SDBデッキ


デッキレシピ

SDBデッキ

アヴァロンズゲートが主催する、全国レベルの対戦・交流イベント、『スターターデッキバトル(略称: SDB)』のレギュレーションに基づいて構成されたデッキ。

基本的なルールは『レアカードは8枚以内、ベリーレア以上禁止(2009年1月現在)』というもの。この制約の中でいかに強力なデッキを作れるかが腕の見せ所である。

  • ちなみに『レア8枚』という数字は、『秩序と戒律』スターターに含まれるレアカードの枚数に合わせてのもの。従ってスターターそのままのデッキでの参加も可能である。

デッキ及び対戦の傾向について

レア制限のある大会ということで凝ったギミックを投入したデッキは少なく、移動型の高速デッキが多数派を占めている。また予選2試合の競技会ポイントの合計点で順位が決まる関係上、泥試合になりやすいデッキは敬遠される傾向にある。

第21回の大会から予選第1試合での1ターンの持ち時間が40秒に短縮され、タイムコストがかかるカードが使いづらくなったことも密かなポイント。人魚の涙やディープシーカーはもとより、シータンクやスケールイータなどの『タイムコスト5秒カード』も、便利だからといって大量投入してしまうと、時間切れで身動きが取れなくなる危険が高い。

全般的に『ガチ』志向のプレイヤーが多く参加し、成績上位を独占する傾向が高い。それでも一部のプレイヤーは一般的に余り使われないカードやユニークなギミックを盛り込んだ『ネタデッキ』で参戦し、その一部は大きな結果を残している。「対戦で勝てなくても『ネタ』で勝つ」という楽しみ方も、大会の中ではしっかりと認められているのである。

主なデッキタイプ

以下、この環境下で使われるデッキをいくつか挙げる。

審判の石像デッキ
審判の石像で祠待ちを妨害しつつ、素早いプレイングで祠を周りきる。『4枚目の石像』として天変地異を投入しているデッキも存在する。
先制デッキ
バルキリークララ、ケルベス、ウォーフォークといった、先制モンスターが主力。豊富な白支援を使いこなせれば、攻守で安定した実力を発揮する。
即死デッキ
ポイズンスパイク、暗黒魔王といった、即死能力を持ったモンスターが主力。即死無効対策としてトリックスターを投入しているデッキも多い。
戦人デッキ
ストラグラー、チャリオ、魔法剣客といった2色4マスの戦人族モンスターを、聖騎士の紋章などで後押しする。主力がコモン・アンコモンで揃う為、SDB環境下でも無理無く組むことが出来る。
メガジョーデッキ
メガジョー、ガルダ、リンリンでほぼレア枠が埋まってしまうが、それ以外はコモン・アンコモンで組める為、SDB環境下でも使えなくはない。
グラディウスデッキ
テレポート要員とサブアタッカーに恵まれた黄単型の人気が高い。ウォーナイトによる爆発力を重視した赤単型もしばしば使われる。
チャイレンデッキ
チャイレン、コアラ先生といったキーカードが使える為、SDB環境下でも成立する。これで決勝戦まで上がったプレイヤーも存在する。
竜族デッキ
シーワーム、現世の歩兵などでドラゴロックや『ジラ』シリーズを強化し、基本値の差で勝負を決める。『封じ込め』系に強い、亡者の盾やベビドーラで確定勝利を取りやすい、等が特徴。

参考: デッキ構築のルール(2009年1月現在)

(SDBレギュレーションより引用)

  • コモン・アンコモン・レアのみ利用可能 (同一カードの利用可能。ただしゲーム中ではレアのみ8枚までの利用制限)
  • 「便利なポケット」「伝説の海賊旗」「熱帯魚の唇」及びVR以上のカードの利用はできません。
  • レジェンドも利用可能ですが、レジェンドの場合、ウォーテウム及び鉄の竜は使用出来ません。
  • レジェンド「セクシーベル」は、ゲーム内仕様により「レア」での認識となります。
  • 「エイイアン」は、魔導競技会モードではゲーム内仕様により読み取らない現象が起きています。デッキを組む際は十分ご注意下さい。
  • 改造カード・ロケテスト版カードの利用は禁止です。
  • 大会で利用可能なカード数は40枚です(デッキは1デッキ制・30枚+10枚差し替え可能。差し替えカードのレア制限はありません) デッキ作成とコンセプトを考慮する点で、デッキ内容を固定する事とします。ただし、微調整が行えるよう、10枚は差し替え用カードとして利用可能です。