後漢の皇族のひとり。劉虞の長男。
霊帝時代末期に劉虞は幽州刺史として赴任しているが、劉和は中央に残った。
董卓が権力を握り献帝が即位すると、献帝や袁紹らの信望篤かった劉虞の子として侍中に任じられる。
やがて董卓が暗殺され長安が混乱に陥ると、献帝は劉虞に助けを求め劉和を使者として送り出すが、
劉和はその途上で袁術に身柄を拘束されてしまう。
どうにか脱出し河北に到着する頃には、すでに劉虞は公孫瓚に殺害されており、
劉和は袁紹と組んでその軍勢を預かり公孫瓚の打倒を果たす。その後の動向は記録がない。