甘皇后の回復の舞いを後ろ盾に戦うデッキ。
追い込まれている状況では効果が薄いので爆発力は低いが、ハマれば強い。
城内踊りが難しくなり、乱戦の効果が大きくなったver1.003では相対的に弱くなり、あまり見かけなくなった。
ver1.12で乱戦の地位が高まり復権の兆しあり。しかし業炎・赤壁・夷陵と言った大型火計も増加傾向で高い反計精度が求められるように。
このデッキを使う覇王「荀銀STO」(現在:大軍師)が全国大会で優勝。ブームが来ている。
キーカードと補助の関係から、ほぼ魏蜀5枚の構成となる。
全国大会優勝後使用率が爆発的に増加、その人気たるやSTOデッキのカードは全てランクインしている程。
踊る前〜踊り際の防戦や甘皇后の守り方など気を使う部分は多いが、回復で優位を取って押し潰すと言う戦術のわかりやすさも人気の秘密。
覇王〜1品では董卓W反計、隙無き反計、そしてこの甘皇后デッキが多数を占めており当たるとゲンナリするワーストデッキに選ばれる程増殖している。
某大軍師もあまりの増殖ぶりに嫌気がさしたのか(もしくは厨デッキで勝ち続けているのでは無い事を証明する為か)C,UCオンリーデッキで頂上に登場した。
【キーカード】
【補助】
【アタッカー】
回復の舞いは、動きが遅く帰城回復の難しい槍兵・攻城兵・歩兵、動きたくない弓兵と相性が良いので、高武力の弓槍をおりまぜたデッキが望ましい。
そして機動力の不足を補うため挑発持ちのR許チョかR姜維(でなければ張松+高武力槍)は必ず入れたい。
舞った後の狙いは大きく分けて2つあり、ひとつは軽量級の騎馬で1発入れて守り抜く形。
もうひとつは回復の後ろ盾を得たマウントと攻城で大ダメージ、あわよくば落城を狙ってしまう形。
相手のデッキ構成ともよく相談し、どちらのパターンで勝ちを狙うかを検討しよう。
なお、回復の舞いを前提とすれば復活は必ずしも必要でない。
しかし他にはコスト1で良いやつらが多いので使っても損はない。
【計略要員】
回復の舞いを舞った後は、挑発を使いまくらない限り士気が余るため、積極的に計略を打てる。魏蜀2勢力なら特に。
ただしダメ計持ちが相手にいる場合は、必ず反計の士気3を残すか、相手の士気状態を把握して絶対にダメ計を打たれないようにすること。
【兵法】
連環の法がよく使われる。舞っているにも関わらずエースアタッカーが死んでしまううちは、再起の法が無難。
最近では増援の法使用者も増えている。
【デッキサンプル】
【基本対策】
基本中の基本。おそらく普通に踊られるだけでなす術も無いであろう5〜6品向きの内容で。
回復デッキの最良の勝ちパターンは、自然回復する高武力部隊によるマウント+攻城である。
なにしろ帰城しなくても兵力が回復するので、完全にハマってしまえば無限のマウントが可能となり脱出は困難を極める。
故に相手をする側は、意識してこの状況を作らせないよう立ち回る事が求められる。
回復デッキ側は甘皇后がほぼ戦力外で7コストで戦うような物なので、開幕は攻めたい。
この時、何より優先したいのは攻城よりも柵の破壊。
一度甘皇后に踊られてしまうと相手の乱戦能力は飛躍的に向上し、真っ向から柵を破壊する事が至難になるためである。
逆に開幕で半分ほど城ゲージを奪ったとしても、後から万全の体制を作られてマウントを食らえば逆転は必至である。
程昱など伏兵がいる場合は高確率で柵付近に配置されているため、できれば伏兵を踏める者は温存しておきたい。
柵を破壊した時点でなおも大幅有利な戦況であれば攻城を行うが、無理は禁物である。
ここであまり無理をすると、ちょうど士気7〜9が貯まる辺りでこちらの戦力が消耗、踊り際の攻防が大きく不利になってしまう場合がある。
士気が8〜9貯まる辺りからが中盤戦となる。回復デッキ側は大抵この辺りで踊ってくる。
ここからは7点の士気有利を生かし、こちらも計略を惜しみなく投入し舞姫の撃破を第一目標とするべき。
ダメージ計略が使えれば楽ではあるが、相手には反計が入っているケースが多く簡単にはいかない。
ここで開幕に障害物を破壊できているかどうかが重要になる。柵さえ無ければ全体強化での正面突破や神速系による単騎速攻も楽になる。
踊り際は特に2色回復デッキにとって最大の弱点であり、ここを凌がれると流れは一気に回復デッキ有利に傾く。
押し込まれてしまっても諦めずに、なんとか攻城部隊の隙をついて甘皇后撃破の遊撃部隊を繰り出したい。
この状態で甘皇后前に柵が残っていると、逆転はほぼ絶望的。