1997 / 06 / 03 北海道鹿追老人ホーム殺人事件


老人ホーム殺人

死期の迫った老人がなぜ殺されたのか?

北海道河東郡鹿追町にある老人ホーム「しゃくなげ荘」で午前0時半頃、個室入居者の
沼倉忠さん(80歳)がベッドに横たわった状態で首から血を流しているのが発見された。
布団は胸まで掛けられており、室内の物色や争った形跡も見られず、沼倉さんは寝ている間に
一気に頚動脈を切られた様子。
11時の巡回では異常はなかったが、その後の調べで、室内・窓枠からスニーカーの痕が出てきた。
沼倉さんは、5月13日に左目の下を2針縫う怪我をしたおり「30ぐらいの男に殴られた」と
語っており、今回の事件との関連性も調べている。

1997年6月3日未明、鹿追町内の特別養護老人ホーム「しゃくなげ荘」の一室で、
入所者で当時80歳の無職男性が殺害された。
発生当時、新得署や道警釧本捜査課などは捜査本部を設置。
人口6000人の小さな町に100人を超える捜査員が投入され、連日、聞き込み捜査や
夜間の検問が続いた。
「なぜ?」「誰が?」という点に付近住民の関心が集中した。
1991〜2000

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