第33弾オリジナルシングルになった楽曲で、オリジナルアルバム『Purity』にも収録されている。
シングル曲に選んだ理由について来生は、当初からあった1970年代のフォーク・ロック調の楽曲を作りたいという願望に合致した為と述べている*1。
来生えつこによれば、シングル曲とあって作詞は難航し、『Purity』の収録曲の中で最後に完成した。また、曲調から失恋の歌と決めたが、四畳半フォークにならないように室内の小道具の描写は避け、街角の風景を描いたという*2。
本曲はミュージックビデオが制作され、来生自身の希望で、アマチュア時代やデビュー当時に出入りをしていたフォーク喫茶のイメージに合ったライヴハウス「ラ・ママ」が撮影場所に選ばれた*3。だが、テレビ放送の機会に恵まれなかった為、来生自身の要望により、VHSビデオとして「TAKAO CLUB」の会員向けに販売された。
発売年月日 | 収録作品 | メディア:規格品番 | 発売元/レーベル | トラック | 備考 |
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1997.01.21 | 渇いた季節 | 8cmCD:CODA-1140 | 日本コロムビア | 1 | ●オリジナルシングル(3:渇いた季節(オリジナル・カラオケ)) |
1997.02.21 | Purity | CD:COCA-14021 | 日本コロムビア | 3 | ●オリジナルアルバム |
1997 | 渇いた季節 | VHS:※該当なし | 日本コロムビア | 1 | ●プロモーションビデオ(ファンクラブの通信販売) |
2009.10.19 | Purity | CD-R:CORR-10543 | コロムビアミュージックエンタテインメン | 3 | ●オリジナルアルバム(オンデマンドCD〈銀盤CD-R仕様〉) |
★Musicians★
Keyboards:井上鑑/Electric Guitar:松原正樹、鈴木茂/Acoustic Guitar, 12strings Guitar:吉川忠英/Wood Bass:VAGABOND 鈴木/Drums:山木秀夫/Strings:金原Group/L.Per.:浜口茂外也