physics_apply_torque()


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physics_apply_torque()

■トルクとは
ある固定された回転軸を中心に働く、回転軸の周りの力のモーメント=ねじりの力

トルクについて、たいていはインスタンスをその重心の周りで回転させる力またはインパルスのことですが、GameMaker Studio 2では、インスタンスから独立してトルクを適用し、インスタンスを特定の方向に回転させることもできます。

目的の回転を得るために適用するトルクはすべて、インスタンスに割り当てるフィクスチャのサイズと密度 ("density") によって異なります。これらのプロパティは両方とも、トルクに影響を与える慣性を定義する質量の定義に向かうためです。 一般的な経験則では、インスタンスに大きな慣性がある場合、インスタンスが回転を開始するには多くのトルクが必要になります。 重力や衝突などの他の要因もインスタンスのトルクに影響を与える可能性があることにも注意してください。 説明に役立つ画像は次のとおりです。

physics_apply_torque_image.png
  • 高い密度で大きいオブジェクトは、トルクが "100" では、とてもゆっくりの回転となります
  • 高い密度で小さいオブジェクトは、トルクを "100" 加えると、ゆっくりの回転となります
  • 低い密度で大きいオブジェクトは、トルクを "100" 加えると、素早く回転します
  • 低い密度で小さいオブジェクトは、トルクを "100" 加えると、とても素早く回転します

ご覧のとおり、オブジェクトを回転させるために必要なトルクの量は、オブジェクトが与える基礎となる質量と慣性によって異なります。 これはすべて、作成時にインスタンスに割り当てられたフィクスチャのサイズと密度に基づいて、GameMaker Studio2によって計算されます。 また、反時計回りの回転の場合、値は負である必要があることに注意してください。

構文

physics_apply_torque(torque)
torque
適用されるトルク(Nm。ニュートンメートル)

戻り値

N/A
なし

if keyboard_check(vk_left) physics_apply_torque(-100);

上記のコードは、左矢印キーが押されたときに、100Nmのトルクでインスタンスを反時計回り(左)に回転させます。

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