コリン・ウィルソン その人と思想の全体像


内容

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CWとの交流もあるハワード・ドッサーがCWの思想全体を纏め上げた本。中村正明訳。現在読むことのできるもっとも優れたCW論。あつかう分野も幅広く、思想全体を通観できる。また、未邦訳の著作や新聞記事やCWへの批評などについての言及もあるため、欧米でのCWに対する見方を知ることができる。自宅にワインを大量にストックして、客とワインを飲みながら語り明かすという生活の一面、マーチン・ガーディナー相手に自説を数時間に渡って紹介して見せたことなど、その素顔を知ることもできる。巻末には、もっとも詳細な文献目録がある。

CWの思想に関心がある人には、特にお薦めの一冊。

目次

第1章 コリン・ウィルソン―その人物像
第2章 哲学
第3章 心理学
第4章 性理論
第5章 犯罪論
第6章 オカルト
第7章 文学論
第8章 小説
第9章 ウィルソンに対する評価


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