武将名 | だいきょう | 魂の管理人 |
大喬 | 絶世の美女と謳われた女性で、孫策の妻。早くに夫を亡くし未亡人となるが、その後も孫呉を支え続け、戦に向かう兵の帰りを待ち続けた。 「お願い…一日でいいから、あたしより長生きして」 | |
コスト | 1.0 | |
属性 | 人 | |
兵種 | 弓兵 | |
能力 | 武力2 知力7 | |
特技 | 魅力 | |
計略 | 会えてよかった | 範囲内の味方にかかっている、全ての計略による効果を消す。さらに武力によるダメージを軽減する。 |
必要士気5 | ||
Illustration : 高橋留美子 |
2010年7月5日発売の『ビッグコミックスピリッツ31号』に付属したEXカード。
Ver3.59で追加されたスピリッツコラボカードの一枚であり、元ネタは「めぞん一刻」に登場する音無響子。
襟元の模様が元キャラの着けているエプロンの絵柄・文字になっている事、大喬・元キャラともに未亡人である事の他、
原作終盤で主人公・五代と結婚した事で「ごだい きょうこ」となったもじりも、ネタとしてちりばめられた一枚。
フレーバーテキストの台詞は原作終盤で五代のプロポーズを受けた時の台詞で、
計略の「会えてよかった」も響子が前夫の墓前で「(五代に)会えてよかった」と伝える所から来ている。
他のスピリッツコラボカードがR、SRである事に合わせてか、EXであるがカード枠がレア仕様となっている。
種別レアリティはEXだが、ゲームで使用する場合はRとして扱われる。
R大喬は大流星の儀式(Ver3.0)に続く、2枚目のカードでもある。
肝心の能力の方は、コスト1で2/7・魅力の弓兵と、サポート役としては十分に及第点。
計略もVer2.xのレアの自分が持っていた江東の大華+河賊の粘りというこれまでにないもの。
計略範囲はカード2枚分ほどの直径の自分中心円で、浄化の計よりわずかに大きいが河賊の粘りよりは小さい。
効果時間は7.5cと破格で、大概の英傑号令と同等。河賊の粘りと同様に士気差を作ることも可能。
江東の大華と比べると範囲が狭く、必要士気も1多くなっているので、天啓などの自爆計略を浄化する目的では使いづらい。
基本的には敵計略に対して使う、粘り効果のついた浄化(あるいは浄化のおまけつきの粘り)というスタンスになるだろう。
特に天啓や快進撃と一緒に無理なく粘りを入れられると考えれば十分な性能である。
気をつける点は、浄化と違っていつでもどこでも妨害をシャットアウトできるものではないということ。
味方の計略も消えるのでコンボで使いづらく、また8c経って防護効果が消えるまでは再使用ができない。
特に、こちらの号令に対して相手が妨害をかけてきたときは、妨害を消すと号令も消えてしまうので困ることになる。
もっとも武力低下の妨害は防護効果でほとんど相殺できるためよほどの低知力でない限り意識する必要はないが。
妨害がメイン計略のデッキには素武力で立ち回る事も重要か。号令を絡めた総力戦では号令より先に計略を打つようにするといいだろう。
ただし、計略効果で打ち消すことの出来ない効果との組み合わせは可能。
回復、妖毒、飛天などの舞い計略や、回復奮陣や諸刃劣陣、速軍侵攻などの奥義と組み合わせれば
状況によっては決め手ともなりうる力を発揮できるだろう。混色デッキでの採用も期待でき、今後の活躍が予想される一枚。
実は一騎討ちの対象となるので、肝心なときに討ち取られる危険性がある事に注意。
状況によっては計略を生かせなくなってしまうので、その隙を敵に衝かれないように運用しよう。
また、専用の宿星称号を持つ史上初のEXカードである。
EXカードの中では比較的入手が容易であり、かつネタに走りがちなEXにしては高い実用性も兼ね備えているため、
激戦区である呉軍のコスト1枠でありながら発売翌日に使用率ランキングTOP20にランクイン。
その後の使用率は下降気味だが、局地戦などの一時的な使用率変動を除けばEXカードのランクインは初の快挙である。