中村正明


 中村正明(1946-)は『二十世紀の神秘家ウスペンスキー』などの翻訳者。島根県松江市生まれ。慶応大学美学科卒。中村保男との共訳が多いが、ドッサーの翻訳書の「訳者あとがき」によると、中村保男と親戚関係というわけではなく、慶応大学で中村保男から英語を教わったという師弟関係にあるらしい。  また、CW来日の際には、CWと妻のジョイが中村正明の住んでいる島根県松江市に来て、講演を行ったらしい。ハワード・ドッサー?の翻訳書の巻末にある「◆コリン・ウィルソン著作目録◆」はかなり詳細なものとなっている。

翻訳書

  • 文学の可能性?』(中村保男との共訳、福村出版、1976年)
  • ルドルフ・シュタイナー』(中村保男との共訳、河出書房新社、1986年/改版、河出文庫、1993年)
  • コリン・ウィルソン評論集?』(中村保男との共訳、扶桑社、1987年)
  • 二十世紀の神秘家ウスペンスキー?』(河出書房新社、1995年)
  • ハワード・ドッサー?コリン・ウィルソン その人と思想の全体像』(日本教文社、1996年)