カードリスト / 第6弾 / 呉 / 呂蒙（白衣渡江）

旧作では麻痺矢の大号令を持っていた、風間雷太氏による呂蒙が新たな計略を引っさげて遂に復活。

号令持ちとしては破格の7/9に加え、防柵に征圧力2まで備える。
将器は遠弓術・迅速攻城の選択になるだろう。

計略「白衣渡江」は号令。
呉の味方の武力が+1され、さらに隠密状態になる。隠密効果は若干緩め。
加えて隠密状態の間、0.8cごとに武力が+1されていく。
効果時間は12.1c。効果時間いっぱいで武力が+16される(Ver.3.7.1A)。

いわば隠密状態限定の「遼東王の威光」。戦国大戦経験者には「釣り野伏」の方が馴染み深いだろう。
ただし今作の隠密状態はダメージを受けても隠密は解除されない。
そのため、董白(妖毒)のようなダメージを受け続ける計略の影響下でも間合いが離れていれば武力上昇の恩恵を受けられる。

育て方次第で武力+10を超える軍団が迫ってくるため、凄まじい圧力をかける事が可能。
加えて呉は防柵や弓兵が多く自身も弓兵であるため、相手からすれば武力状況もわからず射抜かれる羽目になる。
さらに隠密状態の部隊は弓のターゲットにもならないので、弓デッキ同士の撃ち合いにも強い。

ただし征圧力は下がらず速度も上がらないため、他の隠密計略以上に相手にある程度位置を悟られやすい。
隠密効果を全く活かせないと多少長いだけの武力+1でしかなくなり、とても士気相応とはいえなくなる。

とはいえ、いくら位置が悟られたところで出現さえしなければ武力が上がっていくことがこの号令の強み。
ぶつかりあう前段階で発動し、走射で距離を詰めつつ武力を上げていけば士気7に見合う効果は充分発揮できる。
相手の引き際に合わせてのカウンターにも適しており、塗り返しつつ安全に武力を上げることが可能。

一方でぶつかりあってからの使用には全く向かず、防衛に用いるには相手がラインを上げきる前の発動が求められる。
攻城役も武力が上がらず、マウント役との分担が難しい。
一気に距離を詰められる速度上昇号令もやや不得手であるため、立ち回りや構築で何かしらの対応策は用意しておきたい。

ちなみに計略名の「白衣渡江（はくいとこう）」は、まさしく裏書にもある、関羽を油断させて捕らえた計のこと。
この時、呂蒙軍は商人のふりをして樊城に近づいたため、関羽軍は呂蒙軍の進軍に気付くことができなかった。
白衣は商人のことを指し、これは当時の商人が白い衣を着ていたことによるもの。

登場バージョン †

Ver.3.7.0A

修正履歴 †

Ver.3.7.0B　隠密効果が解除される距離延長
　　　　　　 隠密効果が解除された場合、再度隠密状態になるまでの時間延長
Ver.3.7.0C　隠密効果が解除された場合、再度隠密状態になるまでの時間短縮(不具合の修正)
Ver.3.7.0D　効果時間短縮 12.9c→12.5c
Ver.3.7.1A　効果時間短縮 12.5c→12.1c
　　　　　　武力上昇値減少 +2→+1

不具合(Ver.3.7.0B) †