オリジナルアルバム『égalité』に収録された楽曲である。
来生姉弟がアマチュア時代に初めて作った楽曲で、自費出版のレコードに収録された事はあるが、公式リリースは上記アルバムが初となる。
来生えつこは、知り合いを通じ、当時ニッポン放送『オールナイトニッポン』のDJをしていた斉藤安弘に自費制作盤を渡し、売り込みをした所、その晩の放送で本曲を流して貰え*1、姉弟で聴いて感動したという*2。メロディー的には他にもっと良い楽曲があったと思うが、ギター1本とコーラスを何トラックか重ねただけで、多少メッセージのある歌詞が、当時のフォークの主流に合ったのではないかと回顧している*3。
夕暮れ時、団地沿いを行くバスとその乗客であるサラリーマン達の平凡な日常風景が描写された歌詞は、来生えつこの実生活から生まれたもので、先に散文の形で存在しており、偶々それを見付けた来生が勝手にメロディーを付けたものだという。また、来生えつこは公式リリースに当たり、作詞や作曲に不満はあるものの「記念の曲」としてあえて当時のまま手を加えなかったという*4。
発売年月日 | 収録作品 | メディア:規格品番 | 発売元/レーベル | トラック | 備考 |
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2004.11.17 | égalité | CD:ANOC-6023 | エニー/ANY | 6 | ●オリジナルミニアルバム(収納ケース付き) |
★Musicians★
Keyboards:矢倉銀/Guitar:土屋潔/Sound Architect:小田木隆明
発売年月日 | 収録作品 | メディア:規格品番 | 発売元/レーベル | トラック | 備考 |
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2005.10.19 | avantage | CD+DVD:ANYC-12024/5 | 日本音声保存/ANY | Disc2-2 | ●オリジナルアルバム |
★Musicians★
Piano:来生たかお/Keyboards, Chorus:松田真人/Keyboards:山崎教昌/Acoustic Guitar, Chorus:土屋潔/Electric Bass:千葉一樹/Drums:佐藤武美