カードリスト / 第2弾 / 蜀 / トウ芝

外交官として有名だが趙雲の副将を務めたり戦でも要職を務め、軍の重鎮にもなったかなり優秀な文武両道の人物。

征圧力が寂しいものの、2つの特技を持ちながら5/7と穴のないスペック。
後述の計略は呉との混色を強制されるが、魅力槍が平均的な武力に防柵を持っているだけでもかなり魅力的。
ただし、旧作と異なり武官設定となったため、一騎討ちには要注意。
計略を度外視してスペック運用することも充分可能だろう。
将器はいずれも優秀。自前で同盟者を用意できるが、計略の知力依存が高めなため悩ましいところ。

計略「蜀呉の連合号令」は混勢号令。
蜀と呉の味方の武力を+2し、呉の弓兵の弓射程を約1.35倍、蜀の槍兵の槍の長さを2.1倍にする。
効果時間は知力7で21.3c、知力依存0.8c(Ver.3.0.0B)。

注意したいのが長槍と遠弓の効果を得られるのは「蜀の槍兵」と「呉の弓兵」であること。
蜀の弓兵や呉の槍兵では兵種アクション強化は得られない。

武力上昇がかなり控えめなので、長めの効果時間と兵種アクションの強化を活かしていきたい。
長槍で騎兵をけん制しつつ遠弓で端攻め潰し＆ラインコントロールし、城にこもりがちになったところを征圧して内乱ダメージを取ったり、低いラインで計略を無駄打ちさせたりするのが基本。
武力上昇は低く相手に近づいてしまうと潰されてしまうので、号令とはいえ積極的に攻城を狙うのは難しい。
基本的には征圧戦メインの戦術になるだろう。

肝になるのは射程の伸びる弓兵で、戦場中央にいればかなりの範囲をカバーできる。
端攻めの対処も容易になるので、号令では珍しく槍と弓だけでの運用も実用範囲。
征圧要員や機動力を気にして兵種アクションの恩恵のない騎兵を入れるかは好みになる。
もちろん騎兵単など不利になる例外もあるが、槍のコストは抑えつつ弓にコストを割くデッキ構成が基本となる。

蜀が得意とする対騎兵向け計略や回復、呉が得意とする各種弓強化や防柵持ち・範囲ダメージ計略や浄化など、両国の強みを活かしたデッキ作りを心がけたい。
この号令だけで勝てるような威力はないので、軽士気の計略や奥の手を組み合わせて互いの勢力の手の届かないところを補うことが重要。

他の号令と組む場合、魅力持ちかつレアリティCであるため、花麗なる号令や凡将の指揮が候補として挙げられる。
いずれも呉に守刀孫権を筆頭とする魅力持ちや、孫賁や刻印賀斉といった高武力C等、優秀な弓兵が多いのでデッキを組みやすい。
また花麗なる号令は関索自身が同盟者持ちなので、効果時間を延ばすために知力鄧芝を採用する事が可能。
逆に凡将の指揮はレアリティCに不足している魅力と同盟者を鄧芝が補う事ができるため、非常に相性が良い。

呉の1.5コストは長時間号令が比較的多く、わざわざ混色にしてまで長時間号令デッキを組む意義はやや薄い。
とはいえ弓射程が伸びる号令は珍しいため、構築や運用にあたってはその点をうまく活かしたいところ。

登場バージョン †

Ver.1.1.0A

修正履歴 †

Ver.1.1.0B　効果時間延長 15c→17.5c
Ver.1.1.0D　効果時間延長 17.5c→19.2c
Ver.2.0.1B　効果時間延長 19.2c→20c
Ver.2.1.0C　槍長さ延長 1.6倍→1.85倍
Ver.2.6.0B　弓射程距離延長 1.35倍→
　　　　　　 槍長さ延長 1.85倍→2.1倍
Ver.3.0.0B　効果時間延長 20c→21.3c