特捜戦隊デカレンジャー：Episode.15 アンドロイド・ガール

『特捜戦隊デカレンジャー』Episode.15 アンドロイド・ガール

センちゃん回っす。

これで一応、ＳＦだったみたいで（なあおい）（いやだって戦隊は人工的な変身ってのがまず大前提だから、時代がどこでも戦闘周りのテクノロジーは当り前なんだよなぁ）、初っ端から地下にライフライン設備が整ってるという台詞にときめいてみたりしました。
んでもそこに女の子がいたってシーンで。

「だって地下５０メートルだぜぇ？」（確かバンちゃん）

とか言ってるのは、今は大江戸線があるしなんか間抜けな気がするんだけどなー、つーか、２００４年だからもうそろそろ開通してるんじゃなかったっけ？　あり、自信がない（確か"００年のクウガ時点では建設最中だった）。
地下で悪かったな！
（別に怒らなくても。）
（念のため調べてみたけど、一番深い駅が４２メートル）（これを通常生活圏内としてしまうと５０メートルってやっぱり驚くほどの数値じゃないよ、てかライフライン設備を集中させるならもうちょっと下にしないとヤバいんじゃないかな？）
（現実は小説より奇なり。）


とにかくまあ、人のいないところに女の子がいたんですよ。
んでその子を襲撃してきたヤベー感じの宇宙人（デザインが）、とりあえず撃退して女の子を連れ帰って調べてみると「アンドロイドね」とのことですよ。
なにか犯罪に関係してるかもしれないしー、という周囲に。

「でも、この子には怖いって感情が芽生えかけてました！」とセンちゃんが主張して、なんかよく知らないんですけど、センちゃんに甘いボス（かなり露骨よね？）があっさり了承して、バンちゃんをサポートに付けることとなりました。
まあ今のところ、実際の問題とかないしね。
壊すか壊さないか、というとこになった時に、とりあえず人命よりは劣るけど（なにかあったら即破壊とはされてた）、命に準ずる扱いにしたということになるんではないのかと思いますー。

んでセンちゃんが語るわけですよ。
「感情はね、記憶の積み重ねの中から生まれるんじゃないかっていう研究があるんだ」とか、この回、子ども受け良かったのと違うかなー。なんか辻褄がどーとか拘るところとはちょっと別の部分が反応してたよーな気がします。
（って自分の反応を分析してる辺りでなんだ、その。）


「笑えないの」というフローラちゃんに。
「１足す１はにー」と教えるセンちゃんとか、この花のように美しいからフローラとか（確かにデイジーの白い花のイメージだｗ）、単語廻りだけ見ると口説いてるみたいなんだけど、センちゃんのぼやー、とした印象だからなんか可愛いや。

にしても、巻末座談会でも言ってたけど。
あの女の子、ジェットコースターを無表情で乗るって、役者さんてすごいよなー（デカレンの青と赤はどうもジェットコースター苦手っぽいよ）（青は本気だったゾ）。

んー、この回のテーマはなんだったのかなぁ。
この回と次回との間に掛けてのフローラちゃんの「なんでセンが命を掛けなきゃいけないの」ってことなのかなぁ、誰かがやんないとならないから、自分たちがいる。
普段から訓練して鍛えているんだよってことかなー。


ギミック的なところでは、デカベース（まあ警察署みたいな）動きましたー！
うんまあその、ぶっちゃけていい？　どうもなんか、ボスは署を動かしたくてたまんない男の子みたいに見えてたんですが、わざとですか、それともそんな意図はありませんでしたか。いやでもさー。
センちゃんとフローラの回との兼ね合わせはいまいちじゃね？
まあ、敵が強いからこそ、緊迫感がー、みたいな展開だったらいいんですけども、いや、邪魔しあっていたとまでは思わないんだけど、ばらばらだったというか。

（『アバレンジャー』みたくに露骨に喰ってまではいなかったけど。）
（そこら辺はそこをきちんと管理してるスワンさんとボスのおかげよね、そもそも開発という形なので無視できないし。）

いや、前回予告でわくわくしてたほどではなかったかなーと。
ああいう大仰なのって特撮以外ではまずお目に掛かれんし、結構本気で楽しみにしてたのになー。あ、でも次回はちっと頑張ってました。ｗ

むしろセンちゃんの話が予想以上に良かったというか。
正直、こっちのドラマパートのほうが丁寧なんだよね、さりげないエピソードで派手さはないというか、ほぼベタの域なのに一個ずつの積み重ねが美しいよなぁ。

敵さんの作ったモンスターが倒された怪獣機を迎えに来て、次回に続きます。