午前11時55分ごろ、足立区島根2丁目、アパート「レオパレス西新井ミヤマ」の会社員方で、
男性が血まみれで倒れているのを訪ねてきた家族が見つけて110番通報した。
東武伊勢崎線の西新井駅から北東約1キロの住宅街である。
頭などを刃物で刺されており、すでに死亡していた。
財布などが見あたらないことから、同庁は強盗殺人事件として、西新井署に捜査本部を設置した。
外出着姿で、リュックサックを背負ったまま、足を電気コードで縛られた状態で横向きに倒れていた。
頭や顔、背中を鋭利な刃物で6、7カ所刺されており、失血死とみられる。
12月21日(土)午後、足立区島根2丁目12番先アパート内
において会社員の男性が殺害された事件が発生しました。
発見月日 平成14年12月22日(金)
発生場所 足立区島根2丁目12番先アパート
被害者 男性(23歳)
警視庁
2001〜2004
2002年12月、東京都足立区のアパートで住人の会社員成嶋健太郎さん(当時23)が殺害された事件で、警視庁は21日にも、台東区の40代の男を強盗殺人の疑いで逮捕する。男は昨年12月上旬、浅草署を訪れて「人を殺した」と告白。任意の調べに「金に困っていた」などと話し、現場に残っていた指紋と男の指紋も一致した。捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、男は事件当時、現場近くに住んでいたが、成嶋さんと面識はなかった。任意の調べに対し、「泥棒に入ろうと思った」などとも話したという。鑑識技術の向上で、現場に残されていた指紋を鮮明化することが可能になり、男の指紋と照合できたという。 成嶋さんは02年春に大学を卒業し、都内の会社に就職。事件当時は足立区島根2丁目のアパートで一人暮らしをしていた。同年12月21日午後3時すぎ、千葉県内の実家に、「これから帰る」と電話で伝えていたが戻らなかったため、心配した家族が翌22日にアパートを訪れ、事件が発覚。成嶋さんの頭には鈍器で殴られたような傷があり、財布などがなくなっていた。外出着でリュックサックを背負ったままの姿だったことから、外出直前に玄関先で事件に巻き込まれたとみて警視庁が調べていた。
強盗殺人罪の公訴時効は10年の法改正で廃止されている。
2019/1/21 https://www.google.com/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASM1P31D7M1PUTIL004.html