【回答】
キ−10,即ち九五式戦闘機は,日華事変初期〜中期に掛けて,主力として実戦参加して,I-15に対しては圧倒的な強さを誇っています.
カタログ・データ上はI-15の方が優れてはいましたが,中国軍の経験浅いパイロットに対し,日本軍の経験豊富なパイロットが相手したため,I-15には勝っていて,I-16には歯が立たなかった,と言う結果になりました.
また,ノモンハン事変でも初期〜中期に掛けて,陸軍航空の主力として活躍しました.
九七式戦闘機が充足した後は,内地に引き上げられ,練習戦闘機として敗戦近くまで使用されました.
もしかしたら敗戦に残った機体があったかも知れませんが,詳細は不明です.