起きる頻度は少ないくせに、起きた後の状況は重大で、しかしルールブックから探しにくく、探しても見つからない(そもそも書いてない)事が往々にある、小憎らしいグリッチとクリティカルグリッチ。 そんなグリッチのルールや例示を日本語ルールブックから抜き出しました。 グリッチをどう扱おうか迷ったら、この一覧を見て参考にしてください。この一覧に見つからなければ、笑えて困った状況を自分で考え出しましょう。

最もテストの頻度が多いであろう、物理攻撃と回避については記述がないんですね。 状況によって楽しいトラブルが色々考えられそうですが、何か「定番」が決まっていると楽でいいなぁ。

楽しいグリッチを思いついたなら、この一覧に加えてください。ルールブックのページ数の代わりに、(自作)と記入して。更新したらトップページの更新メモにも記入をよろしく。

凡例(ルールブックのページ数)

G:グリッチで起きる状況です
C:クリティカル・グリッチで起きる状況です

  • 複数の候補がある場合や、例示の場合、番号なしリストで示します

金網を登攀(P.60,61)

G:降りる途中で足を滑らせた拍子に持っていたバッグを破ってしまい、中身をそこらじゅうにぶちまけてしまった
C:フェンスの上端で装備が金網にひっかかって動けなくなり、自力では降りられなくなった

「グレムリン」がピストルを撃つ(P.89)

G:

  • クリップがどういうわけか銃から抜け落ちたり
  • スライドが遠くに飛んでしまったりする

「グレムリン」が制限されたノードにアクセスするためにコムリンクを使う(P.89)

G:

  • 突然わけもなく言語インターフェースがリトアニア語に変わる

登攀(P.123)

G:手足を滑らせて落下し始めます。滑落を防ぐテストをさせても良いが、成功しても1D3メートル落下しています。
C:どこにもつかまることが出来ずに落下し、他のキャラクターや安全装備、あるいはGMの慈悲に身を任せるしかありません。

<エチケット>(P.130)

G:相手に馬鹿にされるような無作法をやらかしたことになります。
C:何か自分が不適格である証拠を示してしまい、相手の敵意レベルが1段階上昇してしまいます。

言語技能(P.137)

G:大部分は正しく伝わったとしても、一部が誤解されてしまいます。

記憶テスト(P.138)

G:細部の一部を忘れたり、間違えたりしてしまいます。
C:まったくの勘違いを正しいを思い込んでしまうでしょう。

イニシアティブ・テスト(P.143)

G:同じイニシアティブ・スコアのキャラクターの中で(同時ではなく)最後に行動する。GMの判断次第では、キャラクターの最初の行動に軽度のダイスプール・ペナルティ(-1)を負わせても良い。
C:すべてのイニシアティブ・パスで最後に行動するだけでなく、(もしあれば)追加のイニシアティブ・パスを1つ失う。

抜き撃ちする(P.146)

G:

  • ホルスターにひっかかって銃が抜けない
  • 銃を落とす

C:

  • 銃を部屋の反対側まで放り投げてしまう
  • 誤ってホルスターの中で発射してしまいます

転倒狙いの攻撃(P.162)

G:攻撃側も一緒に倒れてしまいます。
C:防御側は立ったままで、攻撃側だけが転倒します。

ダメージ抵抗(P.164)

G:さまざまな解釈をすることができます。

  • 防具の効果が減ったのかもしれません(装甲値を1減らします)。
  • ダメージを受けた部位のサイバーウェアが使えなくなり、修理を受けるまで機能しないかもしれません。
  • 太い血管が傷つき、大量に出血するかもしれません。
  • 骨が折れているかもしれません。
  • まぶたに切り傷が出来たせいで知覚テストにペナルティを受けるかもしれません。

不意打ちテスト(P.168)

G:あわててしまい、

  • 飛びあがったり、
  • あるいは何かに突っ込んでしまったり、
  • 持っている何かを落としてしまったりします。

C:攻撃にまったく気がつかず、立ちすくんだままで対応することができません。彼は完全に不意打ちされたとみなされて、簡易動作を含むいかなる行動もできません。事実上、そのキャラクターは、イニシアティブ・パスを1つ失います。

障壁の破壊(P.169)

C:(障壁は動かないのに)攻撃が外れる

ヴィークル・テスト(P.171)

G:ヴィークルに何か悪いことが起こる原因になります。

  • ウィンカーとワイパーを間違える
  • タイヤのパンク
  • 一時的な制御不能状態に陥り、ヴィークルに乗っているすべてのキャラクターのすべてのテストに-2の修正を適用。1ターン以内にヴィークル・テストに成功しなければ、ヴィークルはクラッシュしてしまいます。

C:ヴィークルはクラッシュします。

呪文行使(P.188)

G:ありとあらゆる面白い現象が起こりえます

  • 《火球》が物すごい量の煙を生み出して視界を遮ってしまう
  • 《空中浮遊》で一定の軌道をぐるぐる回るだけしか動けなかったり
  • 《幻影》では想定外の感覚刺激が出たり

といった予想外の副作用が出ます。 GMの判断次第では、ドレイン値が増すかもしれません。

C:違う対象や術者自身に呪文がかかったりするといった、大きな被害が起きるかもしれません。

GMの判断次第では、ドレインが身体ダメージに変わるかもしれません。

呪文対抗(P.190)

G:

  • 呪文は他の(大抵は味方の)キャラクターに呪文が「反射」したり、
  • 対抗しようとした呪文のドレインをこうむったり(呪文の【フォース】が自分の【魔力】より大きければ、ドレインは身体ダメージです)

C:本来の対象と同時に、対抗しようとした魔法使いまでまったく同じ呪文の効果を喰らう可能性があります。

召喚テスト(P.194)

G:ゲームマスターが創意工夫して決めることをおすすめします。

  • 召喚した精霊が異常に気難しくて、与えられた指示の揚げ足を取ってばかりいるとか
  • 命令を本当に字義通りに解釈したりする
  • 精霊のパワーの1つが欠けていたり
  • 精霊のパワーの1つが予想外の何かと入れ替わっていたりして

C:

  • ドレイン値を上げたり(例えばダメージ値+2)
  • 魔法使いが少なくとも次の日の出か日の入りまで召喚能力を失うことにしたり

精霊側の召喚テスト(P.192)

G:

  • 1つ余分に助力したり
  • 束縛が容易だったり
  • なんらかの不利な資質を背負っている

束縛テスト(P.195)

G:基本的には召喚テストと同様ですが、やや強めの結果が出ます

  • 魔法使いが精霊に助力するよう束縛されてしまう

C:精霊は制御を逃れ、魔法使いを攻撃しようとするかもしれません

探知呪文(P.215)

G:誤っていたり、誤解を招くような情報を得てしまうかも知れません。

C:

  • ドレイン値が増えたり(+2)
  • ドレイン値が身体ダメージになったり
  • キャラクターが一時的に何らかの感覚機能を1つ失ったり
  • 不可解な形で他の誰か(おそらく敵側)にその呪文の効果を与えたしまったり

脆弱性の探査(P.241)

G:目標ノードはハッカーの偵察を発見します。
 GMの裁量で、

  • テストをやり直す必要があるかもしれません
  • ノードが侵入に対して対策を固める(侵入の際の発見テストにボーナスを得ます)
  • 侵入時に警報が自動的に発動してしまうかもしれません

侵入後のテスト(P.242)

G:うかつにもシステムのファイアウォールに自分の存在を知られてしまいます。

スプライトのレジスター(P.257)

C:スプライトは制御を逃れます。もはやテクノマンサーのタスクを実行する義務はありません。スプライトはいたずら好きな性格であることが多く、大混乱を引き起こすチャンスを逃すことはありません。

回復(P.266)

G:休息時間が2倍になります。
C:休息時間が2倍になるのに加えて、ダメージが逆に1D3点増えてしまいます。

応急処置(P.266)

G:必要な時間がが2倍になります。
C:ダメージが1D3点追加されます。所要時間もそれに応じて増えてしまいます。

医術技能(P.267)

G:回復時間は2倍になります。
C:回復時間が2倍になるだけでなく、ダメージが1D3点増えてしまいます。

依存症テスト(P.270)

G:依存症には抵抗できたとしても、そのドラッグでひどい目(バッドトリップやひどい副作用など)にあったことになります。
C:依存症になったうえに、依存物への耐性が強まってしまいます。

コンタクト関連のテスト(P.308)

G:ゲームマスターにはいくつかの選択肢があります。

  • コンタクトが情報収集を実行している場合は、単にいくつかの事項に誤りがあるため記憶が不正確ということにすればよいでしょう。
  • コンタクトが裏取引にかかわっている場合、中古品や異なったモデルで、いくつかのバグがあるものを手に入れたりするでしょう。
  • 第三者が裏取引を嗅ぎつけたのかもしれません。

C:どこかで何か大きな間違いが起こっています。

  • コンタクトが提供した情報が完全なガセだったり、
  • 取引相手が裏切ろうとしていたり、
  • 何か間違った情報が伝わって重要なNPCを怒らせてしまったりします。
  • キャラクターの行動についての情報が最悪の相手に漏れてしまったことにしてもかまいません。

入手テスト(P.331)

G:キャラクターの注文が、望ましくない相手(ローンスター、犯罪組織、ライバル、敵、あるいはその類)の注意を引いてしまうかもしれません。
C:

  • 何らかの形で誰か重要な人物を侮辱してしまい、態度を改めるまで、そのコンタクトが使えなくなったり
  • ブラックマーケットのおとり捜査に引っかかったりするかもしれません

売りさばく(P.332)

G:入手テストのグリッチと同様、望ましくない勢力の注意を引いてしまいます

モノフィラメント・ウィップ(P.335)

G:

  • ワイアが絡まってしまうか
  • 先端のおもりが何かにぶつかるか
  • 近くにある何かを誤って切断するか

C:自分自身を攻撃してしまったことになり、キャラクターはこの鞭の基本ダメージコードに抵抗しなければなりません

炸裂弾、強化炸裂弾(P.342)

C:炸裂弾は暴発します。使用者は、その武器の通常ダメージと同じダメージコードによる1回の「攻撃」を自動的に受けてしまいます。使用者は通常通りにダメージ抵抗を行います。