武将名 | りじゅ | 冷酷な策士 |
李儒 | 董卓の参謀。暗殺などの手段を好む残虐非道の策士である。少帝廃立に反対した丁原・袁紹に対し、力で解決しようとした董卓を止め、奸計をもって解決するなど、冷静な判断力も持ち合わせた。 「我が毒、そろそろ国にも効いてきたか」 | |
コスト | 1.5 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力4 知力8 | |
特技 | 防柵 | |
計略 | 虚誘掩殺の計 | 範囲内の味方の武力が上がる。この効果は敵軍の士気が少ないほど大きい。 |
必要士気6 | ||
Illustration : 岩男信人 |
Ver2.0x R賈詡(涼)から計略を引き継いだ。
「UC李儒」というカードが同勢力に3枚もあるため、かなりややこしい。
伏兵であったVer2.0x R賈詡と違って特技が防柵なのも、舞いと組み合わせることを考える場合には利点である。
また文官設定なので、一騎討ちによる突発的な事故が皆無なのは号令持ちにとって小さからぬ強み。
虚誘掩殺の計は敵軍の士気が0の場合には武力+13、士気3でも武力+6と破格の効果。
範囲は自身を含む前方円で、効果時間は7.5c。
敵軍の士気が0になる状況自体が滅多にないため実現は非常に厳しいが、武力+13は全ての号令の中で最大の武力上昇値である。
お互いの最大士気を削る堕落の舞いと組み合わせた堕落虚誘デッキは定番の構成だが、
必要士気が6になったため、2色以上で編成すると舞い中は虚誘掩殺の計を使えなくなる。
単色で組むか、計略や奥義の兵書で同盟効果を得られるデッキにする必要がある。
相手に士気の使用を躊躇させられる一方で、相手の士気が豊富にあると効果が激減するので、
相手の残り士気量を計算し、ここぞというタイミングで確実に使用する戦略眼が重要である。
混色のデッキは勿論、最大士気を削っていく逆境系デッキなどに対してはメタ計略となるが、
敵が士気を使った後からでないと効果が薄いので、妨害計略・ダメージ計略・超絶強化などを先出しされると、
号令構成員が先に戦闘不能にされたり強化してもなすすべなく踏み潰されたりする。
群雄ならではの軽士気強化計略で戦線を維持しつつ士気差を稼ぎ、計略の抑止力を活かしたいところ。
Ver3.59以降、士気の上昇速度が上昇の一途をたどっており、最大の効果を発揮できるタイミングが狭められてしまっている。
また、メタとなるデッキがある一方で、相性の悪いデッキには全くかみ合わない場合もあり、
環境や流行に大きく左右されるカードである。
ちなみにVer3.0以降、R賈詡が完殺の計を覚えたため、李儒に譲られた形の虚誘掩殺の計ではあるが
元々は賈詡が張繍の配下であった時に、曹操を撃退した際に用いた策略(演義)であり、李儒とはエピソード的には関係がない。