人物紹介 / 張機


張機

『傷寒雑病論』を著し「医聖」と呼ばれた医師。字で「張仲景」としても知られる。
「神医」華佗が在野であり続けたのに対し、こちらは長沙太守を務めるなど官吏としても働いている。

建安元年(196年)から10年間で200人以上いた一族の2/3を疫病で失い。死因の7割が傷寒病であった。
この時適切な治療を施せず救えなかったことがきっかけで『傷寒雑病論』を記したとされる。

『傷寒雑病論』では傷寒病を症状によって6種に分類し、以下の点を記している。

  • 典型的な症状
  • 誤った診断による症状変化
  • 経過が長引いた場合
  • 合併した症状について
  • 治療法や処方、治療の原則

ちなみに傷寒病とはインフルエンザ、マラリア、腸チフスなどの熱病が該当するとされている。

Menu

最新の20件

2024-10-01 2024-09-22 2024-09-13 2024-09-12 2024-09-08 2024-09-04 2024-08-11 2024-08-04 2024-07-18 2024-06-18 2024-06-13 2024-06-05 2024-05-13 2024-05-12 2024-04-15 2024-04-05

今日の20件

  • counter: 1031
  • today: 1
  • yesterday: 2
  • online: 17