武将名 | しばい ちゅうたつ | 深謀を極めし者 |
司馬懿 −仲達− | 曹叡死後、その遺言により曹爽とともに幼帝を補佐することになる。しかし曹爽一派の策略で、しばらく実権から遠ざけられてしまう。この間、病気ですっかり衰えた様子を見せて相手を油断させ、のちクーデターで曹爽一派を一掃。魏での権勢は絶大なものになった。 「我が智の前では、貴様なぞ赤子に等しい‥‥‥」 | |
コスト | 2.0 | |
属性 | 天 | |
兵種 | 騎兵 | |
能力 | 武力6 知力10 | |
特技 | 伏兵 魅力 | |
計略 | 機略自在 | 範囲内の敵の計略による効果を消し、武力を下げる。範囲内の敵の数より味方の数が多かった場合、範囲内の味方の武力と知力と移動速度を上げる。 |
必要士気6 | ||
Illustration : 一徳 |
Ver2.1x SR司馬懿の互換。機略デッキのキーカード。
Ver2.0x R司馬懿(とLE2種)と同スペックであるが互換はなく そちらは攻守自在なので注意。
コスト2武力6 というスペックには不安があるが 高知力の伏兵かつ騎兵なので 十分な戦力になる。
また文官扱いで一騎討ちが起きないので、不意の撤退で戦略が大きく崩れてしまうことがないのは号令持ちとしては利点。
機略自在は範囲内の敵と味方の部隊数によって効果が変わる特殊な計略で、敵と味方が同数だと敵掛けが優先となる。
味方掛けの号令はVer3.594_Eでは武力+3、騎兵は通常迎撃、弓兵は迎撃される、槍兵は迎撃されない程度の速度上昇(約1.7倍)、知力+2が得られる。
この知力上昇が独自の強みで、ダメージ計略や妨害計略への耐性を向上させることに加えて、知力依存型の計略コンボにも期待がかかる。
勢力や兵種に関係なく効果があるため、魏以外の勢力と組み合わせて優良スペックの武将(特に槍兵)で固めるデッキ編成も可能。
しかし当然ながら混色にすれば最大士気に制限がかかり、妨害機略の二度掛けや号令機略後のコンボの選択肢が狭まることは注意。
計略範囲は雲散の計としては広めだが、号令としてはかなり狭い。
味方掛けの直前にどうしても密集するタイミングが生じるため、妨害計略やダメージ計略で先手を取られないよう注意が必要。
そして、それらへの対抗手段として反計持ちを少なくとも一人は採用しておきたい。
敵掛けにおいても、部隊を広めに散開されると1、2部隊しか入らないことはザラにあるので過信は禁物。
混戦状態で敵掛けしようとして範囲内に味方が多く強化になってしまった、などのミスにも気をつけたい。
また消費士気が重いので、他の雲散計略ほど気軽に相手の計略を打ち消すわけにはいかないことも難点。
Ver3.5以降は 味方掛けが 自身も範囲に含むように変更されたため 計略範囲も変わり 自分に密着した円形となった。
味方掛けは以前より密集せねばならず、敵掛けも以前より敵に近づく必要があるので妨害計略やダメージ計略、反計には要注意。
以前よりも足並みが揃えやすくなり、自身も攻勢に加われるようになったが依然として
士気6を使っても素の状態のコスト2〜2.5の武将に互角の戦いをされるのが悩みどころ。
また、自身が強化されるため味方部隊への重ね掛けはできなくなってしまった。
「味方掛けの後に相手に大型計略を撃たせて雲散する」という戦術も実質不可能なので、他の計略で補いたい。
Ver3.51Bでは、攻城力がコスト依存に変更されたので高コスト槍兵の需要が高まった。
魏を代表する槍兵であるR典韋と相性が良いSR司馬懿も引き上げられる形で需要が増加。
また英知デッキにおけるコンボ要員としての地位を確立し、覇者の求心と魏の号令筆頭を争うまでに躍進した。
Ver3.59で 効果時間が少し短縮。さらに範囲も縮小され、全勢力の全号令の中でも屈指の狭さとなってしまった。
かなり密集しなければ全部隊を入れるのは難しく、何も考えずに相手の眼前で使おうと思うとダメージ計略や妨害計略の餌食にされる。
その一方で、妨害効果は武力-2から武力-3に強化。効果範囲と効果時間も考慮すれば、サブとして優秀な雲散と弱体化である。
総じて、以前にも増して上級者向けのテクニカルな計略になった。
戦況を良く見て両効果を使い分けること、速度上昇した複数部隊を効果的に運用すること、効果範囲の狭さをフォローすることも必要である。
号令としては難易度が増したが、魏でコスト2の英傑号令ということが貴重で、
新計略への対策として効果的な妨害雲散、英知デッキの一員としての需要などから、
ランキングでは未だ30位内をキープしている。