ウルトラセブン＃１４「ウルトラ警備隊西へ(前編)」

『ウルトラセブン』#14「ウルトラ警備隊西へ(前編)」

とにかくまあ、キングジョーさん（ロボット）の手付きはありえないほどめっさエロいと思います。なんで首筋にあんなに拘るんですか、セブンさんはわりとウルトラマン全体の中では強面なほうだと思うけど。
何分にもウルトラマンって全体的に細身だし。
てか、抗う動きにも妙な色気があったような気がしないでもないんですよ。
誰の趣味ですか全く一体。

というあらぬところに思い切りよく気を取られてみましたが。

よく考えてみたら始めての前後篇でしたね、なんでこうもなんどもすりすりぺたぺた触っているんだ、ちょっと長くないか、さすがに戦闘でもあそこまで長いとちょっと妙な気分になってこないかとか気にしてる場合じゃないよーには思うんですが。
前後篇になってそこが伸びるってのがすでに違う気がしないでもないですよ。


えーとあと、悪いのは地球人でした。
まあちょっとその返礼としてはやりすぎかな、という気もしないでもないんですが、自分の家に（あんまり使ってない隅の敷地とか）なんかやってきて、調査でござい、とかふんぞり返られたらかなり嫌。
まあよそ様の星に対してそんなことやってたわけですが。
要するに地球には余所の星との交流がないんですね。
「調査の結果、高い知能を持った生物が存在していることがわかった」ってあーた、その報復に来られてる状態でなにほざいてんですか一体。

普段からそんなだから怒りを買うんですよきっと。
ちょっとしたうっかりだったのにー、というふうに庇う気にはなれませんな！

あとなんかわりとサスペンス仕立てだったっぽいんですが、まあ子ども向けだしね、だいたい数シーンで「これが引っ掛けかな」というふうに思ったしまったものでサスペンス成分発動せず。だってあの人露骨に怪しすぎるよー。顔とか。
こりゃ違うな、と思ってたら本当に違いやんの。ｗ
（そのままいってくれたほうが意外性あってむしろ良かったのに。）
（だから『セブン』で少々対象年齢上がったけど子ども向けだってば。）


なんか日本に来てた外国の人たちが次々襲撃される事件が発生。
なんでウルトラ警備隊に連絡が来るのかそもそもよくわかりませんが、それを聞いた隊員たちが「調査しましょうよ、隊長！」とか言ってますよ。それは警察の仕事だと思います本気で。しかしこの人たちの捜査範囲ってまあわりと曖昧なところがあるし、その気なら調べることもできるんでしょーが。

そんなこんなをしてたら、事件のほうからやって来ました。
なんか、、、なんて言ってたっけ？　宇宙調査だか開発だかの関係の人たちで、調査に行ったつもりがそこの住人にめっさ怒られたー、ということに対応するための会議を秘密裏に開こうとしているその関係者だったっぽいんですよ、今まで殺された人たちって。

あー、てゆか無関係の人たちは護衛に至るまで殺してないんだ（巻き込むこと自体は気にしてないっぽいけどわざわざとまではいかないとかかしら）。
それはそれで筋が通っていいじゃないですか。
まあ調査（というか不法侵入）に対する返礼としてはやっぱり酷いような気がしないでもありませんが、侵略者だと思ってたら非道ってほどではないかもしれません。
戦争の場合はある程度どうしても仕方がないことあるしね。
（理由を知らない無関係者は駄目だと思いますが。）

んー、ただ。
しかしむしろ、スパイがいたってことは地球の意思はもうあちらに伝わっててもおかしくないんだし、ひょっとしたら後篇でなんか別の意図が出てきたりするのかもしんないかな。
いやわかんないですけどね。
ちょっとこのままだと地球が悪いって結論になって後味悪そうだしさ。


あと、金髪の女性科学者が怪しい男に襲われて駆け込んできたり。
護衛に駆けつけた科学者の乗った潜水艦が襲われて沈んだり。
彼女を付回す男と一悶着あったり、と今回は皆さんだいぶお忙しいです、そんな中とうとう会議会場までロボットに襲われてしまう始末。

ところで六人しかいない隊員の一人（ダンさん）を乗せ損なったら普通は気付きませんか皆さん、てゆか、六人しかいないとはいえこんな事態でなんで全員で行動しているんでしょうか、いつもはわりと分散して動いてるじゃないですか！
（深海に向かった後だからでしょうな、なんかその配分自体が違う気が。）
（海には海の部隊がいるとかないんかい。）

まあその間にセブンさんになって会場に先に駆けつけたわけですが。
（ロボットに向かって来られてる科学者さんの描写はシンプルながらなかなかの見物だったんじゃないかと思います。）

エロい手付きで押えられていざ後篇。
馬乗りで首を攻めるってやりますなキングジョー！（変態ですか一体）