ウルトラマンティガ：第31話「襲われたＧＵＴＳ基地」

『ウルトラマンティガ』第31話「襲われたＧＵＴＳ基地」

ちょ、馬鹿、粘菌たん（愛称が適当すぎないか）。
人間体を実際に作るんならともかく、画像のみを写してるってのになんか紫ぃのがべったり付いてるんだよ。なによりホリイさんに付けてもあんまり怖くないよ！
（ダイゴくんが意外と怖かったのー...orz）

ところでホリイさんてば、女の子にモテといて異形には振られっ放しですね。

ダイゴくんもそうっちゃそうなんですが、相手が主に人型なので、たまには報われているのと比べて報われたことないねっ。相手が悪い気がするけどね。
ガゾードやら粘菌たんって趣味悪いよ、会話通じないよ普通に。；
だって彼らには彼らの生活があるんだしぃっ。
最終的には「悪」というわけではない、生きることだけで頭がいっぱい。そしてそのことがわかった時点でちゃんと折り合いを付けて諦めているのが、ある意味でホリイさん自身の味なのかなぁ。
ダイゴくんは割り切れられないところもあるしね。
いいとか悪いとかじゃなくてどっちも好き。

まあ、なまじっか会話が通じちゃうと知性を期待しちゃうのかもなぁ。


この回はホリイさん回。
とあるところから回収されました紫色の物体は生きてまして、なんか酸素を吐くわ、意識があるわで大変っぽいですよ。私昔からこの手の設定のものでいつも悩むんですが、どっからどこまでが同一意思なのですかっ。
ぶっちぎっても同じ個体なのか、全てが同一意思なのか。

というところは恐らくどうでもいいんですが。

するすると粘菌たんがパソコンに忍び寄ってきて「生き延びたいーっ」ということを訴えたものでホリイさんが落とされました、あの不気味な外見を物ともしないとは剛毅なっ。いや別に同情するだけなら生物学者の前歴があるらしーしわかるんだけど、レナちゃんに「まるで恋人同士ね」とか言われたらすでに女の子いるのに形無しですよっ！！
（研究者なんてそんなもんじゃん。）
（ティガさんもレイロンスとかにめろめろってたけど、恋人同士みたいには見えなかったんだよー、レナちゃんと比べる気にはなれないよー）（比べる必要ないし。）

というそれも非常にどうでもよろしいです。ハイ。
んで「生き延びたい」と言われても、とりあえずイルマ隊長は返事保留。
うん、そもそもガゾードの件があるしなぁ、とりあえず直接人間を食うってことはなさそーだけどね。酸素吐くから有利ってのも確かに言えてるし。

わりとイルマ隊長はどちらにも傾きすぎない人として描かれてますね。
上の判断ミスで、という話がわりとウルトラマンには多いような気がするけど（昭和平成に限らず）、ティガではイルマ隊長に限らずそういう展開はあんまりないというか、上層部にも固有の価値観があるって描いててくれてぐっど。

つーか、そのおかげで隊員たちの裏切られても「また信じる」っていう描写にも説得力が出てきているような気もしますよ。
隊員たちは絶対に独断専行しないし、ちゃんと報告する。
その上で判断を仰ぐっての、話としても自然だよね。


この回は、ホラーテイストだったんだと思います。
どうもなんというのか画面がグロいだけだったけどな。；

あとは粘菌たんとの知恵比べかな？
まあ、パニック物としてはそんなに悪くなかったんじゃないかな。「MANPUKU」には正直笑わせていただきましたぜ、あと、モールス信号で拘束されている中から送るメッセージとかね。
でもなんか、ホリイさんが出張る時点で全部根性モノになるっつーか。ｗ
最初からそう作ってくれればいいのにー、と思っちゃうんですよね、ちょぴっと変なところに笑い入れてるくるしさぁ。てゆか、ホラーの印象が皆無だったんだよ！
あんな紫の粘菌なのに...orz
もうねー、ホント、ガゾードの回とあんまし印象が変わんないの。それと違うのは「人が作った生命である」ことや「作られた生命であるから自分たちが生き延びるためにと他を食い尽くしてしまえば生き延びられないことがわからない」とかなんだけど。
これもホラーじゃないよね。
いや、どっちの要素も結構面白かったですよ。

余計だとは思わなかったけど、ホリイさんが可哀想だって言い出さなくても子どもでもわりとそう感じたんじゃないかなぁ。
近視眼ゆえの悲しさっていうかね。
まあ、ホラーと相性がいい気はしませんが、、、怖くねぇんだもんこの回。ｗ

あと怪獣化もストーリーからすると蛇足っぽ。
いっそ乗っ取られたＧＵＴＳ基地とティガさんで戦え（冗談で書いたけど本気）。