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1991年7月21日、三好郡井川町、県道140号線沿いの車両待避所で、20代と思われる
女性の焼死体が見つかった殺人死体遺棄事件は発見から14年を過ぎ、時効まであと1月。
いまだ女性の身元さえ分かっていない。
女性の遺体が発見されたのは、国道192号から約10キロ南の県道・大利辻線沿いの
車両待機所。遺体は家庭用ゴミ袋に包まれ、自動車用オイルで焼かれていた。
現場近くに残されていた、オイル缶とゴミ袋が、兵庫県内で販売されていたことや、
遺体発見前日に神戸ナンバーの乗用車が目撃されていることから、女性が同県内で
居住していた可能性があるとみられている。
捜査本部は今年1月、あらためて専従捜査班を置き、全国の警察に出されている
3000人以上の家出人捜索願の洗い直しや、新たに寄せられた情報を確認するなどの
捜査を続けてきた。しかし、被害女性の身元判明につながる有力な情報はいまだ
得られておらず、捜査は暗礁に乗り上げている。