【質問】
 英国の「郷土連隊」というのは,「=その土地の貴族の私兵」という認識で合ってますか?

 【回答】
 (19世紀〜20世紀初頭英国の場合な)基本はそう.
 有名所だと,第1次世界大戦のイープルの戦いに投入された,チャーチルの私兵である「騎兵1個連隊」とかだな.
 チャーチルの親父は,第7代マールバラ公の3男だったからな.

 あと,貴族の中には,「名誉連隊長」というのもいる.
 これは,話が前後するが,イギリス陸軍の連隊は,かつては王族,貴族の私物だったから,連隊長は「名誉連隊長」として,持ち主の王族/貴族がなっていた.

 ただし注意しないといけないのは,郷土連隊とはいえ,別段精強ってわけじゃあないし,指揮官が優秀って話でもない.
 上で書いたチャーチルの私兵は,一種のテリトリアル部隊※で練度は低く,「居ないよりまし」というレベルのだった.
 チャーチルが派遣した騎兵部隊も,元はヨーマンと呼ばれる富農層(日本で言えば豪農や小中規模地主)で構成されていて,「とりあえず軍馬もしくは馬に乗れる」というレベルの兵だった.

※テリトリアル部隊&br;
 英国では,退役軍人の他に,志願した市民たちで予備部隊を構成する制度があった.&br;
 彼等は,普段は民間で別の仕事に就きながら,「暇を見つけては」訓練していた.
軍事板,2012/02/15(水)

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