5歳の男の子A君と遊んでいた作之介ちゃんが大阪府の自宅近くで自宅近くで車にはねられ、運転していた男に連れ去られ不明に。
A君は田畑さんの家に駆け込んで、作之介ちゃんの母親に事故を知らせ、母親とA君は急いで現場に走るのがそこには車も作之介ちゃんも見当らなかった。
A君の話では、作之介ちゃんは顔から血を流し、グッタリしていたそうであり、すぐに病院に運ばないと危険な状態であったことは間違いなかった。
犯人の残した言葉から、近隣の病院に問い合わせをするも、どの病院に問い合わせても作之介ちゃんが運び込まれた形跡はない。 4日になっても、作之介ちゃんが病院などで手当てを受けた形跡がないことから、 警察は誘拐容疑事件とみて、住吉署に合同捜査本部を設置。 目撃者の証言から犯人は「中年の男」と断定。モンタージュ写真づくりなど本格的な捜査を始めた
A君や近所の住民はこの男について40歳くらいの男、スーツ姿ではない、車の色は白、車種はカローラ?、南の方へ走り去ったと証言している。
また、車が作之介ちゃんをはねた後、停止するまで数十メートルも走っていたという証言も出た。現場に急ブレーキを踏んだ痕がないという現場検証結果からは前方不注意が事故原因であった可能性が窺える。
目撃証言から数々のことが判明したが肝心のプレートナンバーが分からず車を特定することはできず、業務上過失致傷、略取誘拐罪など5年の時効が成立した。だが大阪府警交通指導課の捜査本部では現在でも連日、捜査情報が寄せられていることから、捜査本部は専従捜査員15人のFBI方式で引き続き捜査を進めている。