IPv6


Study

アドレス/データ

IPv6について

  • IPv4アドレスの枯渇に対しての解決策としてIP version6として提案された
  • 128bitで表記され,約340澗(かん/1澗=1兆×1兆×1兆)のアドレスが利用可能
  • 16bit×8に分け,「:」で区切り16進数によって表記される
    • 0が続く場合は::と省略できる

構造

  • グローバールIPアドレスとして用いる場合,半分ずつに分けて用いられる

プレフィックス

  • 前半64bit
  • IPv4でのネットワークアドレスに相当する

インタフェースID

  • 後半64bit
  • IPv4でのホストアドレスに相当する

設定

  • PnP*1によって自動設定される

NDP

  • Neighbor Discovery Protocol:近隣検索プロトコル
  • インターネットに接続すると,近くのルータを検索し,アドレスを設定し始める

アドレスの決定

  • 接続されているルータから,プレフィックス自動設定される
  • マシンのMACアドレスと合わせることでユニークなIPv6アドレスが取得できる

拡張概念

  • IPv4では無かった新しい概念や機能がついた

リンク/サイト ローカルアドレス

リンク

  • 独立した1つのネットワーク(サブネットワーク)

サイト

  • リンクが複数集まったネットワーク

リンクローカルアドレス

  • インターネットに接続しないリンク内で用いるアドレス
  • IPv4におけるプライベートIPアドレス

デュアルスタック

  • 端末がIPv4とIPv6の両方に対応していることを指す
  • 相手に合わせて用いる方式を変更する
    • 相手も両方対応している場合はIPv6を用いる
  • Windows XPもデュアルスタックになる

IPsec

  • 拡張ヘッダとして実装され,IP層だけでセキュリティを確保できる
  • 上位のアプリケーション層に依存することなくIP層のみで制御できる

*1 Plug and Play