【回答】
銃剣戦闘を重視しているか否かは国による.
日本は先進国中,もっとも銃剣戦闘を重視しているし,アメリカもそこそこ重視してる.
(アメリカの場合は,銃を使った格闘術といったほうがよい)
対して仏・独・などはほとんど重視していない.
あるにはあるけどね.
世界的に銃剣戦闘は,歩兵戦闘の技術の中ではかなり小さくなりつつある.
実際に銃剣戦闘があり得るか,というとあり得るのはたしかだが,銃剣でなくともナイフを使った格闘術とか,代替技術がある.
「銃剣道」ではないにしろ,白兵戦闘の訓練なら,歩兵にそれをやらせない軍隊のほうが珍しい.
ニュースとかドキュメント番組とか,映画(フルメタル・ジャケットとか)などで,棒の両端にクッションみたいな物を巻きつけた物で,殴り合っている新兵を見た事が有ると思うが,あれが日本での銃剣道に当たる.
歩兵の本義は地域の制圧で,そのため白兵戦闘が,歩兵の仕事から無くなる日はたぶん来ない.
もしそれが来る日があるとしたら,それはおそらく歩兵が軍隊から必要なくなる日だろう.
ちなみに,フォークランド紛争では,英陸軍が何度か夜間銃剣突撃を行なったそうだ.
アフ【ガ】ーンでもターリバーンとの戦いにおいて,ISAFの英軍が1ダース以上の銃剣突撃を敢行している.