爆竜戦隊アバレンジャー：第39話 がんばれ！アバレファーザー

『爆竜戦隊アバレンジャー』第39話 がんばれ！アバレファーザー

概ね、えみぽんとーちゃんの悪態から始まる回と言っていいでしょうか。
「娘一人守れんヒーローなんかになんの意味があるッ」
「お前ら若造に父親の気持ちがわかるかっ」

みたいな、ベタ展開ー。
今更いいですけども、もうちょっと前にやって欲しかったかなぁ。その頃でしたらベタは清涼剤だったと思うんですけども。
しかし、りょーが君、お父さんのことなんて呼んでたっけ。。。
なんか大概独走的っていうか、私と大差ないよーなセンスの（問題だ）。

しまった、さすがに４話立て続けはキツかったか、次の回と記憶が混ざってる。；
えーと、なんとかラフレシアがあちらの世界に帰って、リジュエルに応急処置っぽいのをされて、パワーアップのキスをされて（やっぱり可愛いなー）、女性を花にする手段がパワーアップしてたりしました。


そもそもなんで花にするかっちゅーと、アバレキラーが他の女に目移りすると嫌だから、だそーですよ。それを返してキラー、「イカれてるな」で乾杯。
うーん、まあ、わかりやすい展開、かな？

まあキラーもリジュエルも強いわ我が侭だわ、全然話に参加出来なくて、女性だけを排除しても、子どもが出来なくなるんだからいつか世界は勝手に滅びるよな、という結論を裏でこそこそ出してたりしたんですが、敵幹部たち（最近弱い）（もともとか）。
悠長だなぁ。
それになんかあからさまに、倒したら元に戻りそうだけどアレ。
組織展開してるんだから、あとの布石になりそーなことは考えないんですか。
（されても困るけどっ！）（うわぁ、案外洒落になってない...orz）
（特撮ベタに対しての当然の突っ込みを躊躇わされるとは。；）

あとなんか、なんでだかは知りませんが、りょーが君たち弱ってます。
アバレマックスとかはどーしたんだろう？
入れるとさすがに詰め込みすぎて不味いのかしら。


赤・青・黄のアバレ三人組がリジュエルになぶられてー。
そいでもってモニター越しにえみぽんちゃんのお父さんが野次ってます。
てめーが戦え、とか、うーん、思ってもいいんだろうか。
でもなんか、家族に異変が起こってしまって取り乱したお父さんに見えるんですよね。無責任親父には見えてない。

それになぁ、りょーが君たちの陥ってる「危機」が正直今回はかなり作られたものにしか見えないから、こんな目にあってるのに可哀想、、、っ。
とかはさすがに思えない。
リアリティのある苦戦状態なら、さぞかし嫌らしい回になっていたよーな気もしますよ、お父さんが怒る理由がある分だけなおさらね。どーにもならない袋小路状態っつーか。
いや、特撮見ててそんなもの要求するようになるとは思ってませんでしたが。
ソレが不可能でないことは知っちゃったからなぁ。；

しかし、ちらっ、と頭の隅で考えてしまうものの。
実現したらまた立ち直れなくなりそうなのでやっぱりいいです...orz


そいでもって、舞ちゃんがお父さんの言葉に耐えかねて。
「りょーちゃんを悪く言うなっ」だっけかなぁ、なんかそーいうようなことを言うのですけれども、それが彼の養い子だって聞かされて、お父さんショックを受ける。
若いにーちゃんだけど、親替わりをしてる。
そーいう子の前で詰ったり野次ったりしてた。と。
反省し、声援を送ったらりょーが君にも届くという展開を辿ります。

話の回路としては、実はよくわかりませんけどもー（をい）。

そこから結局えみぽんちゃんも日本に残してもらえることになりまして、めでたしめでたし（スケさんがいれば心配もないでしょうが、人口密度高いなぁ；）、とも相成るわけなんですけどもね。
だって、「親の気持ち」がどうこうっていうテーマの話立てに見えてたわけでもないんですもの。だからして、状況が引っくり返っても別段、爽快感もありませんでしたし、お父さんはどーせ最初から許してくれたと思うんですよ。
ちゃんと、最初から！　事情を筋立てて話していたら！！
（要するに、そーいう人に見えてるわけですよ。）


ドラマは誤解から始まる、という展開は。
それを非難はしませんが能力があったらどっちかというと回避したいなぁ、許しがたいことじゃないけど、茶番に見えて詰まんない。
別のところで煮詰まってての、「笑い」としてならともかく。

まあなんつーか、古かったです、全体的に。
でもって、だからといって急旋回して逆向きに突っ込めばいいのかというと、そんなことはなくッ、それよりは遥かにマシだとは思いますよ。あははは。
ははは。。。