《洞魔オゼルナジャ》


《洞魔オゼルナジャ》(どうまオゼルナジャ)

カードデータ


カード名洞魔オゼルナジャ効果:
このカードがエネルギーゾーンからスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースのスクエアにある対象のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、パワーを+3000する。
[緑1無4 このカードを持ち主のエネルギーゾーンにフリーズ状態で置く]《クイック》あなたは自分のエネルギーゾーンにある対象の使用コスト7以下の種族「ガイアロード」のユニットを1枚選び、このカードがあったスクエアにリリース状態で置く。
種族ガイアロード
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト緑2無3移動コスト緑1無2
パワー6000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-4IV-4 089/100Uncommon?-天野 喜孝


解説

 IV-4 天魔光臨にて登場した、?中型?ユニット
 ガイアロードの一体であり、お馴染みの効果に加えパンプアップ?付与という汎用性の高い能力を持つ。

 ガイアロード特有の入れ替え効果で主力級のガイアロードを呼び出す事ができるという点においては使い勝手の良いユニット
 また自身もそれなりの戦闘力を有しており、ガイアロード内においては堅実な中堅的役割を担う。

 このカード自身は《洞魔ソン・ドーン》からであれば最低コストで繋ぐ事ができる。
 《洞魔ヴィラルース》からでもそれなりに得をしつつ繋げられるが能力の観点からだとあまり美味しくないので、できるだけ《洞魔ソン・ドーン》から出してやりたい。
 このカードが変形可能かつこのカードよりコストの高いガイアロードは、《洞魔ジュウエル》《洞魔イーズ・ギル》になる。
 どちらもガイアロードを絡めたタイプでは切り札的立ち位置になりやすいが、両者の性質は全く異なるため状況・戦術により使い分けたい。
 現状《洞魔イーズ・ギル》を最速で展開するためにはこのカードの存在が鍵となりやすい。コスト面でも得をするので《洞魔イーズ・ギル》との併用が望ましいだろう。

 エネルギーゾーンから出てきた場合はシンプルなパンプアップ?で、《深緑の決意》と何ら大差は無い。
 そのターン内しか持続しないという点は《洞魔ソン・ドーン》と同じだが、こちらは対象を自由に選択できるため他のユニットが戦闘を行う場合にも補助が可能。
 火力によるダメージを一時的に回避させたり、《洞魔ヴィラルース》など維持したいガイアロードの能力を上げたりと比較的利用する場面は多い。
 当然自分自身を強化することも可能であり、《洞魔イーズ・ギル》で対処不可能となったパワーラインを単体で超えられるため間接的な除去として動くこともしばしばあるだろう。
 また相手も対象に取れる。それほど機能する場面は無いだろうが一応覚えておくように。
 やはりこちらも《囚われの貴婦人》などからでも機能する。

 この強化能力は《洞魔ソン・ドーン》と同じくガイアロード有する入れ替え能力と相性が良い。
 一時的にだがパワーが上昇するため相手の高パワーユニットを倒しやすいが当然ダメージを受けやすくなる。
 そのままでは的になってしまうが、自身の効果で自身以外のガイアロードとそのターンで入れ替えてしまえばダメージ分がチャラになるのでさらなる追い討ちや相手からの反撃をかわしやすい。
 この手段はほぼ全てのガイアロードに当てはまる戦術なので上手く使って行きたい。

 このようにガイアロード内では優秀な1体。
 素のパワーもそれなりにあるのでガイアロードでは十二分に活用させていきたい。

  • ガイアロードの名前らしく、「オゼルナジャ」とはウクライナに実在する洞窟の名前。
    ウクライナに存在する長大洞窟内では「プテイミステイチェスカヤ」に次ぐ長さを持ち、世界第13位の総延長を持っている。
    石膏カルスト地形に作られているため長い洞窟ではあるが非常に浅い部分に形成されている。
    カルスト地形とは、おもに石灰岩などの水に溶けやすい性質の岩石・土壌が長い年月をかけ侵食された場合に形成される地形や鍾乳洞のこと。
    この洞窟は石膏カルストに部類されるため石灰よりも溶けてしまいやすい。そのため地下水脈が発達し大規模な鍾乳洞・洞窟が形成されることもあるそうだ。
    ちなみにベトナムにある「フォンニャケバン国立公園」もこの地形だそうなので性質は「ソンドン洞窟」に通じるものがあるだろう。

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