【質問】 外国工作員の原発襲撃は,自衛隊と警察と連携して対応するの?


 【質問】
>外国工作員の原発襲撃想定,警察庁が警備訓練

 こういうのは自衛隊の専門じゃないの?
 自衛隊と警察と連携して対応してるの?
 有事の際には連携するんでしょうか?
 自衛隊と警察のどちらが対応するとか,誰が決めてるんですか?

 【回答】
 このレベルは「犯罪対策」と考えられ,基本的に警察の担当です.
 本格的な外部からの武力攻撃と判断され,総理大臣から防衛出動が発令されれば,自衛隊の出番になります.
 その境界は,警察で対処できる範囲内かどうかでしょう.

 したがって,警察では「対処できる範囲」でのシナリオを書き,それに対する訓練を行います.
 自衛隊の出番は当然ありません.

 「警察で対処できる範囲内かどうか」を誰が判断するかですが,現場の警察官が自衛隊に110番することは考えられません.
 役所同士の縄張り意識,責任回避意識から考えても,警察最上層まで持ち上がり,ぐだぐだしてからようやく防衛大臣に回って,出動待機命令となりそうです.
 気の利いたのがいれば,それまでに準備を始める(防衛出動ではなく,例えば原子炉であれば「災害派遣」として,武装した自衛隊を派遣する)かもしれません.

 さすがに「テロリスト」が戦車に乗ってきたら,話は早くなるでしょうが.

 「それじゃ,遅くないですか」とお思いかもしれませんが,それを言い出すと,原発はじめ,すべての重要施設に自衛隊を常駐させる必要があります.
 それは人材的にも,現在の脅威のレベルからも,現実的ではありません.

 テロリストが戦車で攻めてくるようなことが,普通に起きるような事態にならない限り,サブマシンガン持った警察官で十分,と考えられているわけです.
 そして,今のところ,そのような事態は起きそうにないと思います.

system ◆systemVXQ2 in 軍事板,2010/11/26(金)

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