人物紹介 / 顔良


顔良

袁紹配下の猛将。演義を始めとする各種創作においては、袁紹軍の武官筆頭とされており、
正史の荀彧伝で孔融がその様な発言もしているが、史実では公孫瓚と争っていた頃の武功は特に知られていない。
演義ベースの一部媒体には反董卓連合当時、華雄や呂布の奮闘に苦しむ袁紹が
「今この場に顔良・文醜がおれば」と苦渋の表情を見せるものもあるが、
実際にはこの時点では袁紹には仕えていないか、まだ名も無き一部将に過ぎなかったと考えるのが自然と思われる。

史実ではいわゆる猪武者であったらしく、荀彧からは「匹夫の勇である」と評されており、
実際に曹操軍を深追いして孤立したところを関羽に討ち取られている。
対して演義では宋憲、魏続を討ち取り徐晃をも破る剛勇を見せるが、関羽にアッサリ斬り捨てられている。
(劉備から関羽の人相を聞いており、話しかけようとしたが問答無用で斬られたとされることもある)

関羽の噛ませ犬のような扱いながら、
「正史で明確に名のある武将を関羽が討ち取っている」インパクトは大きかったらしく、
顔良を祀った地で三国劇を公演すると祟られる、その地にだけは関帝廟が建てられていない、という伝承が後世に伝わっている。

字面および弟分とされる文醜の名前と対比してイケメンと呼ばれることもあるが、
『蒼天航路』では厳つい顔立ちで描かれるなど、漫画の類で特に美形として描かれるわけではなかったりする。

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