特捜戦隊デカレンジャー：Episode.16 ジャイアント・デストロイヤー

『特捜戦隊デカレンジャー』Episode.16 ジャイアント・デストロイヤー

――なんでセンが戦わなくちゃならないの。

というフローラちゃんの言葉は、なんとなく好きです。それに対する答えになってないセンちゃんの返事も好き。誰かがやんなきゃなんないことがあるから、デカレンジャーがいて、そのためにいつも訓練してるんだとか。そのために僕らがいるんだとか。
なんで彼じゃなきゃいけないかって答えてないところとかね。
職業戦隊って感じだよなー、なんか。ｗ
この人でなきゃなんない理由はなくて、選んだんだよね。

この回では前話の敵さんの怪獣機をぶっ倒したものの（レンタル、つか多分物理的に買い取りになってるのかしら）、もともとの彼の手持ちのモンスターが育って現れちゃいましたよと。かなり重量級ですよ。


というわけで、前回に引き続き基地が動いた上。
その基地がロボット変形するとゆー。
いや、前回はそーでもなかったけどさすがに吹いた。ｗ
（戦隊のロボットってお約束な分、てゆか歴史自体が長い分多少なにをやってもどーとも思わないことが多いんだよね、動くくらいは別にねぇ。）

えーと、多分単純にウエイトが足りなかったんだと思います。
強い敵っつーよりか、どう考えても「大きな敵」とゆーところに焦点がいってる辺り、いやいやいやいやもちろん別にいいんですが、ちょぴっと笑ってきてもいいですか。
あと、ボスは基地を動かしたかった男の子だと信じていますとも！
ぶっちゃけ不細工だなーと（ロボットが）思わないでもないんですがその辺は見逃しておくです、いやだって、「職員の方たちは安全区域に避難して下さい」ってスワンさんのアナウンス面白いじゃん。
あと、さすがに急造らしく、デカ面子が走って移動してたところとか。
パイプでつながってたけどあれ傾斜キツいよなー。

みょーな生活観が楽しさに直結してたところとか上手いよなと。


基本的にはデカベース・ロボの回。
それとあと、自分が犠牲になろーとするフローラちゃんの話でしょうか。
マシン・モンスターっつー敵のロボットの（まんまだな；）（でもなんか成長しやがるぞっ）、実は電子頭脳だったとゆー設定なんですが。なんで人間の格好してるのかがちょっぴし測れ知れません、いや、「可愛い女の子」にしたのは地球人の油断を誘うためって言ってましたけど。
可愛すぎて心配されて連れて行かれちゃあなぁ。。。

うんまあ、今回の敵さんは、もうちょっと己の姿を省みたらよかったんじゃないかと思います、自分が連れてて違和感がないよーな姿にしておくべきだったよーな。
あからさまに悪役顔で地球人と同じ姿の女の子連れてたらその時点で通報されてもあんまり疑問に思いません。人前に出ないんだったら油断を誘う必要性がそもそもないよっ。

うんまあ、余計ごとに拘ってますか。
私だって可愛い女の子アンドロイドのほーがいいに決まってますが！
あ、でも着ぐるみっぽいのもまた別の可愛（ｒｙ
いやー、でもマジ、頭くらいの大きさだったら持ち運べたと思うんだけどねー。
（だから大概余計ごとだわな。）


うんまあ、デカベースロボとフローラちゃんの回なんですが。
センちゃんの、ちょっと理屈っぽいところがあるわりに、己の領域、自分の仕事に関しては疑問以前だっていうのはなんか本当に良かったなぁ。
フローラちゃんがやっぱりなんか堅くて（戦隊の子役って不思議なほど上手い子揃いだよねぇ、下手するとメインよ（ｒｙ）、その頑なさとなんか共鳴してるっていうかね。

だから彼女が自分が犠牲になろーとして。
それは自分の役目だよっていうセンちゃんの流れも奇麗だった。
戦わなきゃならないことがあるんだって言葉が浮いてなかったかなぁと。

ぶっちゃけデカベースロボの描写に尺取られて他に特にないというか...orz

いやいやいやいや、面白くなかったとかではないっすよ。
しかし、微妙にこっち方面は戦隊に期待してないというかなんというか。
変身シーンがある段でＳＦといってももせいぜいスペース・オペラ、近未来ものまでなんですよねぇ（デカはおまけに民間人が出てくるのが現代まんまｗ）。
見てる時には「うわー、すげ」くらいには思うんですが。
その是非とか、そのメカニズムとかを理解しよーとか注意しよーと思うかとかそこまで面白いわけではないんですよね。

ぶっちゃけ戦隊ロボは馬鹿設定のほーが燃えるよなぁ。
（だったら基地のロボ変形は資格充分な気はするが）（意外と細かかったー。）
（うんまあ、それもそれで生活観があって面白かったが。）