「朝型人間の奥義」まとめ


睡眠術

まとめというよりは、自分のためになりそうなところを拾った。

早起きができるかできないかは、その動機付けによって決まる

その根拠

  1. 人間の神経は体制神経と自律神経に大別できる。
    体制神経手動ドア意志の力でコントロールできる手足を動かす、話す
    自律神経自動ドアコントロールできない心臓や胃腸などの働き、血液循環

    早起きするときは、意志で体制神経を使っている。
    この体制神経を強くすると、自律神経も強くなる。すると早起きが可能になる。
  2. いやいや起きるのと、いい気持ちでさっと寝床から跳ね起きるのとではその心境に天と地ほどの差がある。

具体的にすること

「動機付け」「前の日の心構え」「決意表明」が重要。

  • 「早起き=朝一番の目的」と心に決めて眠り、それを達成する
  • 自分流の早起きの楽しみを見つける
  • 自分が満足する早起きの目的を持つ

定時就寝ではなく、定時起床

「〜時になったら自然に体が起きる」という習性を作る
(bec.)朝起きて午後二時ごろまでが効率のよい時間帯、朝から意識的に体温を上げるような行動をとれば体は完全に起きていなくても脳は目覚める。

具体的にすること

  1. ガバっと布団を蹴飛ばすように勢いよく起きる
  2. 早朝散歩で太陽の光を浴びる
  3. おまじない(明日は何時に起きますよ、マクラくん!)
  4. 熱いシャワーを浴びる、濡れタオルで顔や腕をぬぐう。
  5. 休日でも、遅くても普段の起床時間の3時間後以内には起きておく(もしくは、安定させるために同じ時間に起きて昼寝をする)。
  6. つらい場合は朝寝ではなく昼寝で補う。(でも昼寝は20〜30分くらい、横にはならない。長くて90分以内)
  7. 思いっきりカーテンを開けて朝日を見ることで脳も朝だ!と認識して、体を起こすシグナルを体に送ってくれる。これをとにかく毎日続ける
  8. くじけずにもう一度という積極性を持つ。100日くらい続けて出来るもの( 10日続けると脳の海馬に一時記憶される。100日で永久に記憶される。)。失敗してももう一度、また一度という気持ち。
  9. 自問自答をすることで、うまく睡眠できない原因を探す。
  • 起床して30分と就寝前30分の行動パターン、気分を紙に記録する
  • 週末と平日の睡眠の違いは?
  • 夜ご飯何時に食べて寝た?
  • 何時間寝た?
  • 精神状態はどうだった?

すべてをうまく行かそうとしてはいけない

  1. 理想の形で物事を遂行しなければならないなどと肩肘を張って考えると長続きしない。「失敗したら気分を変えて再実行」くらいの気持ちで。心身の調子を測りながら、自分なりの加減を加えてやる。
    (con)一度誓ったら以降はこだわらない。失敗したら詫びて新たに誓いを立てる。というサイクルを繰り返す。
  2. 人間の体調を一ヶ月サイクルで見ると八日はよくて十四日が普通、八日が悪い。一週間のうちすべての日をよくしようとがんばるとだめになる。悪い日も大切。悪いなりに無理をせずに生きていくことが大切。
    それに関連して
    人間は心の中の根拠の乏しい推測から、悲観的観測を持ってしまう。
    悪い日「かたつむりの日」は、「頑張ろう」ではなく、無理をしないで一日を過ごす。自然体で一日を終える。
    不安の自己暗示、不安の実現予言を直すのは、目的の自己暗示、目的の実現予言。自分は何かが出来そうだ、というように考える。