カードリスト / 第3弾 / 漢 / カイ良

旧作では士気集積をしていた蒯越の兄貴が帰ってきた。
テキスト通り穏健な人物だが、どうもそちらの面より、法正のように曲者感の漂うキャラ付けがなされてしまったように見える。

スペックは1.5コストにして5/8/2となかなかだが、一方で特技は漢鳴のみであり実質なし。
将器は計略の事も考慮した知力上昇か、通常戦闘を意識した遠弓術を優先すべきだろう。

計略「漢鳴の誘導」は漢鳴版の挑発。
範囲内の敵の征圧力を?/-2/?/-4し、自身の下に引っ張ってしまう。
以降漢鳴レベルが上がるごとに効果時間も延び、漢鳴3だと武力-5がおまけに付いてくる。
その性質上、効果時間の変動はお互いの知力の差より漢鳴レベルの方が大きく、効果時間を期待するなら漢鳴レベルを上げた方が手っ取り早い。

効果時間の目安(Ver.2.1.0B)

挑発と弓兵の相性は決して良いとは言えない。
加えて士気5と重いため通常の挑発のように超絶騎馬対策や足並みを崩す目的には不向き。
そのため、基本的には漢鳴軸のデッキが苦手とする中盤の相手のフルコンを崩す目的で採用するのが主となる。
また、漢鳴の誘導レベル2で無理矢理引き込み、レベル3号令で殲滅を狙うのも一手。

とはいえ妨害効果自体は士気相応に毛が生えた程度なので過信は禁物。
特にレベル3のコストパフォーマンスは決して高いとはいえず、これ自体をメインに置くのは無理がある。
また、自身が瞬間的なダメージに乏しい弓ということもあって引っ張った敵を単独で撤退させることは難しい。
敵を引っ張ったはいいが引っ張った敵を排除できずに自分の戦線が伸びたり、自分が引っ張った敵部隊に倒されると自軍の足並みが乱れてしまうことがある。
特に漢鳴2のときにそれをしてしまうとそのまま負け筋になるので、号令や超絶強化の効果中の武将を引っ張るときは注意したい。
これ自体を勝ち手段とするのではなく、そこに至るまでの布石としての認識が無難。

Ver.3.1.0Cで範囲が3割も小さくなった(カード3.5枚分→2.5枚分)。
号令布陣としても全軍を納めるのは相当困難で、敵の主要戦力1〜2枚を引き込めればよい方だろう。

登場バージョン †

Ver.2.1.0A

修正履歴 †

Ver.2.1.0B　効果時間延長
Ver.2.1.0C　範囲拡大
Ver.2.5.1C　範囲拡大
Ver.3.1.0C　範囲縮小