概念、具体、体系、本質の理解


プロの学び力

知識を短時間でインプット&記憶する方法(1,2)

速さが必要なのは、「モチベーションが続くうちに一気に!」と「変化に対応していくため」である。

情報マップ

対象・領域はどんなものか、全体を把握するためのもの。常に変化するもの。
あくまでも取捨選択のために使うものであるので、カテゴリ全てを学ぼうとしてはいけない。

  • 作り方
  1. カテゴリ設定・・・目次を参考にする
    はじめから気合を入れて作る必要はない。「とりあえず」「こういう本があるんだ」程度、後からどんどん変えていく。
  2. 全てを購入する
  3. 本をぱらぱら読んで欠けている視点がないかをチェックする

学習ロードマップ

情報マップが学びの地図ならば、これは学びの時刻表である。達成したい期限にあわせて学習計画を立てる。
インプットだけでなくアウトプット(LJ、勉強会、転んでも痛くない実践)も予定に入れる。
インプットの基本は多読である。
これによって、

  • 「良質見解と悪質見解」を見分ける目利き
  • 「共通見解と相違見解」を知る ことができる。また、情報の偏りを防ぐことができる。

「何を知りたいか」を定めて、サーチ読み(読まずに眺めてキーワード・文章を拾っていく)をし、ポストイットに書き込むorポストイットをつけておく

ラーニングジャーナル

  • カテゴリ分けする(情報マップと同じでいい)
  • キーワードをタイトルにして書く。自分なりの実践も内容に加えていく。
  • 自分で見聞きしたこと・書評を書き込んでいく
  • 初期は集中的に書いてしまう。

人から上手に聞き、盗み出す

  • 何を知りたいか、何を目指すのかを考えた上で「質問」ではなく「設問」をする。「何でそれを知りたいの?」という問いに答えられるように。
  • プライドは低く、志は高く。
  • 真似たい相手のどの部分に惹かれたのかを因数分解する

勉強会・プチ実践とL&L

Lessons and Learnedの表を作る。

CategoryWhoAction/QuotationLessons & LearnedNext action

チャート・本質の抽出で、応用力とオリジナリティを身につける(3,4)

学んできたことを形にする、自分のスキルを変換・結実させる。
これによって

  • 理解が深まる
  • 応用しやすくなる
  • 記憶として定着する
  • 伝達しやすくなる

チャートによる学びの体系化

  構成要素  ×  関係性&br;

(何が重要か) (どう関わっているか)
これを、LJを元ネタにまとめあげる。

作り方

  1. テーマを決める
  2. 構成要素(外せないキーワード、レベルが同等なもの)を抜き出す
  3. 関連付けをする(同列か、序列があるのか、順番はあるか)
    雛形を利用すれば作りやすい。

⇒メッセージ性、普遍性を持つもの。自分らしさが重要だが、人にもわからなければ意味がない。

これを繰り返し作ることで、フレーム思考が身にく。
最終的に、本質の理解にいたる。
「つまり〜」「○○+△△=■■」
というように、因数分解した形で。一言で説明できる&2時間でも話せる。