1962年11月14日、東京都品川区の歌手島倉千代子後援会事務所で爆発が起き、事務員がけがを負った。
原因はボール紙製の爆発物で、「草加次郎」の署名入りだった。
「草加」はほかにも東京・京橋の地下鉄京橋駅ホームで10人の重軽傷者を出した爆発事件、
女優の吉永小百合や鰐淵晴子にも手製爆弾を同封した脅追状を数度に渡り送り付けている。
この年には6件の爆発騒ぎを起こした。
その後も次々と事件を引き起こし、爆発7件、脅迫状14件、狙撃1件。負傷者14名にのぼる。
犯人は草加次郎と名乗り、指紋も検出されたが、78年9月5日、時効が成立した。
1961〜1970