傾国デッキ ver2.x


デッキver2.x

傾国デッキ

SR貂蝉の「傾国の舞い」に攻城を頼ったデッキ。
大戦1の頃の「傾国の舞いデッキ」とはSR貂蝉の勢力変更、知力低下などの為、違った振舞いが求められる。

数カウントだけ踊って優勢勝ちを目指す場合は「流星デッキ」と似たものになる。
しかし涼軍には柵を守る槍兵がいないこと、「傾国の舞い」が士気7計略なこともあり、
涼単にしても混色にしても、流星デッキと違った戦術が必要となる。

Ver2.01では、傾国の舞いの上方修正により約42カウント踊れば落城できるようになった。
これによりデッキ使用人口は激増、"悪地形で傾国相手は無理"というムードすら漂っていた。
この頃が傾国デッキの最盛期と言えるだろう。

Ver2.1において低士気高効果計略が増大し、士気差や武力差をつけられてしまう状況が増えたせいで『楽に勝てる』という情況が激減。
特に鮑三娘の息吹などは、防御の要ともいえる毒を相殺してしまうので厳しい。

Ver2.11で大幅下方修正を受け、落城まで56カウント必要になった。
この城ダメージ低下はかなり深刻で、涼軍得意の自城削り計略を駆使してSR貂蝉を守りきるようなデッキもあるのだが、削れた自城分を取り返すことが辛くなってきた。
これにより、比較的有利だった流星デッキにも押し負ける可能性が高くなった(相手の流星1撃分を取り返すのに14カウント必要)。
相手に周瑜がいると、赤壁で貂蝉が高確率で落とされてしまうため、さらに厳しい。
暗殺の毒の弱体化も厳しい要素の一つ。もはや毒のみで守ることは不可能に等しい。
新たな可能性を探るため、守成を組み込んだ守成傾国デッキの研究が進んでいる。

カード候補


【キーカード】

  • SR貂蝉/LE貂蝉 涼 2/5 弓 魅
    SR甄洛と同じ微妙スペックだが、さらに0.5コスト高い。問題は舞姫をどう守るか。
    赤壁では生き残るか焼けるかの瀬戸際の知力の為、舞った瞬間に焼かれたら目も当てられない。
    最後の最後に舞ってミリ勝ちというのもあり。
    しかし、その場合は西涼お得意の自城削り計略が上手く使えなくなったりするので、それはそれで注意が必要。

以下に西涼勢、及び2色構成で最もポピュラーな呉から候補に挙がるカードを示す。

  • コスト3
    • SR呂布 涼  10/2 騎 勇
      武力10騎馬。セットでUC馬騰はほぼ必須カード。まとめて焼かれたり流されたりしないように。
      涼単なら西方の乱の士気も十分捻出可能。西方+呂布のコンボが決まれば守備は完璧になる。
      赤兎の士気の軽さもポイント。
      守備時の騎兵操作に自信があるなら選択肢になる。伏兵だけは絶対に踏んではいけない。

  • コスト2.5
    • R呂布 涼 10/2 弓 勇
      呂布と貂蝉、組み合わせ重視のファンデッキと侮ることは出来ない。
      武力10の弓は言うまでも無く非常に強力で、守りの要となる。柵も調達できれば尚良し。
    • SR太史慈 呉 9/4 弓 勇
      呂布より武力は1少ないものの、防御主体の傾国デッキにおいて乱れ撃ちは絶大な恩恵となる。
      知力も多少は高いので、妨害計略にも少しだけ耐性はある。
      問題は舞姫と込みで4コストを消費してしまうため、撤退即戦線崩壊となってしまうこと。
      そして挑発されたら一発も矢を打てないこと。
      それを言ったら呂布もそうだが......。
    • SR呂蒙 呉 8/9 弓 柵
      麻痺矢号令の大将。ワラワラと攻めて来る敵を夏の虫に出来る。柵持ちなのも嬉しい。
      問題は弓兵の人数を増やすと開幕に柵を守るのが困難になる点と、本人の武力の低さ。
      二色デッキで傾国+麻痺矢号令の士気をどうやって捻出するかも大問題。
      ちなみに麻痺矢号令は舞っている姫にもかけることが出来るため、敵の横弓で姫が落ちる確率が下がる。
      もし使用する際は忘れずに姫を計略範囲に入れよう。

  • コスト2
    • R周泰 呉 7/4 槍 柵
      涼にいない槍兵&姫を守る柵を一枚でなんとかしてくれるカード。
      漢の意地の士気も軽いので2色でも活躍できる。
      呉バラ等と異なり、傾国デッキでは本当に「守護神」扱いなので無駄死には厳禁。
      一騎討ちは...リアル漢の意地だ。
    • UC徐盛 呉 7/7 弓 柵
      こちらも言うまでも無く優良カード。
      但しこちらは2色なので、相手のジャブ的な単体強化に対し麻痺矢を使うのは勿体無く、
      かといって号令系に対しては単体の麻痺矢で止められない場合が多く...。
      使いどころを誤ると士気の無駄になるので注意。
    • R孫策(雄飛) 呉 7/4 槍 魅/勇
      勇猛効果により周泰よりは一騎討ちも安心か。
      他のカードで柵を十分調達できているならばおすすめできる。
      計略を使い終わっても引き続き守りに移れる点は、傾国デッキのような守りを重視するデッキにおいてかなりの強み。
    • R甘寧 呉 8/2 弓 勇
      こちらも他のカードで柵を十分調達できるならばおすすめ。
      双弓麻痺矢は号令相手でもそれなりに潰してくれる。
      徐盛と違い知力が低いので相手にダメージ計略持ちがいる場合位置取りが肝心。
    • R周瑜 呉 6/9 弓 伏/魅
      最大士気9で消費士気7の計略はどうか。
      傾国デッキでは涼のダメ計たる毒が採用されやすいが、毒が有効打になりにくい相手 (転進・浄化等)に弱いため赤壁も一考の余地がある。
      他の計略と上手く使い分けられれば素で強い。
      あくまで、それだけの士気を捻出出来るのならば。
    • R華雄 涼 8/4 騎 勇
      普通のデッキなら厄介極まりない自城削りも傾国デッキで防衛目的ならばかなり使える。
      混色ならば傾国使用直後どうしても残り士気は最大2になるため守りが難しいのだが、 士気3の計略、しかも超絶強化はその問題も解消してくれる...はず。
      少なくとも悪い選択肢ではない。
    • UC龐徳 涼 8/3 騎
      猪突猛進は傾国使用直後でも使っていける簡易赤兎咆哮。
      城に張り付かれた時は自城前で横向きに使えば簡単な掃除にもなる。
      あまり安定はしないが破壊力は高く士気も軽い。
    • SR孫権 呉 6/8 弓 柵/魅
      計略の効果はかの「驚け」に匹敵する。
      傾国である程度リードを奪えれば、ほぼこれだけで逃げ切ることが出来る。戦器も優秀。
      問題は連計持ち武将をどうデッキに組み込んでいくかという点になる。連携持ちは柵を持っていないので柵が少なくなりやすい。
      勢力的に、候補として梁興や成公英辺りが出てくるだろうか。
  • コスト1.5
    • UC程普 呉 5/5 弓 柵
      優良UC。1.5枠の柵弓で一応最高武力。
      攻めに行くのが難しいデッキなので相手が舞デッキだとされるがままになりやすい。
      遠弓はその対策となりうる。
    • UC孫権 呉 4/6 弓 柵/魅
      柵弓。おまけで魅力。更なる守りを目指すならば。
      攻めにも守りは必要だ。
      守りにも守りはもちろん必要だ。
    • UC陳宮 涼 4/7 弓 柵
      これまた柵弓。計略は華雄同様傾国デッキと相性がいい。
      誰か1人アタッカーが落ちてもその場を凌げるし、呉の何とかさんにかければ死なない漢の意地。
      毒が弱いVer2.11では必須に近い。
    • SR呂姫 涼 5/3 騎 魅/勇
      騎兵の足を生かしたすり抜け攻城、ノーリスクの超絶強化と役割は広い。
      それだけに、使い手次第で化けるし半端な存在にもなる。
    • R馬岱 涼 6/5 騎
      不屈の忠義で継続して戦闘が可能なのは嬉しい。戦器も槍に弱いお国柄上、結構便利。
      Ver2.11では回復量が5割まで落ち込んだ。貂蝉同様VerUPの度に迷走し易い。
    • UC閻行 涼 6/4 騎
      ポジション的には呂姫と似ているがこちらは士気4でやや軽め。
      神速用途が主。弓主体の相手になら呂姫以上に活躍できる。
    • UC馬騰 涼 5/5 騎 魅/勇
      万一こちらの主力が落ちた場合に便利。
      しかし涼単なら兎も角、2色だと復活させた武将が死んだあとの守りはかなり厳しくなるため注意が必要。
      Ver2.1になり、計略が弱体化。こいつだけで守りきれる、というわけではなくなった。
    • C梁興 涼 5/4 騎 活
      毒の連計は知力4のわりにかなり長く続いてくれる。
      毒による兵力減少速度も異様に早い。
      連計なので使い方が難しいが、李儒とは違い武将として戦力になるのが利点。
      さらに復活持ちと、どんな状況でも無駄になりにくい1枚。

  • コスト1
    • UC李儒 涼 1/8 弓 柵
      守りにおいて暗殺の毒は強力。連環の法と組み合わせる事で更なる効果を生んでいた(過去形)。
    • UC韓当 呉 3/3 弓 柵
      説明不要の優良UC。但しこのデッキではコスト1枠は武力要員よりも計略要員に使ったほうが良いことが多い。
      韓当を使う場合は他のコスト枠に計略要員を揃える必要はある。
    • C蔡邕 涼 1/8 騎 柵
      封印で計略を抑える事ができれば守る側のこちらに多少有利に傾く。
      またすり抜け攻城役もこなせる。デッキの性質上、余程の状況でなければ基本的にする事ではないが。
    • UC孫桓 呉 3/6 槍
      1コス火計持ちでありながら武力3。脳筋を焼くなら彼で十分。
      武力3のため、槍兵としても邪魔にならない運用が出来る。
      肝心な時に一騎打ちをしかけて落ちてる気もしないでもないが...
      更に言えば、混色では士気の捻出にも苦労する。どうせ士気を使うなら高威力が良い。
    • SR蔡文姫涼 2/7 弓 魅
      暗殺の毒より強力な毒。自城が削られるが、姫が敵城を削ってくれるのでその程度のダメージは大した事はない。
      そもそも、そんなに大きなダメージでも無い。堂々と使っていける。
      武力も2あり戦器も強力なため、素のスペックは計略要員としてはかなり良い。
      暗殺の毒よりも三倍早い毒で号令すらも抑えられる。二度がけはまさに必殺。主力が全滅したときの切り札として。
      歌姫と舞姫のW姫デッキ、というのも悪くはない。
    • C臧覇 涼 3/4騎 勇
      勇猛馬、敵に攻城されたり陳宮や華雄がいる場合はコスト1の士気4で超絶強化。
      計略の的にできるし、されなければ殲滅可能。ある意味よくできたカード。
      おおよその目安として、破滅的献策使用回数*4up。3回使えば常に武力+12。
    • R成公英 涼 3/7 歩 連/伏
      歩兵と言う事以外はスペック・戦器・計略どれも優秀なカード。
      解除戦法は相手の単体強化との相性がいい。
      デッキの性質上呂布ワラに弱いので、呂布対策としてどうぞ。
    • C陸績 呉 2/5 弓 柵
      UC韓当の他にも1コス柵弓の武力が欲しければ。
      計略も悪くないが、正直あまり使わない。
      自城削りで削れている状態で敵に攻められているなら、落城防止にでも。
    • C顧雍 呉 1/7 槍 柵
      刹那防柵といえるある意味攻城させない嫌な柵槍。
      呉国太の代わりに使うにも。喧嘩を売らないのがなお良し。

デッキ例

デッキサンプル

  • SR貂蝉,UC李儒,R周泰,UC徐盛,UC程普
    優勢勝ちを目指すタイプ。
    豊富な「柵」や「兵法連環」を駆使しSR貂蝉を守る。
    踊り始めを潰されなければ「暗殺の毒」「麻痺矢戦法」で落城勝ちまで粘れ。
  • SR貂蝉,UC馬騰,UC李儒,R周泰,R周瑜
    優勢勝ちを目指すタイプ。
    「西方の乱」でR周泰を回したり「赤壁の大火」で追い払ったり。
    タイミングを見計らい「傾国の舞い」。
    SR貂蝉に敵兵が集まる頃には「暗殺の毒」で追い払う事ができよう。
  • C蔡邕,SR貂蝉,UC陳宮,R馬岱,R呂布
    落城勝ちを目指すタイプ。
    「不屈の忠義」で兵力回復するR馬岱を壁に、R呂布が弓を射る。
    ピンチには「破滅的な献策」で積極的に守る。
  • SR貂蝉,UC陳宮,R周泰,R陸遜,UC韓当
    優勢勝ちを目指すタイプ。
    ピンチには「破滅的な献策」で死なない周泰で積極的に守る、又は、陸遜でマウントごと灰に。
    特に「破滅的な献策」は2色で士気上限が9の欠点である舞直後の防御において4カウントで打てるのが強み。 相手の動きに合わせて士気7までいけそうなら陸遜と使い分けも。
    柵も4枚あるので、兵法連環+外伝再建なら結構いけるかも。
    ただ陸遜も含めて一騎打ち

vs傾国デッキ

上記のサンプルを元に。
基本的にはどのデッキも守備を主体にしているのは共通である。
そのため傾国デッキよりも早めに行動を起こしていくのが鉄則。
ただ、開幕で押し切れるならそれに越したことは無いが、できない場合は引き際をわきまえたい。
例えば毒や献策を使われたら即座に下がる、など。
このような戦い方をしていると攻城できないと思われるかもしれないが、傾国の士気7をいかに躊躇させるかも大事な戦術となる。攻められ続けるという状況は傾国側には大きなプレッシャーとなるのだ。
さらに自城削り計略を取り返すのは傾国でも時間がかかるのだから。(3.5カウントで攻城一発、約6.5%。破滅的な献策一回分に四回の攻城、実に14カウントが必要)

舞った直後も当然狙い目。お互いにここで兵法の出番となることが多い。
傾国側の兵法は、防柵と外伝を加味するとほぼ2択。連環と再建。
開幕を警戒しての衝軍というのも一応なくはないが、あまり使われることは無い。
再建の場合は無論一点突破。連環の場合はデッキによって多少異なる。

弓主体...遠弓
馬主体...神速
槍主体...増援   の各種兵法、計略を駆使して舞姫、敵主力を潰して行きたい。
バランスデッキであるならこれらを複合させて対応したい。

対策の一つの例としては、舞姫の近くに弓兵を置いて舞姫を撃たせるというものがある。
これならば、柵を躍起になって壊さなくても他の武将でその弓兵を守れば済む。

ダメ計についてだが、SR貂蝉が知力5であるため現行ダメ計の素の威力では一撃必殺とは言い切れず、戦器付きのSR周瑜ですらダメムラによっては1割程度残してしまうことがある。
それでも効果的といえるのは、R・SR周瑜、大水計、落雷八卦陣くらいだろう。
ただし魅力&士気上昇多めの傾国デッキの場合、相手に傾国を舞われてからこちらがダメ計を撃てるまでに時間がかかるので、その間に城ダメージを食らってしまう。
落雷は傾国以外にも舞いデッキ全般がそうであるように、避雷針となる高知力や密集によって対応されるため、分の悪い博打にしかならない事が多い。
それよりは超絶強化や号令など、腕力に物を言わせた戦法の方がいいだろう。

李儒毒に対しては鮑三娘が有効。
知力が高めなら毒ダメージをほとんど無効化できる。素の武力が低いデッキがほとんどなので、充分に殴り合いで勝てるはず。

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