マスローの影響から、コリン・ウィルソンがアウトサイダー問題の最終的な解決に到達した著作。フロイトに否定的な評価を与える一方で、ウィリアム・ジェイムスの心理学の重要性を明らかにしようとしている。
冒頭で、この本はミレン・ブランドにささげると記されている。この人物は、ミレン・ブランドMillen Brandという詩人・脚本家のことではないか、と推測している。母方がアーミッシュ。1906年生まれで1980に死去したので、1972年の『至高体験』出版のころはまだ生きていたことになる。 「蛇の穴」という映画の脚本が一番有名で、精神病院を扱った作品である。
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