《神霊の導き》

《神霊の導き/Spirit Guidance》 †

通常魔法
フィールド上に表側表示で存在する儀式モンスターを１体選択する。
このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は
その儀式の生贄としたモンスターの元々の攻撃力の合計分アップする。

　光は鼓動するクロスオーバーパック−アルバート編−で登場した通常魔法。
　儀式の生け贄に捧げたモンスターの攻撃力を儀式モンスターに加算する。

　儀式モンスターはほとんどが最上級モンスターであり、
　儀式召喚するには、同じ最上級モンスターを生け贄に捧げるか、
　下級モンスターを２体以上生け贄に捧げることになる。
　このため発動に成功した場合は、2000〜3000ほどの上昇値を期待できる。
　この数値だけを見れば、攻撃力強化の魔法としては破格である。

　しかし、儀式モンスターのみが効果対象であることが活躍の場を制限する。
　また、消費を少なくできる《高等儀式術》に対応していないのもマイナス。
　（《高等儀式術》はモンスターを墓地に送る効果を持つカードであり、
　生け贄としてカウントせず、このカードによる強化は適用されない）

　同じく儀式モンスターを対象にした《蒼炎の洗礼》と《天翼の絆》が比較に上がる。
　これらのカードは速攻魔法で奇襲性や柔軟性に長けているが、
　墓地リソースを要求し、また肝心の攻撃力アップの期待値は下がってしまう。
　このことからお互いに相互互換のカードであると言えよう。

• 本編において―
  『正義の悪！』第４９話の雨宮ＶＳアルバート戦において、アルバートが使用。
  《輝鳥-ルシス・セリヌンティウス》を対象に発動し、その攻撃力を一気に３７００ポイント上昇させた。