人物紹介 / 夏侯淵


夏侯淵

曹操の一族衆にして曹操軍最古参の将の一人。夏侯惇の従弟とも異母弟とも言われる。

「三日で五百里、六日で千里」と称される神速の行軍を誇り、涼州戦線では「虎の如く関右を駆け向かうところ敵は無し」と曹操直々に讃えられるほど連戦連勝を重ねた。
一方でその戦法は己の武勇に任せた猪突猛進だったようで味方からはその指揮・用兵の平凡さを称して「白地将軍」と呼ばれていた。
後述の通り戦術については曹操からも忠告されていたのだが、定軍山の戦いでは結局勇に逸って黄忠に討たれるという結果に終わっている。

そんな拙速を地で行く彼の計略が「巧遅の乱撃」なのは曹操に「指揮官たるもの時には臆病さも必要で常に知略を用いよ」
と忠告されていたという話からか。

正史では7人の息子の名が知られており、いずれも優秀さを示すエピソードを持っている。
ただし演義で登場したのは夏侯覇、夏侯威、夏侯恵、夏侯和の4人のみで、兄弟の順番も詰められている。