ウルトラマンネクサス：Episode.27 祈り〜プレーヤー〜

『ウルトラマンネクサス』Episode.27 祈り〜プレーヤー〜

２５話のラスト近くで現れたスペースビーストを丸一話放っぽって（をぃ）、「新しい」ウルトラマンが現れて、さくさくさくっと孤門くんに正体がバレました。
ええー、また？！
彼ってば性格以外諜報員に向いてませんかひょっとしてー。
（いやあの性格だからなのか。）

しかし、ジュネッス・ブルーって呼び方は格好いいなぁ。ｗ

てゆか、イラストレーターが番組の終わりの「彼の性格を現していて前のめりで戦う」とかなんとかかんとか、ちょっとお兄ちゃん、露骨な贔屓が出てますぜー？
（諸事情により本篇を見る前に見ましたが、それでもかなりの贔屓がｗ）
今までの体色は赤で、憐ちゃんになったら青。
なんか若返った感じがしますね（姫矢さんがオヤジ臭いと言ってるわけでは）。

ＯＰもこの回から変更してたんですが、なんかぽんぽん跳んでて身が軽かったなぁ（映画版のネクストさん辺りは力技で「飛ぶ」って感じ）（ちょっとビルが心配でなくもないです、いや、ぶっちゃけむしろセット単位で）（をぃ）。


まあとにかく、新しくジュネッス・ブルーが登場。
前のめり気味に敵に向かいますが、変な雲が現れてスペースビーストが取り込まれてしまい取り逃がし、おまけに初戦なのにもう怪我してる...orz
（他にも戦闘やってるかもしんないけどね。）

孤門くんは一瞬は姫矢さんかと思いつつも、体色が変わった時点で別人と判断、しかしだーっと外に駆け出して逃げる青年をこっそりと追い、ねぐらである遊園地に帰ったところで逆に取り押さえられて「俺を付回してるのはお前か？！」と言われてしまいます。
ああ、そう考えてたから自分の住み処に帰るのに躊躇わなかったわけか。
でも家の外で取り押さえたほうが危険が少ないよーな。
（生活安全上の危険、身体的な負担は確かに不意を打ったほうが少ないやね。）
んで、いくら孤門くんが否定したからってそこで気絶してしまったらなんかいろいろ危ないよーな気がしないでもないっす。

姫矢さんの時にも凪さんががーがーと「信用するな」と言ってたんですけども、どっちかというと姫矢さんが孤門くんを、憐ちゃんが孤門くんを信用するほーがよっぽど危険っちゅーか、ぶっちゃけ特に孤門くんが（情報含め）彼らを利するってことはないような。
（徹底した弱い者好きの溝呂木くんが妙なだけだ。）
つーか、ウルトラマンたちの情報能力のほーがどう見ても優れてるし。


ヒーロー物として違和感があるというほどでもないんですが、なんとなく引っ掛かった描写ではありました。いや、ちょっと違うかな、全体的に憐は、自分のウルトラマンとしてのデータを取るイラストレーターのことも（友人らしいぞ）、付回してくるＭＰのことも、防衛隊のことも薄っすら知っている様子があるし。
その上で、別にどうすることもなく放っている。
さすがに得体が知れない監視者には神経を尖らせているものの、もしそちらに関しても悪意がないとわかったら気にしないのかもしれないと思わせないでもない。

一番顕著に現れたのは瑞生ちゃんに対してですがもちろん。
でもあれ、自分から突進までしたのは女の子（可愛い）だからとしても、別に構わないっていう態度は男だろうがなんだろうが変わらなかった気がしないでもない。いや、もうすでにイラストレーターに「お前ならいいや」「全部残してね」と言っているか。

ある意味でこれも覚悟の出来た人ですけども。
やっぱりなんか姫矢さんとは方向性が違う気がするなぁ。
（でも微妙に同じ気もする、自分の運命に関らせるつもりはないというか。）

スペースビーストたちが明確に人を食うからでなく。
ある種陰湿だったり、悪意を持った存在が時に率いていたりするからってだけでもなく、この話のウルトラマンはどーしても「明」の存在とは言い難いようです。


それはなんつーかこう、姫矢さんが眉を寄せていたからじゃなくて。
実際になんかやつれていたとかじゃなくて。
怪我がどんどん増えてって、最後のほうになるとほとんど瀕死状態で戦闘を重ねているという（だんだん視聴率低かったのしょうがない気がしてきた...orz）からじゃなくて、すでにその立ち位置からして決まっているというか。

笑ってるからって姫矢さんよりかはマシとも限らないよというか。
憐ちゃんも憐ちゃんで、懐こい分そーとー手強いかもしんないという気はしないでもないです（そもそもこの子は突然に運命に出会ったというよりは、最初から「そう作られた」子どもっぽいらしーしな）。

しかし、「疑う」かどうかについちゃ。ｗ
凪さんに問い詰められても、「えー、アレを疑うのかー」みたいな顔してた孤門くんのが納得だ。ありゃ無理だ。ｗ
（憐かーいいよなぁ。ｗｗ）