原文の順番。
平均ビットレートの指定。default=off
Pフレームに適用するquantizerの指定。default=26。0でロスレス。
固定画質モード。bitrate指定と同時使用でqp_constantより実用的な画質固定(に近い)1パスエンコードが可能
2 または 3パスモードの指定。
高速1st passモード。default=0(非使用)
IDRフレームの最大間隔。default=250
IDRフレームの最小間隔。default=25
Iフレーム挿入を決断する際の積極性。default=40
P/Bフレームと参照フレームまでの最大距離。default=1
Bフレームの最大連続数。default=0
使用するBフレーム数の自動決定。default=on 音ズレに注意?
b_adaptとweght_bは競合する。
(no)b_adaptの「決断力」の強さ。default=0
Bフレームを参照フレームに使う。default=不明 QTPlayer 7非互換
デブロックフィルタ。default=on
*2006/10月上旬に登場
CABACの適用。default=on iPod 非互換
quantizerの最小値。default=10
quantizerの最大値。default=51
フレーム間のquantizer変動幅。default=2 管理人推奨値=4〜
ABRにおける変動幅の許容値。default=1.0 管理人推奨値=4
ローカルビットレートの最大値。default=off
vbv_maxrateで使う平均化区間。default=off
default=0.9
I-P間のquantizer換算係数。default=1.4
P-B間のquantizer換算係数。default=1.3
quantizerの圧縮。default=0.6
Iが後続のPに近い画質になる事を保証。default=20
qp値の時間軸ぼかしフィルタ。default=0.5
エンディングなど、部分的な画質調節
Bフレーム中のダイレクトマクロブロックで使われる動き予測方式。default=spatial
管理人推奨値auto(旧3)
Bフレームの適応重み補完。default=不明
b_adaptとweght_bは競合する。
(*2006/10月上旬に登場)
オプショナルなマクロブロック・タイプの指定(default: p8x8,b8x8,i8x8,i4x4)。
空間軸の状況適応変形サイズ(?)。default=不明 High Profile
フルピクセルの動き予測アルゴリズム。default=hex
管理人推奨値=umh
meで使う動き捜索範囲。default=16
subpel精製品質の調整。default=5
管理人推奨値7
サブピクセル動きサーチで彩度情報も参照。default=on
各8x8 または 16x8 motion partitionが、独自に参照フレームを選べるようにする。要frameref>1。
Bフレームのマクロブロックタイプのレート歪み最適化。要subq=6。
双方向(予測)マクロブロックのモーションベクトル精密化
レート歪み最適化の量子化(default=1)
*2006/10月上旬に登場
*2006/10月上旬に登場
Pフレームにおける速い段階でのスキップ検出。
闇階調のブロックノイズ緩和に効果有り
Pフレーム中の僅かな係数しか含まないDCTブロックを除去(デフォルトはenabled)。
ノイズリダクション
彩度と輝度で別のquantizerを使う。default=0。実用範囲-2~2。
カスタム量子化マトリクス。default=flat High Profile
カスタムイントラマトリクス。輝度4x4。default=不明 High Profile
カスタムイントラマトリクス。彩度4x4。default=不明 High Profile
カスタムインターマトリクス。輝度4x4。default=不明 High Profile
カスタムインターマトリクス。彩度4x4。default=不明 High Profile
カスタムイントラマトリクス。輝度8x8。default=不明 High Profile
カスタムインターマトリクス。輝度8x8。default=不明 High Profile
H.264規格ビットストリームのLevel指定。default:51 - Level 5.1
マルチスレッド。default=1
PSPとか用
インタレ保持
スクリーンに表示する情報量。default=2
signal-to-noise ratioの表示。default=nopsnr
*2006/10月上旬登場
PSNRより新しい画質指標。
エンコード中の視覚化。default=novisualize
AVI作成ソフトとしてスタートしたMEncoderは、AVIにBフレームを入れるハッキングを前提としている。
このため、bframesを使うと冒頭にDelay Frame(またはN frame)が入る。枚数は1枚だが、B関連のオプションにより増える可能性がある。
この仕様によるデメリットは以下の通り
原因はMEncoder.cのかなり深い部分に関わるものであり、改善は難航している模様。
-lavfoptsを使うと直接.mp4コンテナに書き出せるが、この場合、bframesを使うと警告と共にエンコードが中断する。原因は上記と同じ。.mp4コンテナが要求する特定のヘッダ情報(フレームの表示持続時間やバッファリング期間SEIなど)をうまく吐き出せないため。
元来、MEncoder.c自体がMPEG系素材のPTS,DTSを解釈できないため。
-mpegoptsではPTS,DTSを推測で書き込むが、Bフレームの取り扱いが大幅に複雑化したH.264/AVCでは推測書き込みも困難。
双方向予測について。
BフレームはMPEG4とH.264/AVCで若干意味が異なるようだ。
MPEG4までのBフレームは、自分より前後から各1フレームを参照フレームに使う。従って、bi-directional(双方向)
H.264/AVCのBフレームは、前後を区別せず前から2枚でも、後から2枚でも、前後から各1枚でも良いらしい。従って、bi-predictive(双予測)
x264のBがbi-directional(双方向)のみであるのか、bi-predictive(双予測)も使うのかは不詳。
IDRフレームとは、H.264/AVCの新しいIフレームの一種。
正式にはInstantaneous Decoding Refresh(デコーダ復号動作の瞬時リフレッシュ)というが、要するにデコーダ・バッファにリセットをかけるフラグのついたIフレーム。
Iフレームが画質のキモとなる事は変わらないが、シークはIDRフレーム単位でしかできない。
IDRは後続フレームに対し、自分より前のフレームを参照する事を禁止する(H.264/AVCのIは禁止しない)。
H.264/AVCでは参照関係の自由度が激しく向上した。
このように、従来のclosed GOP(Iフレームを基準とするシーク/編集の単位)の概念はめろめろになっている。IDRフレームはこれを解決するもの。
MEncoderのx264関連記述から読み取れるのはこれくらいだが、規格上はこの他に、
と、いったものもある。
このように、”参照関係の自由度が激しく向上した”事で、デコーダバッファ内部における映像ストリームのフレーム並べ替えは不規則で、複雑なものになっている。
Win/Linux由来のAVIインフラにベースを置くMEncoderのx264がこれをどこまでサポートしているかは疑問が残る。
qp_minを始め、多くのオプションにABR or Twopassの記述がある。
x264は1passでも平均化区間(Averaging period)を使ったABRになると思われる。バッファ内に映像の一定区間を溜め込み、その範囲でABRを行う模様。
原文では、この区間単位のビットレートをローカルビットレートと呼んでいる。
関連オプションとしては以下のようなものが上げられる。
Pフレームに適用するquantizerの指定。default=26。0でロスレス。
デブロックフィルタのAlphaC0 パラメータ。default=0
デブロックフィルタのベータパラメータ。default=0
マクロブロックタイプ"i4x4"。default=on
マクロブロックタイプ"i8x8"。default=on High Profile
マクロブロックタイプ"b16x8"、"b8x16"、"b8x8"。default=on
マクロブロックタイプ"p16x8"、"p8x16"、"p8x8"。default=on
マクロブロックタイプ"p8x4"、"p4x8"、"p4x4"。default=off
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