- Mainline Voyage / sanodg
- トルバドールレコード / Troubadour Record
- 1996.8
- 佐野初めてのソロマキシシングル。
- ロンドンに初めて遊びに行き、レコード屋を巡っているうちに自分のCDを作ってみたくなった事がきっかけ。その後、川崎〜木更津間を通っていた東京湾フェリーに乗り、ぼーっと景色を見ていた時になんとなくイメージが固まった。
- Mainline Voyage , trans synthesis
- ブレイクビーツも使用しない、シンセシンセした曲に、と作り始めた。前述のフェリーで思い立った、電子航海というイメージがそのまま落とし込まれている。甲板そのものも含め、そこから見える光景が全てワイヤーフレームで描かれている様な、または長岡秀星氏の描く様な、そんな感じ。
- JD800が大活躍している。上ものに限らずキックもハットもこれから。
- 白玉でのばしているパッドが途中から刻み始める展開が大変気に入っている。
- 今、改めてミックスするのであれば、同時に鳴る音数をかなり少なくする。ちょっと音が多すぎる。
- Mainline Voyage , drum and bass
- Rave RacerのEXH*NOTESで実現したドラムンベース、当時はジャングルだが、を通常の2mixでやってみようと作った。
- 予想通りドラムの打ち込み/刻み方には苦労したが、さすがにEXH*NOTESに比べて形になるのは早かった。
- ベース音はドラムンベースの定石とも言える909のキック音。但しJD800の909のキック音をエディットし作ったのだが、ミックスも含め大変良い音で鳴らしている。
- 冒頭部のエレピ風な音は、当時あまり使用する事の無かったJX1080。この曲を含め本当に数えるほどしか使っていない。音色数が多すぎて、選んでいるうちに気持ちが萎えてしまうのが大きな理由。この時はすぐにハマる音が見つかったので採用した。
- エフェクトはSONY D7/M7/R7/F7全て。
- ピアノサンプル風のサウンドはこのために新たに作ったもの。リッジレーサーのジャズグルーヴ版作成の際のノウハウがあったのですぐに出来た。
- Mainline Voyage , break beats
- 前の2曲に比べかなり辛い。
- 製作中は、とにかくこの曲を完成させないとCDがリリースできないという気持ちのみで、あまり楽しいものではなかった。
- 曲最終部の一風変わったアトモスフィア系パッドはE-mu Morpheus。
- マンハッタンレコードのテクノ店に売り込みに行ったところ、スタッフの方がその場で試聴し、5枚置いてくれたのがとても嬉しかった。その後何度も売れているかどうか見に行った。
- ちなみに後日費用を請求するのを忘れ、今もそのままである。
佐野電磁業務外履歴
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