社製バンパーや他社製の強化パーツ*6等が奢られている。
実は本車種はD0以前から頭文字Dに関わっており、アニメでの星野好造のBNR34の音取り車は本車種である。
ゲーム内での性能は残念なことに「魔王」の称号には見合わず、お世辞にも良いとは言えない*7。
具体的にはR34GT-Rの欠点である回頭・加速性能が改善されているが*8、代わりにタイヤ摩耗等の各ペナルティが悪化。
その後の対戦バランス調整やVer.2.1でタイヤ摩耗以外の性能が改善*9、対戦でも普通に使える程度の性能になっている。
TAではD0 Ver.1で追加された群サイの復路が実車同様非常に速く、D0 Ver.2では魔王FDを抑えて群サイ往路の番車となっている。
またR34に関連するコースでも若干速い傾向にあり、具体的にはD0 Ver.1ではもみじライン上りが若干速く、
現在のD0 Ver.2では筑波復路で上位に複数ランクインしている。
この車は純正状態でボンネットがカーボン化されているコンプリートカーの1つでもある。
コンプリートカーは外装が変更できない為、ボディ同色のボンネットに拘りを持つ人は要注意。
初期色の「魔王レッド」はMCRのイメージカラーで、色味はBNR34のEXカラーの「ダークレッド」よりも若干明るい。
それ以外の通常カラー・EXカラーは「V・specII Nur」と同一で、魔王号の中では唯一EXカラーが用意されている。
また、ボディカラーを「ホワイト」に設定すると、C-WEST製N1フロントバンパーを装着していた時期の仕様に近付ける事が出来る。DACからはドレスアップパーツ扱いになった事でホイール等の交換も可能となり、ENKEIのRacing NT03(WHITE)を装着する事でより忠実な再現が行える。
メーカー | ギア | 駆動方式 | 吸気方式 | 搭乗者 |
MCR | 6速 | 4WD | TURBO | なし |
■ | 魔王レッド(初期色) |
■ | ミレニアムジェイド |
■ | ベイサイドブルー |
■ | ホワイトパール |
■ | ホワイト |
■ | スパークリングシルバー |
■ | ブラックパール |
EXカラー | |
■ | シリカブレス |
■ | ライトニングイエロー |
■ | ミッドナイトパープルII |
■ | ダークレッド |
■ | バーニングイエロー |