R張曼成の計略張氏の大号令を中心に据えたデッキ。
張氏の大号令は範囲内いる張姓の武将の武力を上げるという今までになかった姓名限定号令。
さらにUC公孫淵(排出停止)が持っている多勢力の大号令と同じく、
対象となった武将の勢力の数が多いほど武力上昇効果が大きいという効果も持つ。
詳細は以下の通り。
4勢力で通常英傑号令と同等、5勢力で武力上昇の面では完全に圧倒する。
効果時間は6.5C(Ver3.59_A_1現在)で、短めの英傑号令と同じ程度と性能自体は悪くない。
範囲は大徳以上に広く、戦場全体を覆わんとするほどである。
最大効果となる武力+7を狙っていきたいが、そうなると必然的に5勢力の張姓の武将を集めなければならないので
初期最大士気は6で固定となるのが厳しく、またダメ計などで部隊を減らされたり
出城のズレなどで部隊数が減ると号令の威力が下がってしまうのも辛いところ。
しかし曲りなりにも武力+7の爆発力を備えているのと、張姓を持つ武将は優秀なスペックや計略を持つ武将も多いので
万全の体勢で号令に持っていけば、その力を持って相手をねじ伏せることができるだろう。
張氏の大号令の対象が張姓のみなので張姓を持つ武将以外は入れる必要がない。
また計略の最大効果を引き出すため、ここでは全勢力の張姓武将を集める前提とする。
なお下の武将紹介では各勢力ごとに実用性のある張姓武将を個別に紹介し、他の張姓武将は表でまとめる形をとる。
主に採用が考えられるのは張郃か張春華だろう。
戦闘要員が欲しければ張郃、計略要員が必要ならば張春華だろうか。
【コスト2.5】
【コスト2】
【コスト1.5】
【コスト1】
魏のその他の張姓武将
コスト | 武将名 | 兵種 | 属性 | 武/知 | 特技 | 計略 |
1 | UC張春華 | 騎 | 地 | 1/9 | 魅 | 英知の舞い(5) |
張飛一家を擁するので、槍兵のアタッカーが欲しいなら。
張飛一家以外でも優秀なアタッカー、計略要員も存在する。
また張飛の娘である敬哀皇后も張姓武将として扱うという裏設定が存在するが、
計略が使いづらいので、候補には入れにくい。
【コスト2.5】
【コスト2】
【コスト1.5】
【コスト1】
蜀のその他の張姓武将
コスト | 武将名 | 兵種 | 属性 | 武/知 | 特技 | 計略 |
2.5 | R張飛(排出停止) | 槍 | - | 9/3 | 勇 | 長坂橋の仁王(6) |
SR張飛(排出停止) | 騎 | - | 9/4 | 勇/募 | 決着の刻(4) | |
1 | UC敬哀皇后 | 弓 | 人 | 1/6 | 魅 | 救護の舞い(6) |
UC敬哀皇后(排出停止) | - | 2/6 | 魅 | 野戦の舞い(4) |
選択幅は狭いが、スペック計略のバランス良い武将が揃う。
コスト1かコスト1.5しか居ないので、そのあたりをデッキ構築時に考える必要がある。
また第一兵種の弓の張姓武将がいないからか、武力は全体的に控えめ。
【コスト1.5】
【コスト1】
呉のその他の張姓武将
コスト | 武将名 | 兵種 | 属性 | 武/知 | 特技 | 計略 |
1 | UC張悌 | 槍 | 地 | 1/8 | 醒/伏 | 魂の引継ぎ(3) |
コスト1の張姓武将がいないのでデッキ構築には頭を悩ませる必要がある。
その中でも最大士気を増やせるUC張楊は最有力候補となるだろう。
スペックや計略が優秀なカードが多い反面、国力計略は複数入れると高コストが漢で埋まるのが悩みどころ。
【コスト2.5】
【コスト2】
【コスト1.5】
漢のその他の張姓武将
コスト | 武将名 | 兵種 | 属性 | 武/知 | 特技 | 計略 |
2 | SR張郃(逆境) | 騎 | 天 | 8/4 | 勇 | 逆境の神速行(3) |
EX張飛 | 槍 | 天 | 8/2 | 勇/ 募 | 血判状の苦悶(4) | |
1.5 | UC張郃(排出停止) | 槍 | - | 6/5 | - | 一番槍(3) |
張曼成自身が群雄にカウントされるため、必要性は薄い。
しかしワラ型のデッキを組むならば候補に上げてもいいだろう。
【コスト2.5】
【コスト1.5】
【コスト1】
群雄のその他の張姓武将
コスト | 武将名 | 兵種 | 属性 | 武/知 | 特技 | 計略 |
2.5 | SR張角 | 弓 | 天 | 5/9 | 柵/募 | 黄巾の乱(4) |
1.5 | UC張勲 | 騎 | 地 | 5/2 | 募 | 大量生産(4) |
C張燕(排出停止) | 歩 | - | 6/2 | 活/連 | 山賊の群れ(3) | |
1 | C張魯 | 弓 | 人 | 2/6 | - | 五斗米道(4) |
R張角 | 天 | 2/8 | - | 大乱の暴風(4) |
多色デッキなのでどの勢力の軍師を持ってきてもよい。
再起・増援のどちらかは確保しておき、回復奮陣や質実健攻、精兵攻勢などの自軍強化の奥義や
極滅業炎、鉄鎖連環、諸刃劣陣、混元一気、封印縛陣などの妨害奥義なども絡めていこう。
兵書に同盟があれば、最大士気の問題が多少はマシになる。
軍師まで張姓にこだわるならGR張角、GC張昭、GSR張春華のうちのいずれか2枚になるだろう。
武将名 | 勢力 | コスト | 兵種 | 属性 | 特技 | 武/知 | 計略名 | 計略効果 |
R張曼成 | 群 | 1 | 歩 | 地 | 軍/乱 | 2/3 | 張氏の大号令:6 | 味方の張姓武将の武力が上がる。この効果は対象となった味方の勢力の数が多いほど大きい。 |
R張苞 | 蜀 | 2 | 槍 | 人 | 勇/醒 | 8/1 | 仁王再臨:6 | 自身の武力が上がる。さらに範囲内の敵は自身に向かってくる。 |
R張郃 | 魏 | 2 | 槍 | 地 | 勇 | 7/7 | 魏武の強兵:3 | 自身の武力が長時間上がる。 |
UC張楊 | 漢 | 1.5 | 騎 | 天 | - | 5/6 | 締結の戦略:3 | 自身の武力が上がり、効果終了後に最大士気が上がる。ただし最大士気は12より多くはならない。 |
UC張承 | 呉 | 1.5 | 騎 | 人 | 伏 | 5/5 | 旋略・神速特攻:4 | 【旋略】↑:自身の武力と移動速度が上がる。 ↓:自身の武力と城攻撃力が上がるが、効果中は強制的に前進する。 |
総武力27 | 総知力22 | 天1.5人3.5地3 | 騎2槍2歩1 | 伏1勇2軍1乱1醒1 | ||||
もっともスタンダードだと思われる5枚5勢力型。 張氏号令の効果は最大限得られ、裏の手の仁王再臨と士気溢れ対策の魏武の強兵、小回りの利く旋略・神速特攻と計略バランスも良好。 カギになるのは締結のタイミングで、相手のスキをついて最大士気を増やしていくことができれば優位に戦いを進められるだろう。 |
張氏の大号令は範囲に入れた勢力の数だけ効果が高くなるので、先撃ちのダメ計で武将数を減らせればいいが
4勢力でも+5と英傑号令並の武力上昇値があるため、下手な落しかたをすると武力で圧殺される危険性もある。
出来れば2部隊は落したいが、張氏の大号令は範囲が非常に広いため、複数部隊を一気に撤退させるのは難しいだろう。
号令役の張曼成を落とすというのもありだが、コスト1の彼だけを倒すのは士気の割に合わないのと
知力3で軍持ちのため、半端なダメ計では倒しきれない可能性があるというのも厳しいところ。
効果時間も6.5Cと短めの英傑号令程度はあるため、戦場真ん中ならともかく自城の至近距離で撃たれると凌ぎきれない可能性が高い。
そんな張氏デッキ最大の弱点は多色デッキがゆえの最大士気の問題である。
5勢力デッキなら当然最大士気は6なので張氏号令を一回撃っただけでカラになる上、士気溢れも頻発するだろう。
UC張楊がいる場合は締結の戦略で最大士気を増やしてくる場合もあるが、撃ってきたら撃ってきたで
士気差が生まれるので状況としてはあまり悪くなく、特に一回目はその士気差がモロに出るので、それを利用しない手はない。
開幕の動き方が重要で、開幕はどんなに辛い状況になってもある程度の城ダメは覚悟し、できるかぎり計略は使わないこと。
その分の士気差をつかれ、相手に一回目の締結を献上してしまうことにも繋がりかねない。
計略を使うのであれば、張楊を撤退させてからにすると良いだろう。
また締結で最大士気が増えるのは効果終了後なので、締結の効果中の張楊を撤退させたり
雲散で締結の効果を消せば相手は完全な士気損なので、狙えるなら積極的に狙っていこう。
張楊の締結は無駄に効果時間が長いので締結使用後、城内に引きこもらず戦闘を継続してくるならチャンスはある。
締結されていない状態だと最大士気の面では優位なので、武力+7の号令であっても凌ぐこと自体はさほど難しくなかったりもする。
多勢力デッキなので軍師候補は全勢力からになる点には注意。どんな奥義が飛んできてもおかしくはない。
相手の立ち回りかたや属性の偏りを見て何とか奥義の目星をつけておこう。
爆発力は高いがその分制約もキツいデッキなので、立ち回りを誤らなければ優位に戦況を進めることができるだろう。