人物紹介/夏侯恩 - 三国志大戦wiki

夏侯恩 †

演義にのみ登場する曹操の側近。吉川英治版では夏侯惇の弟とされ、その顛末から横山三国志ではファンからアイテム係呼ばわりされる。
曹操のお気に入りであり、曹操自身の持つ「倚天の剣」と対になる宝剣「青釭の剣」を賜っていた。
長坂の戦いでは略奪に勤しんでいたところで趙雲に出くわし、あえなく討ち取られた上に青釭の剣も奪われてしまった。

この後で趙雲が張郃に追い詰められたときに青釭の剣を振るうと、赤い光が発したことで張郃が怯み逃げ延びることができた、という話が書かれている。
（吉川版では張郃が青釭の剣で馬ごと斬り捨てられ、作中二度目の死を迎えている）

各社から出ているゲームでもその末路故に一定以上の存在感を持つ武将ではある。
コーエーテクモ（旧光栄・コーエー）のゲームではどこぞのガラハドの如く「殺してでも奪い取る」扱いは定着している。
『三國志孔明伝』では長坂の戦いで敵将として登場し、趙雲（この戦いではメンバー固定かつ趙雲しかまともに戦える武将がいない）と隣接すると一騎打ちの末、殺害されて「青釭の剣」を奪い取られる。
コンシューマ版では「宝物」という扱いになり、全武将が装備できるアイテムに変化したので尚更奪い取られる始末である。
『三國志曹操伝』では長坂の戦いで友軍として登場するが、趙雲と一騎打ちの末に殺害されないと趙雲を撃破した際に「青釭の剣」を選択次第で入手できないので、見殺しにされる哀れな存在である。
カプコンの『天地を喰らう2 赤壁の戦い』ではステージ6で馬に乗って登場。早く倒さないと馬に乗って逃げられるが、倒すと非常に強力な武器である「青紅」を獲得できるので、何が何でも倒したい敵として狩られる事となる。

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